プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
叫 プレミアム・エディション [DVD]
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | 色, ドルビー |
コントリビュータ | 黒沢清, 役所広司 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 44 分 |
よく一緒に購入されている商品
![叫 プレミアム・エディション [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51PhxTgAMpL._AC_UL116_SR116,116_.jpg)
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
商品紹介
役所広司×黒沢清監督、オールスターキャストで贈る本格ミステリー「叫(さけび)」ついにDVD化!
2006年度ヴェネチア国際映画祭正式招待作品、「叫(さけび)」がついにDVD化!
連続殺人事件発生、容疑者は刑事。
「俺、何やった・・・?」“全ての謎”が解き明かされた時、究極の恐怖があなたを襲う。
豪華キャストで贈る黒沢清初の本格ミステリー。
監督は「CURE」「アカルイミライ」「LOFT」の黒沢清、主演は、「THE 有頂天ホテル」や、「バベル」「SILK/シルク」など、国際的な活躍も目覚ましい役所広司。そして、プロデューサーには、「犬神家の一族」「Jホラーシリーズ」の一瀬隆重、さらに今夏公開予定の2作品、「呪怨 パンデミック(原題:THE GRUDGE 2)」、中田秀夫監督「怪談」をプロデュース、発売日近辺には、更なる盛り上がりが期待できそう!共演は、小西真奈美(UDON、キラキラ研修医)、伊原剛志(硫黄島からの手紙) オダギリジョー(東京タワー、蟲師) 加瀬亮(それでもボクはやってない) そして3年半振りにスクリーンに復帰した葉月里緒奈(スパイゾルゲ)とまさに日本を代表する豪華キャストが集結!特典映像として、役所広司、小西真奈美など出演者のインタビュー、メイキング映像、初日舞台挨拶の模様を収録!ファンにはたまらない収録内容となっています。
本編DISC:本編映像(104分)
特典DISC:収録時間未定
●メイキング・オブ・「叫」
●特報+予告篇+TVスポット
●出演者&黒沢監督&一瀬Pインタビュー
●初日舞台挨拶
■初回限定封入特典:解説書(12P)予定
■初回限定仕様:ピクチャーレーベル/スリーブケース
(C)2006「叫」製作委員会 …
Amazonより
2007年2月に公開された、役所広司主演・黒澤清監督によるサイキックミステリー。連続殺人事件を追う刑事・吉岡(役所)は、捜査を進めるうち奇妙な感情の虜になる。「もしや、自分が犯人ではないのか?」。曖昧な記憶、被害者の周辺に残る自分の残滓(ざんし)、揺らいでゆく自身のアイデンティティ…。刑事としての自分を取り巻く環境の微妙な変化と、自己を信じられなくなる不安の中で、吉岡に突きつけられる現実とは……!? クールなまなざしで吉岡を見守る春江(小西真奈美)、吉岡への疑念に悩む同僚の宮地(伊原剛志)、吉岡の心の闇を探る精神科医の高木(オダギリジョー)ら、オールスターキャストで構築された緊迫感あふれる世界は圧巻。特典として監督や出演者へのインタビューも収録されているので、ぜひ本編鑑賞後に楽しみたい。(みき~る)
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 19.4 x 14 x 1.8 cm; 158.76 g
- EAN : 4988064264667
- 監督 : 黒沢清
- メディア形式 : 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 44 分
- 発売日 : 2007/8/1
- 出演 : 役所広司
- 販売元 : エイベックス・ピクチャーズ
- ASIN : B000QUU4KK
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 40,099位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 152位日本のホラー映画
- - 416位日本のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
今回も、1997年公開「Cure」同様に、役所広司さんにはピッタリの刑事役です
「ホラー」というカテゴリーにはなるとは思いますが、「赤い女」という謎の幽霊が「ここまでか!」とばかりにリアル感たっぷりに目の前に現れます
今までのJホラーでは当たり前であった「見えるか見えないかの恐怖の対象」(従来ではリングの貞子など)
ですが、この作品で登場する「赤い女」は、まるで生きているかのように主人公にどんどん言葉を放ちます
個人的には「ホラー」「サスペンス」「アクション」が絶妙のバランスでクライマックスを迎え最終的に「商業映画」として一つのパッケージに出来上がっているという印象です
黒沢監督の名作である「Cure」とも通じる部分です
とにかく黒沢監督の映画は、主人公とその他の重要な人物との駆け引きが「ワンシーン ワンカット」で撮影されており、緊張感、リアリティ共に素晴らしいです
同作品も、
「刑事である主人公の同僚」「何故自分が人を殺めてしまったのか把握出来ない犯人」
「精神科医」などとの駆け引きに、どんどん吸い込まれて行きます
中盤では、息子を殺めた父親を某場所で見つけた主人公が走って追い詰めるシーンがありますが、まさかの展開になります(最初このシーンを観た時はビックリしました)
このDVDには特典映像もありますので、関わっている「キャスト」「スタッフ」「監督」の皆様の撮影シーンでの裏話や苦労話も面白く、より作品を楽しめました!
