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夜想 単行本 – 2007/5/30

3.9 5つ星のうち3.9 108個の評価

事故で妻と娘をなくした雪藤の運命は、美少女・遙と出会って大きく動き始める。新興宗教をテーマに魂の絶望と救いを描く傑作長篇
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2007/5/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/5/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 447ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163259902
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163259901
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 108個の評価

著者について

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貫井 徳郎
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
後半のトリックには驚きました。ただ最後のエンディングはその驚きをピークに萎んでしまったので、期待はずれ。全体的には良かったので4つ星としましたが、貫井さんならさらに一捻りできたはず。意図したことかどうかにもよりますが、少し残念でした。
2024年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
嫁に頼まれて購入。
満足してました。
2017年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半から中盤にかけては大変面白かった。
絶望に打ちひしがれていた主人公が活力を取り戻していく過程が巧みに描かれています。
しかし、ラストが今ひとつ。トリックを用いていますが、何だか物足りなさが残った。
全体的には上出来の作品なのに、ラストで損をしているような気がします。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不思議な能力を持った若い女性の登場によって
その先を知りたいと思ってどんどん読んでしまいますが、
最終的には落ち着くところに落ち着いたというか、
でもこういうお話は個人的には好きです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年8月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最後まで面白かったです。新興宗教やカルト集団がどのようにして出来上がっていくのかがとても興味深かったです。また2つの話が同時進行しながらいつどこで交わるのかを期待しながら読んでいくのも楽しかったです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年5月11日に日本でレビュー済み
新興宗教といえば、どうしてもオウムや法の華のような集団犯罪を連想してしまうが、
この作品の内容はそっち方面ではなく、いうならば組織作りに苦労する中年男と、
忘れた頃にちょろっと出る娘を探すおばさんの物語を淡々と描いた作品で、
展開が遅くかなり退屈なものになっている

また二人の人物が交互に描写されるというと慟哭を連想してしまうが、あの作品のような
ミステリとしての仕掛けは無く、そういったものを期待して読むとがっかりするだろう

読み終えれば作者の書きたいものは分かるが、これほどのページを要してやるネタでもないだろう
ひたすら悶々とする中年男とヒステリーおばさんの物語を読みたい人以外にはおすすめできない一冊
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「愚考録」、「慟哭」を読んで「夜想」も読んでみました。

読む前は新興宗教の暗部を描いた作品かと思っていましたが全くそんな作品ではありません。
少し毛色の変わった恋愛小説です。
無理やりこじつけるようなラストは相変わらずですが、エンディングもネタも、時系列をバラバラにして無理やりこじつけた「慟哭」よりは好感が持てました。
厳しい意見を言いましたが作品としては悪くないと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新興宗教が誕生し,成熟していく過程が内部から描かれていて、身近と言う意味で非常にリアルに表現されている。
 主人公達は「これは宗教ではない」と言っておきながら、この小説を振り返る読者は間違いなく「宗教の話」と括るだろう(本のタスキにも「再び宗教をテーマに…」と書かれているし)そんなところも,ある意味現代新興宗教を とても上手に表現できていると思う。
 紅一点?の遥女史は、ちょっと輝きすぎでリアリティーが薄いが、その分"教祖"のオーラを感じる。(輝きすぎ…と言うのは、「これほど悪意のない、そしてアイドルみたいなルックスの美人が現実世界に存在するのだろうか?」という疑問と、「教祖ならありえる」みたいな超現実とをうまく兼ね備えているという意味)
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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