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ひとり仕事術 単行本(ソフトカバー) – 2005/10/7
会社を辞めてたくましくなれる1冊。
独立した人、したい人のためのバイブル!
■この本が必要な、“ひとり仕事人”とは?
1. 夢や目標を持ち、その実現に向かって行動している人、あるいは、その第一歩を踏み出そうとしている人
2. 好きな仕事ができ、心の豊かさを保てるだけの「ほどほど」の収入を確保したい人
3. 雇われることなく、雇うことなく、自分のスタイルで仕事をしたい人
この本では、こうしたひとり仕事人にとっての「仕事の創り方」「キャリアプランニング」「時間とお金の管理術」「働く環境」などについての具体的な知恵を、現場での生の声をもとにまとめています。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社バジリコ
- 発売日2005/10/7
- ISBN-10490178482X
- ISBN-13978-4901784825
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商品の説明
抜粋
「ひとりで仕事をする」とは、チームを組んでの仕事をしない、という意味で
はありません。肉体的・精神的に誰からも縛られることなく、また、誰を縛るこ
ともないという意味での「ひとり」です。
ひとり仕事人には「自由」があります。どんな仕事をするか、年間いくら稼ぐ
か、誰と仕事をするか、オフィスの椅子に何を選ぶか、全て自分で決めることが
できます。
もちろん、「自由」の裏返しとして、ひとたび自分で決めたことには「責任」
を持たなければなりません。会社員のように、いざというときに上司や会社が助
けてくれることはありえませんから。
自立した「ひとり仕事人」たちが、それぞれのユニークな才能を持ち寄っ
て、対等でフェアな関係のなかで新たな価値を生み出していく。私は、そんな働
き方が好きなのです。こうした働き方は、これからもっと広まっていくことと思
います。
しかし、「ひとり仕事」は「ひとり」であるゆえの難しさもあります。なぜな
ら、「ひとり」で全てをこなさないといけないからです。苦手なお金の管理も、
クレームの対応も、新しいパソコンのセットアップも、全て自分で解決しなけれ
ばなりません。そこで体を壊してダウンしたらアウトです。実際、私自身も会社
を辞めてからは、現実レベルではわからないことだらけで、暗中模索の日々が続
きました。
そんなことに時間と労力を使うのはもったいなさすぎる、どうせなら、そのよ
うな問題はさっさとクリアして、自分が本来やりたい仕事に力を集中したい。ど
うせなら、もっと素敵に「ひとり仕事」を楽しみたい!
それが、この本を書こうと思った一番の原動力でした。
この本では、主に個人で仕事をする人(=ひとり仕事人)にとっての「仕事
の創り方」「キャリアプランニング」「時間とお金の管理術」「働く環境」など
についての知恵を、体系的かつ具体的にまとめています。もちろん、これら
の知恵は「組織に頼らず」仕事をしたいと考えている全ての人に応用可能なもの
です。
また、これまでの独立支援本と違うのはつぎの3つです。
まず第一に、「会社組織からも学ぶ」ことに重点を置いています。独立志向の
人のなかには「会社」そのものを毛嫌いする人もいますが、どうしてどうして、
会社は捨てたものではありません。
「会社」にはビジネス社会で生き抜くために必要な機能が全て備わっていま
す。「ひとり仕事」を会社の機能に模して考えることで、今の自分に足りない機
能が何かが見えてきます。また、会社という集団には、チームワークで生産性を
高めるための知恵が蓄積されています。そこから学ばない手はありません。です
から、本書では会社組織の部署名になぞらえて章立てをしています。
第二に、たくさんの「ひとり仕事人」の声を集積しています。「ナレッジ」と
いう言葉が定着してきましたが、「ひとり仕事人」も一匹狼で戦うのではなく、
ナレッジを集積する場があってもいいじゃないか、というのがこの本の考え方で
す。
第三に、長い目で見た「よりよい働き方」について考えます。終身雇用制のも
とでは、個人のキャリアプランでさえも会社が面倒を見てくれていましたか
ら、日本人は「キャリアを自分で考える」ことに慣れていません。せっかく独
立して自由を手に入れたにも関わらず、日銭を稼ぐことに追われるあまり、キャ
リアを近視眼的にしか見られなくなりがちな現状もあります。
しかし、「ひとり仕事人」こそ、自分のキャリアを長い目でじっくり考えるべ
きではないでしょうか。自分で考えなければ、誰も考えてはくれないのです。
こうして「責任を伴う自由」を謳歌し、自分の人生を自分のものにできる、
カッコいい働き方を応援すること、それが本書の最終目的です。本書が、仕事を
持つ全ての皆さんの元気の素となれば幸いです。
著者について
登録情報
- 出版社 : バジリコ (2005/10/7)
- 発売日 : 2005/10/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 490178482X
- ISBN-13 : 978-4901784825
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,403,246位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,745位仕事術・整理法
- - 31,250位経営学・キャリア・MBA
- カスタマーレビュー:
著者について

1967年兵庫県生まれ、山口県周南市育ち。東京大学法学部卒業後、株式会社リクルート勤務を経て独立。舞台芸術、とりわけ宝塚歌劇に深い関心を寄せ、独自の視点で分析し続けている。日経MJにて「中本千晶のレビューれびゅー」連載中。朝日新聞WEBRONZA「スターファイル」にて公演評やインタビュー記事を執筆。早稲田大学非常勤講師、NHK文化センター講師。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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フリーエージェント時代の到来で、会社組織に属して