葉月 伊原 洗面器 このシーン ぞくぞくします すごい
黒沢 さすが
CURE同様 人間の悪意 憎悪を 増幅させる存在と対峙したり 目が合ったり 取り込まれてしまった 人々の葛藤を描いています
葉月が廃墟で忘れられ死んだ女だとしたら衣装が 死んだ当時にしては違和感がある
忘れられ死んだ女の怨念が 悪意を 孤独感を増幅させ 殺人にいたらしめるとしても
役所と小西に関係でいえば 忘れられ孤独になったのは小西のほうだから
小西が廃墟の女を見て役所を殺すほうが しっくりくる
まあ、小西は廃墟で船からあの女を見ていないのだから、悪意 憎悪 の増幅はされることなく、日常を生きることができるのだが 役所は役所で小西に対し 悪意 憎悪があったということだろう
つまり 誰しも 他者に対し 悪意 憎悪はあるわけで だからこそ それをいたずらに 増幅させてしまう存在が怖い ということだ
役所が 不倫略奪婚の女(結婚相手を殺害する女)を殺そうとするのは 理解できる
役所が 葉月に とりこまれた存在だから
このシーンを見たときに では なぜ 葉月に取り込まれた存在はみな殺人をおかしているのに
役所だけが殺人をおかしていない それは なぜ?
と思ったら
次のシーンで
役所が 小西を 殺害していたとわかる
人間の深遠 悪意 孤独 憎悪を増幅させる悪魔と対峙した人間はどうなってしまうのか
大テーマを扱いつつ
恐怖も描いている
わかりやすい脚本 演出ではないが いろいろな読み取り方ができる キュア同様 素晴らしい作品だと思いますが
やはり 雑な脚本 おおざっぱな物語であることも否めないので
マイナス一つで四つ星です
いい映画ですよ
重ねていいますが
悪意 孤独感 憎悪 怨念を増幅させてしまう存在にとりこまれてしまったら
もう どうしようもない
だから、伊原 最期のシーン 私が 現実に同じ状況に 直面したらどうするか
伊原は 状況がわかっていないが おかしいと思ったら 予定調和を覆すこと
想像を超えた行動を わけのわからない行動をすること
あのシーンでは
洗面器をひっくり返せば
葉月は降りてきても洗面器の裏に頭をぶつけるだけで
伊原は冥界に連れていかれずにすんだのだ
もう一言、赤い服の女が囁く「私は死んだ」だが肉体的彼女の死は戦後間もない時期と察せられそのまま受け取ると物語に矛盾が生ずる、物語中彼女が死んだと言っている時期を境に彼女は現実に対して災いを起こし始めている、つまり死んだという言葉の意味は力を得たという事になりそれは越っして”超越を遂げた”という意味になるのだ、という事は映画の最後に物語中また劇場中更には世界中に向かって囁かれる「私は死んだだからみんなも死んでください」の意味は「私は超越を遂げただからみんなも超越を遂げてください」という意味になる。
黒沢作品特有の絵の切り取りの上手さはある程度健在ではあります。
しかしお話が酷すぎてフォローになりませんし、
絵の切り取りも含めて、「過去の黒沢ギミック」の使い回しが多すぎて
黒沢監督に思い入れのある人ほど観ていて哀しくなると思います。
少なくとも、CUREのような作品を期待して観るものではないです。
人にも依るでしょうが、回路の方がずっと見所は多いはずです。
黒沢作品であるというフィルターを抜きにして
一般ホラー映画として批評しても、かなり評価は低いです。
幽霊が喋り過ぎる上に、幽霊のネタまでバラしていて、「ギャグなの?」みたいなシーンも多い。
テーマも社会派にしたいのか怖がらせたいのか刑事物にしたいのか何なのかサッパリ。
キャストも、あれ?と首を捻りたくなる面々。
「私は死んだ。だから、みんなも死んでください」
このコピーを読めば、誰しもが安っぽいC級ホラーだと思うでしょう。
実にその通り。
確実に、二度は観ないであろう作品でした。
そんなんで取り憑かれて殺人犯にさせられても記憶がないままなんて八つ当たりじゃん。
暗い窓ガラスの半分から見えた顔なんて覚えていられッかよ。
話したとか会ったとかならともかく川の向こう岸だぜ?無理言うなよ。
白骨になって取り憑く前にそれこそ出来る事がアルだろうが!
