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被爆者はなぜ原爆症認定を求めるのか (岩波ブックレット NO. 684) 単行本 – 2006/9/28
購入オプションとあわせ買い
ヒロシマ・ナガサキの被爆者が,自分の病気を「原爆症」と認定することを求め
ておこした裁判です。2006年,大阪と広島の地方裁判所は,いずれも原告全
員について国の判断を取り消して原爆症と認定する画期的な判決を言い渡しまし
た。
★☆なぜ被爆者が裁判に
「あの日」から60年以上立った今も,なぜ被爆者が裁判を起こさなければなら
ないのでしょうか。
現在「被爆者健康手帳」を持っている人は25万人数千人,さまざまな事情で手
帳を持っていない人を考慮すると30万前後の被爆者が生存しています。そし
て,近年の研究によって,放射線は,がんに加え,心筋梗塞や脳卒中等の発症
を促進することが明らかになっています。ところが,被爆者が病気になって
自分の病気を「原爆症」と認定するように申請しても,ほとんど却下されてしま
います。現在「原爆症」と認定されている被爆者はわずか2200人です。
原爆被害を小さくみせる国の政策によって,残留放射線や内部被曝等,放射線に
よる被害が否定され隠されてきたのです。
★☆1970年から被爆者の相談を受けてきた伊藤が,被爆者たちの原爆被害と
の苦闘と集団訴訟への歩みを紹介し、認定制度の問題点,核燃料再処理施設や
劣化ウラン弾の問題ともつながる低線量被曝・内部被曝の危険性など,集団訴訟
の争点について中川がまとめ、田部は「被爆者の思い・世界へ」と読者のみなさ
んへ語りかけます。
☆★いまこの時代だからこそ,是非お手にとってください
被爆者は高齢化し,集団訴訟の提起後も,全国で約180名いる原告のうち30
名以上が亡くなっています。このような中,東京,名古屋はじめ各地の裁判所で
判決が予定されており,原爆症認定集団訴訟は,山場を迎えています。
「ふたたび被爆者をつくるな」という被爆者の痛切な願いに反し,世界に戦争と
核兵器が拡散しています。この日本でも,憲法9条を変えて「普通の国」になろ
うという声が大きくなっています。
このような時代だからこそ,ぜひ,この一冊をお読み下さい。
戦争と核兵器が,数十年の時を越えて被爆者のからだに何をもたらしているの
か,人生をどう変えてしまったのか・・・
被爆者の命をかけた訴えと心ある専門家の研究が語る真実に耳を傾けていただき
たいのです。
☆★ブックレットもくじとおもな内容
■はじめに
■六一年間の苦しみの中で----集団訴訟にかける原告の思い
三次高等女学校の大江賀美子さん/爆心地を三日間歩き回った
谷本明子さん/広島判決を聞くことなく亡くなった萬膳ハル子
さん/多重がんとたたかう荻沢稔さん
■なぜ被爆者の病気は原爆症と認定されないのか
原爆症認定制度と二つの要件/「審査の方針」と原因確率/現
実を説明できないDS86/原因確率論のごまかし/放影研の
調査の問題点
■《いのちをかけた闘い》としての集団訴訟
被爆者運動と原爆症認定問題/二人の被爆女性/被爆者と裁判
/原爆症認定集団訴訟へ/「原爆被爆者の基本要求」と原爆症
認定集団訴訟
■被爆と疾病の因果関係を問う
『ピカにもドンにもあっていないのに』/キノコ雲の下では/
内部被曝のおそろしさ/がんだけではなくさまざまな病気が/
低線量被曝の危険性/援護法と科学を無視する厚労省
■被爆者の思い・世界へ
- 本の長さ63ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2006/9/28
- ISBN-104000093843
- ISBN-13978-4000093842
著者について
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原爆投下後に広島に入った人の多くが残留放射能を浴びているにもかかわらず、非被爆者として扱われ、その人たちの症例が被爆者数にカウントされていない例があり、統計上は放射能の影響が小さく見せかけられてしまう(P35)。
広島で、直接被曝をしていなくても急性被曝と同じような症状が出て死亡した事例(P53)がある。
また、放射線影響研究所の疫学調査から、すべての癌以外にも、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病についても、原爆放射線による増加が報告されているそうです(P57)。さらに、放射線が免疫の異常や加齢(老化)を促進するというデータもあるようです。原発から放出された放射線が実際、どのように拡散・分布しているか分かりませんが、慎重な判断と行動が必要だと思います。