いても、個人で事業を行っていても、「個人の仕事」の
時代がやってきました。
仕事をする場所や、資格、所属よりも、「あなたは
なにができますか」が、社会で緩やかにつながって、
物事が進み、付加価値が生み出される、そんな時代。
本書は、決して、孤独で、一人で、ひっそりと仕事を
する、そんな暗いイメージの、ひとり仕事を語った
ものではありません。
想定読者は、ライター、デザイナー、フォトグラファーなど、
アート、デザイン、ITなんかに関係する仕事を独立個人事業主で
やっている、または、やりたいと想っている人。それも、20代から
40代前半くらいの男女、って感じです。
観念や生き方論はさておいて、実務として、フリーで仕事を
していく、個人事業主の、業務を、実際にどのようにしていくのか。
それを、懇切丁寧に説明してくれた、先達の貴重な意見、指南書です。
本書のいいところは、著者の体験だけでなく、その他の
一人仕事な方々の貴重な意見や、書籍の引用、書籍の紹介が
掲載されており、情報が偏っていないこと。
でも、一番いいのは・・・
一人仕事(企業、個人経営、呼び方は何でもいいですけど)をすると、
実際には、こんなことをしていく、ということが、具体的な
イメージで想像できるところです。
も、明日にでも、自営でやっていこうか、そんな想い、と自信を
読者に与えてくれる、大変、すばらしい本です。
より良いもの(より売れるもの)を作らなくてはいけない時代。
私は、これからは組織や集団ではなく、
「個人力」がもっと重要視されるのではないかと思います。
実はこの「個人力」は既に人間全てが持っているんです。
当然です。生まれた時からひとりひとりが違う人間ですから。
生まれた瞬間から、人間には「個性」という力が備わっています。
要は、これを仕事に生かせばいいんです。
ただその生かし方が難しいんですけどね。
実は試行錯誤の最中です。
そんな考えから、私は会社ではなく「フリーランス」に興味を持ちました。
しかし転職中に、もといた会社の便利さに気づき、
「会社はいろんなことしてくれて便利だったなー。」と少し後悔したことも事実です。
そんな時に、ひとりで仕事をしながらでも安心して快適に仕事ができる
環境を作れるよ!と教えてくれたのがこの本です。
「ひとり営業部」「広報部」「経理部」「法務部」「福利厚生」
「子育て」「ステップアップ」などの面白い項目があり、
とても細かく書かれているためひとりで仕事をしている自分が想像できてしまいます。
現在ひとり仕事をされている方々のコメントもたくさん掲載されていて参考になります。
ひとり仕事で生きていこうと決意した方や、ひとり仕事中の方にとっては
背中を押してくれる力強い味方です。
イラストもとても合っています。
書かれているのは、独立して一人で仕事をする場合の具体的なノウハウでした。
シンプルな表紙からも、
一人で仕事をすることの厳しさや哲学をシビアに語ってくれることを期待しましたが、
一人で仕事をするなら当然のことが広く浅く書いてあり、
残念な気持ちになりました。
すでに独立したり、フリーランスになったりして一人で仕事をされている方が
読み物程度に読むのなら、よいと思います。
挿絵に使われている軽い感じの漫画が好きになれませんでした。
選択肢を選んだとき、たちまち必要になる身の回りのことにつ
いて著者のその周りの人の体験を活かしたノウハウ集。
事業の目的とか、ビジョンの立て方といったコンセプチュアル
な話ではなくて、見積書の書き方とか、営業のやり方とか事務所
の見つけ方などといった情報がそれを必要としている人達の立場
で書かれている。
会社勤めの人からみれば、組織を飛び出した場合にはそれまで
水や空気のように当たり前のようにあったものが全て当たり前で
はなくなることがよく分かる。しかし、組織に属していても、こ
ういった経営感覚は持つべきだろうから、そういった視点でも
本書は活用できる。
すると、こういった本ができるのではないでしょうか。
はじめに企画ありきの頭でっかち本。
でも、これがよくまとまっています!!!
フリーランスに必要なことが全般的に網羅されていますし、
経験談もちりばめられていて、読みやすいのです。
読んで絶対に損しない本ですが、あえて人にすすめようとは思いません。
悪く言えば、まあまあレベルの本です。
よく言えばよくまとまっている本です。
個人的にすごい!と思ったのは、料金交渉の項目だった。料金の交渉というものは、たがいの利害が直結するだけに、都合のぶつかり合いとなりやすく、吹っかけたり、足元を見られたり、適切な水準を定めようとする努力が消し飛びやすい。もう本当に逃げ出したくなるくらい嫌なものだ。個人と法人の違いが一番出るところでもあり、フリーランス最大の弱点ではあるまいか。この部分でも著者はクールだ。客観化をはかるため、前もってペーパーにしておけという。それだけなら当たり前のようだが、著者はそれを3通り作っておけという。それは作業の質や量に対応するものでもあるし、余裕のあるクライアントからはいっぱいもらおうということでもある。同じような作業でも、出版業界と広告業界など、業種によって相場が違うことは多々あるから、これは本当に参考になった。こういった、定量化しにくいものを定量化していこうという姿勢が素晴らしい。フリーランス的な仕事形態を取っている方には、ぜひお勧めしたい一冊! この本の定価の10倍、いや100倍は、すぐ回収できるのではあるまいか。
私にとっては、答え合わせでもあったり、将来に向っての軌道修正にもなる参考書でした。
もっと早くに出会いたかったけれど、この時期に出会ったのも必然かも知れません。
書かれている内容は平均的なものなので、まずはさらっと読み、掘り下げたくなったら、その部分の専門書を購入するという方法が良いかもしれません♪