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美内すずえ

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ガラスの仮面 9 (白泉社文庫) 文庫 – 1994/6/17

鴻上尚史 (解説), 美内すずえ (イラスト)

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[華やかな迷路 1] 人気急上昇のマヤは映画の主役に抜擢され、里美茂との初恋宣言で恋の楽しさを知る。一方、マヤの母親は娘に会いたい一心で病室を抜け出し、帰らぬ人に…。解説/鴻上尚史

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本の長さ

310ページ
言語

日本語
出版社

白泉社
発売日

1994/6/17
ISBN-10

4592880099
ISBN-13

978-4592880097
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 白泉社 (1994/6/17)
発売日 ‏ : ‎ 1994/6/17
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 310ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4592880099
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4592880097

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8

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美内すずえ

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ふま

Cool Japan☆

2016年11月6日に日本でレビュー済み

内容はもういわずもがな、ただただもう、天才マヤの頑張りとド根性、業界の策謀と旧友の無理解、真澄様の失策と水城さんの完璧サポート、なんですけど、この巻の解説が鴻上尚史さんであり、鴻上さんの好きなエピソードは次巻の【吸血鬼カーミラ】で亜弓様が仇をとるところ、と書かれているのも何気に見逃せません。

2013年10月23日に日本でレビュー済み

あまりにも読んでいて辛い文庫9巻。

これでもかと続くマヤへの悪意と嫌がらせの部分が読んでいて一番辛い。卑怯者の乙部のりえもここで登場する。大都芸能の裏の力を持ってすれば、いきなり現れた乙部のりえの素性はすぐにわかっただろうし、陰で糸を引いている人間もすぐに判明したはず。あえてガードを甘く描いてあるところが読んでいてもやもやする原因でもある。そんな中でも、マヤには少しずつ理解者も現れるのだが…。

里見との恋愛はマヤにとっては初めての幸せだったと思う。桜小路は失恋してマヤの前を去るが、このままもう過去のこととして忘れてくれていれば、今の連載で粘着と言ってもいいほどの執念でマヤに執着する劣化した桜小路は見なくて済んだのだが…。

そして、マヤの母親である北島春に訪れた悲劇。

確かに速水のやり口はあまりに汚かったと思う。春にきちんと事情を話して了解を得ておけば済んだものを…。それをしなかったがために起きた悲劇。しかし、春の後先考えない行動もまた、いい大人としては信じられない。自分の身体の状況を考えれば東京に行くことが無理なことくらいわかりそうなもの。結局はマヤの足を引っ張るだけで終わった春という母親。後先考えずに思ったら即行動してしまう性格は、完全にマヤに受け継がれているなあ…と思う。

また、元はと言えば、マヤの退路を断つために、春が送って寄越した手紙や着替えを、マヤに教えずに全て燃やした月影先生もこの悲劇を作った加害者の一人だ。随分後の巻で、月影先生は速水に対してマヤの母親が亡くなった原因は速水にあると冷たく指摘するが、自分はどうなんだよ…と思ってしまう。家出の後、一度も春に連絡しなかったマヤもマヤだが、春から「もうお前は私の娘なんかじゃない」とまで言われてしまった当時、中学生だったマヤとしては連絡できなくて当然だったと思うし…。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

麗しのタカリナ

北島マヤ、芸能界を生きぬく！。

2013年1月13日に日本でレビュー済み

演劇への情熱が北島マヤを突き動かす！、テレビ大河ドラマ「天の輝き」のヒロイン役に抜擢をされたマヤ、嫌がらせや脅迫が激化する中、映画「白いジャングル」に主演をする、何事にも負けず邁進をするマヤだったが、ある事件で総てを失う事となる。

2005年9月5日に日本でレビュー済み

嫌がらせを受けながらも、演技を頑張るマヤ。
そんなマヤの姿を見て、意地悪をしていた方も、だんだんとマヤを受け入れていくようになります。
そして里美さんとの恋にも素直に向き合おいとします。
爽やかな２人が、いいですね。
しかし、そんな裏では悲しい出来事が。
マヤの母親が、目が見えない状態で病院を抜け出して、事故で亡くなってしまいます。
マヤの映画をみながら、息絶えていくシーンは、本当に涙涙です。
その事故をしって、マヤは演技が出来なくなってしまいます・・・。
舞台開幕まであとわずか。マヤはどうなってしまうのか。
幸せと不幸せが表裏一体になってしまったこの巻。
読んでいて、切なくなります。

8人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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