この間
第5巻
の感想を書いたと思ったら、もう第6巻が出ましたね。と言いましても前巻の発売から2ヶ月経ってますから私の気のせいなんでしょうけど。
さて、マシン番長によって金剛番長が死に追いやられるという衝撃的な事態が起こり、仲間の4番長が敵討ちに臨むというところで前巻が終わり、今回はその続きとなります。けど何しろ相手は金剛番長を倒したマシン番長、あっという間に返り討ちにされてしまいます。
結末から先に言えば、金剛番長は見事に復活して（何故と訊かれたら、金剛番長だからとしか答えようがありません。理屈じゃないんです。そう言う漫画ですから）マシン番長とのリターンマッチに突入するわけですが、その前のマシン番長と月美の交流も見物です。
人間との交流でロボットに感情、心が芽生えるという筋書きは、その手のSF、ロボット物の作品では昔から使われてきましたが、金剛番長のような骨太のアクション、番長物で無理なく展開させられたのは、ひとえに月美の例え番長であっても外見だけで怖がったりせず、無意識であっても本質をしっかり見られるキャラクターのおかげでしょう。前から思ってましたけど、今回は特にこう思います。
月美、君は将来大物になるよ──
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