ダラダラと死んだ様子が話せんなら「何処どこに行って骨を拾ってちょうだい」位言えんだろう。
以上、犯人達の代弁でした。
鈴木清順の『殺しのライセンス』を思わせる。
その後に次々に出てくる強いコントラストで写される原色の数々。
『東京流れ者?』か?
脚本というか語りがとても丁寧である。
色、音、カメラワークがどれもキャラクターとして機能している。
主人公を悩ませる赤い女でそれが上手く機能していて、
・赤
赤い色の服を着ている女の印象が強烈なので見ている人間は赤が出てくるだけで赤い服の女を連想してしまい、本人が登場しなくても気配を映像の中に現す事が出来る。
・音
タイトルの通り女は叫ぶのだが、その叫び=高音が上手く使われていて、
観客は無意識に高音=赤い服の女と連想してしまう。
風もないのに「キーキー」と揺れ照明や、高音が協調されたオーケストラなどなど、
事件が一段落したかな?と思っても音の中に高音が混じっていると、何処となく赤い服の女の気配を感じてしまう。
・カメラワーク
これはなかなかセオリーな手段ではあったが、カメラがパンすると赤い服の女が現れる合図になっている。
しかしこの映画の中ではカメラがパンする時はどれも事件が起こる前兆の様に機能していると思う。
息子殺しの医者が飛び降りるシーンなど。
それから、反復が上手く使われている。
特に上手く使われているのが、最初の埋め立て地を捜索するシークエンスと最後の赤い服の女が死んだ精神病院に行くシークエンスが全く一緒である、という点だ。
-埋め立て地を捜索しているシークエンスでは、
・長靴で水たまりを歩く音
埋め立て地を長で歩きながら捜索する、など
・階段を登り降りする
役所広司の住んでいるアパートから小西真奈美が帰るシーン
・強烈な光
冒頭で誰かが赤い服の女を殺しているときに後ろの鏡に太陽光が反射している
-赤い服の女が死んだ精神病院に行くシークエンスでは、
・建物の中が水びだしの中を歩く
・階段を上って最上階へ行く
・女の死体を発見する階に到達したときトタンを通して強烈な光が差す。
これにより、主人公が無くした記憶、つまり観客は観ていたモノ(本当の真実は観ていないのだけれども)が蘇ってくる。
そしてこの演出がイーストウッドの『ダーティーハリー』に良く似ている。
時折、十字架の様な鉄骨などが写るし。
このように、とても良く練られた映像と音で観客を誘導していく。
ヒッチコックの映画を観ているような気分にさせられる。
なんと言っても女の叫び声が凄く心地いい。
女性の叫び声や赤ん坊の泣き声を大音量で聴くと、血管が広がり手先や足先まで血が巡るような快感に襲われる。
そしてこのような全ての仕掛けが生み出す物は、幽霊であるはずの赤い服の女に対するシンパシーである。
最初は正体も判らない恐怖の対象であったはずの赤い服の女だが、後半になってくると画面に登場すると何故か安心感が生まれる。
映像と音で気配を生み出し、言葉では現せない主人公の心情と観客を上手くシンクロさせていく黒沢清のテクニックに驚く。