この文章は某週刊誌に連載されたものを纏めたものである。
著者は「八王子医療刑務所」が普通の刑務所で環境が良さ気に思えて（実は勘違い）そこに志願して潜り込んだ。
結果 この世の物と思えないモノを実体験する事になってしまった。
詳しくレビューしたら規定違反で引っかかって削除されてしまったのであるが 実際「よくまあこの人が普通の裁判を受けられたもんだ」と思うような方々が収容されている。連載時にあった「恐怖の盆踊り」は自主規制されてカットされてしまったが一度読んだら忘れられない恐怖であった。医療刑務所に収容される囚人は大抵の場合がシャブ中やヤク中で妄想の世界に生きているわけだ。しかもFlashbackするわ脳萎縮から症状が劇的に悪化し廃人になるわ、その中に放り込まれた著者の苦労話は安部譲二大先生の体験の何倍も物凄い。
もし興味が有れば是非ご一読下さい。他に当書のような本は有りません。コレだけです。
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