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青年のための読書クラブ 単行本 – 2007/6/1

4.4 5つ星のうち4.4 36個の評価

東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の〈クラブ誌〉があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちによって脈々と記録され続けていた――。今もっとも注目の奇才が放つ、史上最強にアヴァンギャルドな“桜の園”の100年間。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2007/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 231ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103049510
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103049517
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 36個の評価

著者について

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桜庭 一樹
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2000年デビュー。04年『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』が、ジャンルを超えて高い評価を受け、07年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞を受賞。同書は直木賞にもノミネートされた。08年『私の男』で第138回直木賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 GOSICK IV-ゴシック・愚者を代弁せよ-  (ISBN-13:978-4044281106)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2017年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タカハシマコの漫画版を読んでから手に取りましたが、原作も大変面白く大満足でした。
漫画版を読んでから原作を読むと、アザミがカッコいい事に気づきます。
思えば小説と言うのはアザミが望む「美男も醜男も無い世界」なのですね。純粋に精神性でもってキャラの魅力が決まる為アザミの孤独な文学青年の如き精神性が映えます。
実際、アザミの喋り方や考え方は昔の純文学に出てくる青年のようです。これは彼女の精神性を理解した後輩の蕾が心酔するのも分かりますね。拗らせた文学青年って感じで、これは好きな人にはたまらないタイプですよ。
所で蕾って巨乳だったんですね。「並外れて大きな乳房」という表現にびっくりしました。
漫画版では全然そう見えませんでした。巨乳の描けない漫画家さんなので仕方ありませんが。
第一章の烏丸紅子の事件は「しーね。」の大合唱がインパクトがあったので漫画版の方が好きですが、聖マリアナ消失事件は小説の方が読みやすいと思いました。
あとがきを読んで初めて知りましたが、どうやらこの作品は著者がガルシア・マルケスの百年の孤独に影響を受けて描いたようです。
ノーベル文学賞作家の作品でありながら分かりやすくめっぽう面白い作品ですので読んで影響を受けたのも分かりますが、だったらもうちょっと色々エピソードを描いてほしかったなあと思います。5つじゃ物足りない。実際百年の孤独は物語の洪水ともいえるほど無数のエピソードに溢れてますのに。
勿論それだけ面白かったからこその感想です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
綺麗な状態でした
マンガ版と最初間違われたことがアレでしたが本自体はとてもキレイな状態で包装も綺麗です。
2014年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変楽しく読めました。
矛盾しているけれど、幻想的な雰囲気ながら現実感も十分です。幻想的というのは、私の知らない上流階級の乙女たちや一部分パリいう舞台が登場するからかもしれません。
人の輪の中心にいられない、どちらかというと少数派の少女たちや、フランス人でひと癖ある二人の兄妹の内面を丁寧に描いています。学園ものとしての面白さもあります。長い年月の流れをうまく使って、スケールの大きさもあります。
2013年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館でこの本に出会い、完全に心を奪われました。
桜庭先生の言い回しも物語構成もやはり外さない。
桜庭先生にしてはグロテスクな内容がないと思います。
青春物特有の悲しみ、苦しみの描写はありますが、
そのすべてが生生しく活き活きしています。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年1月9日に日本でレビュー済み
学園の正史には決して残ることのない裏の珍事件を
代々続いている読書クラブ誌に綴られるという形で語られる連作短編です。
桜庭一樹が描く独特の世界観溢れるお嬢様学校の雰囲気が自分にはどうも好きになれませんでした。
ただ、好きな人には堪らないものとなっていると思います。
ひとつひとつのお話をみても、つまらないわけじゃないですが、魅力的なお話が少ないように思えました。
それでも、長い歴史に幕を閉じる切ない幕引きは良かったです。

桜庭一樹入門にはおすすめしません。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすが桜庭一樹といったところ。話の展開がうまく、引き込まれる。
作者の作品の中でもお気に入りの一つだ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お嬢様学校にて行われる「青年」を選出するイベント。
女性の花園にて必要とされる憧れの存在。
学園はそこにいつも注目をしている。

その注目とは一線を課して、密やかにでも確実に存在する「読書クラブ」

活動こそじっくりとしているが、
学園の正史には載らない裏正史ともいうべき文書を残し続け、
その存在を確固たるものにしている。

物語としてじっくりと味わいたい一冊。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月26日に日本でレビュー済み
変わるもの、変わらないもの、変えたくないけど変わっていくもの。
流行に付いていける人、付いていけない人、
付いていくのに必死な人、付いていけないからそもそもそんな努力しない人、
敢えて付いていかない人・・・

いろんな人がいるけれど、
変わらないもの、周囲は変化していっているけどその中でも何かを守ろう・残そう、としていく。
私はそんな人に好感を抱くし、そうありたいなと思う。
そういう人達が一定数存在し続けていることによって残されてきたものがあり、
そういうものに触れると、なんだかすごく感慨深い思いを与えて貰える。
それってすごいことだと思うから。

だけどそれってすごくエネルギーがいることで
途中でいつの間にか、そんな気持ちを忘れてしまっていたりする。

「あ〜尊いな〜」と思ってしまう、少女達の読書クラブを通した活動。

いいです。これもひとつの世界としていろんな人に読まれてほしい。