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わくらば日記 (角川文庫) 文庫 – 2009/2/22
朱川 湊人
(著)
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姉さまの不思議な力は、人を救いもしましたが――。
私の姉さまには不思議な力がありました。その力は、ある時は人を救いもしましたが、姉さまの命を縮めてしまったのやもしれません。少女の不思議な力が浮かび上がらせる人間模様を、やるせなく描く昭和事件簿。
私の姉さまには不思議な力がありました。その力は、ある時は人を救いもしましたが、姉さまの命を縮めてしまったのやもしれません。少女の不思議な力が浮かび上がらせる人間模様を、やるせなく描く昭和事件簿。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2009/2/22
- ISBN-104043735022
- ISBN-13978-4043735020
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商品の説明
著者について
●朱川 湊人:1963年大阪府生まれ。慶應義塾大学卒業。出版社勤務を経て、2002年「フクロウ男」でオール讀物推理小説新人賞受賞。03年「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞、05年『花まんま』で直木賞を受賞。他著に『かたみ歌』『いっぺんさん』『スメラギの国』などがある。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2009/2/22)
- 発売日 : 2009/2/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4043735022
- ISBN-13 : 978-4043735020
- Amazon 売れ筋ランキング: - 360,856位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1963年大阪府生まれ。2002年に「フクロウ男」で、オール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。03年「白い部屋で月の歌を」で日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。05年には『花まんま』で直木賞を受賞する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 銀河に口笛 (ISBN-13: 978-4022506993)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夢中になり過ぎ、ずーーっと読んでしまいました・・仕事の忙しい人にはお勧めできない一冊です。朱川さんの本を知らない人にプレゼントしました 花まんま いっぺんさん とセットで。
2023年11月8日に日本でレビュー済み
超能力で事件を解決する(しかも警察から頼まれて)という、手垢にまみれたアイデアの小説。言葉遣いとか時代設定で持たせるのはさすがにプロの技だが、一度「あほらし」と思えばもう読み続けるのが辛い。読む側の度量が試される本だ。
2014年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても、よかったそうです。他の作品も必見と申しておりました。
2015年2月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わくらばを 今日も浮かべて
街の谷 川は流れる
ささやかな 望み 破れて
哀しみに 染まる瞳に
黄昏の 水のまぶしさ
『わくらば』なんて言葉を聞くとやはりこの歌だ。
街の谷 川は流れる
ささやかな 望み 破れて
哀しみに 染まる瞳に
黄昏の 水のまぶしさ
『わくらば』なんて言葉を聞くとやはりこの歌だ。
2019年12月27日に日本でレビュー済み
朱川湊人氏の作品は、「花まんま」、「かたみ歌」、「明日咲く蕾」、「都市伝説セピア」、「赤々煉恋」と読み継いできました。なんともなつかしい昭和テイストと同時に、どこか不気味さも含まれていて、その独特の雰囲気に惹かれます。
この「わくらば日記」も、昭和30年代という時代設定と登場人物たちの年齢を考えると、昭和20年から30年代生まれの人たち、そして特に東京の下町で育った方たちにはたまらない作品だと思います。千住にあった火力発電所のお化け煙突、世界初の人工衛星スプートニクの打ち上げ、力道山、33年に関東に甚大な被害をもたらした台風二十二号別名”狩野川台風”、アラン・ドロン主演の映画「太陽がいっぱい」上映、そして皇太子(現在の上皇様)ご成婚などなど、実際にあった出来事を織り込んでいます。
ただ、個人的な好みなんですが、どの作品も模範的すぎるというか、しごく真っ当なお話で途中で結末が予想できてしまい、ちょっと退屈に感じてしまいました。今まで読んできた他の作品は、ほの暗い闇を感じさせる部分があり、おっとりしていると同時にどこか不気味でスリリングで、ホラー・ファンタジーというような雰囲気でしたが、この「わくらば日記」はいい人しか出てこない、いい話すぎるという感が。自分が求めていたものとは少し違っていて残念でした。
この「わくらば日記」も、昭和30年代という時代設定と登場人物たちの年齢を考えると、昭和20年から30年代生まれの人たち、そして特に東京の下町で育った方たちにはたまらない作品だと思います。千住にあった火力発電所のお化け煙突、世界初の人工衛星スプートニクの打ち上げ、力道山、33年に関東に甚大な被害をもたらした台風二十二号別名”狩野川台風”、アラン・ドロン主演の映画「太陽がいっぱい」上映、そして皇太子(現在の上皇様)ご成婚などなど、実際にあった出来事を織り込んでいます。
ただ、個人的な好みなんですが、どの作品も模範的すぎるというか、しごく真っ当なお話で途中で結末が予想できてしまい、ちょっと退屈に感じてしまいました。今まで読んできた他の作品は、ほの暗い闇を感じさせる部分があり、おっとりしていると同時にどこか不気味でスリリングで、ホラー・ファンタジーというような雰囲気でしたが、この「わくらば日記」はいい人しか出てこない、いい話すぎるという感が。自分が求めていたものとは少し違っていて残念でした。
2017年4月15日に日本でレビュー済み
「わくらば」とは、草木の若葉を意味する「嫩葉」と,病気におかされた
「病葉」という正反対の語義だ。
それはそのまま主人公の姉妹に当てはまる。
美しく聡明だが、病がちの姉、お転婆な下町っ子の妹。
今回の『不思議』は姉の超能力だ。その人の身に起こった過去が「見える」。
透視といえばいいのだろうか。
秘密にしていたその能力をある時、刑事が知ることとなり、未解決の殺人事件を
解決する手助けをするようになる。
姉妹で事件を次々に解決!というわけではない。妹と違い、「病葉」であった姉は
テレビのプロレス中継を見ただけでも発熱してしまう性格。殺人事件の透視は、心と
体に大きな負担をかけていく。
昭和32年から35年までの5編を収録。
「日記」というよりか、妹が小学生から中学生になるまでの回顧録(事件簿?)である。
内容はこちらに語り掛けるような文体だ。
もしかしたら、妹は当時の思い出を私たちと共有することで、姉とのことを覚えていたいの
かもしれない。
いつもながら感心するのは、その舞台背景である。
スプートニク、建設中の東京タワーから始まり、「ハンカチタクシー」、「慎太郎カット」、
随所に出てくるヒットソングや流行の映画。
これらが作品の土台を作り、盤石にしている。
妹の語り口では、続編にまだまだ秘密がありそうである。
そして追記したいのが、浅野いにおの装丁とイラスト。
さすが、である。特に表紙は細かいところまで見てほしい。
「病葉」という正反対の語義だ。
それはそのまま主人公の姉妹に当てはまる。
美しく聡明だが、病がちの姉、お転婆な下町っ子の妹。
今回の『不思議』は姉の超能力だ。その人の身に起こった過去が「見える」。
透視といえばいいのだろうか。
秘密にしていたその能力をある時、刑事が知ることとなり、未解決の殺人事件を
解決する手助けをするようになる。
姉妹で事件を次々に解決!というわけではない。妹と違い、「病葉」であった姉は
テレビのプロレス中継を見ただけでも発熱してしまう性格。殺人事件の透視は、心と
体に大きな負担をかけていく。
昭和32年から35年までの5編を収録。
「日記」というよりか、妹が小学生から中学生になるまでの回顧録(事件簿?)である。
内容はこちらに語り掛けるような文体だ。
もしかしたら、妹は当時の思い出を私たちと共有することで、姉とのことを覚えていたいの
かもしれない。
いつもながら感心するのは、その舞台背景である。
スプートニク、建設中の東京タワーから始まり、「ハンカチタクシー」、「慎太郎カット」、
随所に出てくるヒットソングや流行の映画。
これらが作品の土台を作り、盤石にしている。
妹の語り口では、続編にまだまだ秘密がありそうである。
そして追記したいのが、浅野いにおの装丁とイラスト。
さすが、である。特に表紙は細かいところまで見てほしい。
2018年5月21日に日本でレビュー済み
直木賞受賞作「花まんま」を読んで以来大ファンになった朱川さんの作品。昭和レトロが大好きな人ならハマること請け合い。私も一晩で一気に読んだ。
本作は今までのホラータッチとは少し趣を変え、SF的人情話とも言える内容に仕上がっている。あるひとつの定型的なキャラクターを作り上げた点でも、新境地を開いたのではないか。
超能力を持つ姉が何ゆえに死んだのか。お父さんとはどういういきさつで離れ離れに暮らしていたのか。語り尽くされていないことが多い。続編があるでしょう。
本作は今までのホラータッチとは少し趣を変え、SF的人情話とも言える内容に仕上がっている。あるひとつの定型的なキャラクターを作り上げた点でも、新境地を開いたのではないか。
超能力を持つ姉が何ゆえに死んだのか。お父さんとはどういういきさつで離れ離れに暮らしていたのか。語り尽くされていないことが多い。続編があるでしょう。