この本凄過ぎです。
著者らが直接コンサルティングしただけあって、
SamsungエレクトロニクスのGlobal Marketing 戦略に関して
ズバリ書かれている。
日系企業でMarketingに携わるものとして、焦りを感じました。
やわらかい表現で書かれているので一気に読めます。
これ以上余計な事は、言いません。
とにかく衝撃を受けました。

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市場づくりを忘れてきた日本へ。 単行本(ソフトカバー) – 2009/4/7
飯塚 幹雄
(著)
サムスン・エレクトロニクスなど海外企業のグローバルマーケティングを手掛け、成功に導いてきた著者が、世界大不況の中であえぐ日本企業にそのノウハウを一挙に公開。
これまで日本企業が経験したことのない世界戦略の考え方・手法は斬新で且つ実用的である。
著者が過去に実践した具体的事例も数多く紹介され、グローバル戦略立案のヒントが満載。
これまでのサムスン研究本では知り得なかった、日本企業が一番知りたい、世界企業サムスン・エレクトロニクスの強さの秘密が、マーケティングという
視点で初めて解き明かされる。
企業の経営者・海外担当者・マーケティング担当者・営業担当者・人事担当者等必読のこれからの日本企業が進むべき方向性が解る一冊。
これまで日本企業が経験したことのない世界戦略の考え方・手法は斬新で且つ実用的である。
著者が過去に実践した具体的事例も数多く紹介され、グローバル戦略立案のヒントが満載。
これまでのサムスン研究本では知り得なかった、日本企業が一番知りたい、世界企業サムスン・エレクトロニクスの強さの秘密が、マーケティングという
視点で初めて解き明かされる。
企業の経営者・海外担当者・マーケティング担当者・営業担当者・人事担当者等必読のこれからの日本企業が進むべき方向性が解る一冊。
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社しょういん
- 発売日2009/4/7
- ISBN-104901460412
- ISBN-13978-4901460415
商品の説明
レビュー
日本企業は、消費超大国・アメリカが失墜した後も、なおアメリカの復活を祈り続けるのか、行き先を失い迷走してしまうのか、あるいは新しいチャレンジをおこなうのか。日本は今、大きな大きな岐路に立たされている。「モノづくり」ばかりをして「市場づくり」をしてこなかった大きなツケが、今になって回ってこようとしているのだ。サムスン・エレクトロニクスは、実質5年間で今の地位を築いた。しかし、日本は10年間で、とても大きなものを失ってしまったのではないだろうか。失ったもの、それは、言うまでもなく、アメリカ以外の「海外市場」である。 --「市場づくりを忘れてきた日本へ。」はじめにより
著者について
日本大学芸術学部卒業後、(株)システムコミュニケーションズ入社。マーケティングとセールスプロモーションの基本を習得し、1980年コムセルを創業。83年から約3年間ニューヨークを拠点に日本企業の広告制作に携わる。85年からは、日本の家電メーカーをクライアントに中国、東南アジアにおいてマーケティング・プロモーションを中心としたフィールドキャンペーンを展開。そして2000年には、韓国最大の家電メーカーSamsung Electronics社のグローバル戦略に従事。
登録情報
- 出版社 : しょういん (2009/4/7)
- 発売日 : 2009/4/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 312ページ
- ISBN-10 : 4901460412
- ISBN-13 : 978-4901460415
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,462,634位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 32,021位経営学・キャリア・MBA
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
市場なきところに製品はあらず、時に製品あるところに市場ができる感じかと考えていますが、
昨今、自社内の採算性や流行りのヒット製品に追いつけ追い越せで、
全くのオリジナルやヒット品に左右されない新規開発など日本はできていないと感じます。
それは市場予想が他社ヒット製品等の市場ばかりをみてばかりいるからかもしれません。
勉強になりました。
昨今、自社内の採算性や流行りのヒット製品に追いつけ追い越せで、
全くのオリジナルやヒット品に左右されない新規開発など日本はできていないと感じます。
それは市場予想が他社ヒット製品等の市場ばかりをみてばかりいるからかもしれません。
勉強になりました。
2010年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書によると、
日本企業が使う4大マスメディア(TV、ラジオ、新聞、雑誌)
の広告費用は総額で3.5兆円らしい。
そのなかでも日本ナンバーワンの広告代理店は総広告取扱高2兆円、
海外では、「世界一のローカルエージェンシー」と揶揄されているらしい。
日本企業の不振と併せてこのような状況に危惧を抱く著者が、
10年来のパートナーとしてその実情を知る
サムスンのマーケティングを解説し、
日本企業へ新たなマーケティングの提案をしている。
内容は、自身の企業PRの側面も感じるが、
うんうんそうだよなと素直に読ませる内容が多い。
借金まみれのアメリカにはもう頼れない、
日本の高い技術を新興国に安売りしても利益は出ない、
「マス(大衆」との決別を考えろ、
世界の7億人いるといわれる富裕層に、
「高い技術」を高く売りなさい、
日本の技術ならまだまだ高く売れる、
という著者の考えには納得するものがある。
日本企業が使う4大マスメディア(TV、ラジオ、新聞、雑誌)
の広告費用は総額で3.5兆円らしい。
そのなかでも日本ナンバーワンの広告代理店は総広告取扱高2兆円、
海外では、「世界一のローカルエージェンシー」と揶揄されているらしい。
日本企業の不振と併せてこのような状況に危惧を抱く著者が、
10年来のパートナーとしてその実情を知る
サムスンのマーケティングを解説し、
日本企業へ新たなマーケティングの提案をしている。
内容は、自身の企業PRの側面も感じるが、
うんうんそうだよなと素直に読ませる内容が多い。
借金まみれのアメリカにはもう頼れない、
日本の高い技術を新興国に安売りしても利益は出ない、
「マス(大衆」との決別を考えろ、
世界の7億人いるといわれる富裕層に、
「高い技術」を高く売りなさい、
日本の技術ならまだまだ高く売れる、
という著者の考えには納得するものがある。
2009年4月12日に日本でレビュー済み
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まず日本の小さなマーケティング会社があの世界のサムソンのマーケティングを支えていたとは驚きでした。マーケティングの本場であるアメリカの会社が後ろにいるのだと思っていました。日本ではまだそれほど知名度は高くないですが、日本以外の欧米・アジア・中南米では抜群の知名度です。はっきり言って日本のソニー以上です。どのようにしてサムソンが短期間でここまで来れたのかずっと疑問に思っていました。
そのサムソンのマーケティングを今回初めて著者は明らかにしてくれました。派手な宣伝よりも地道な現場に根ざしたマーケティングを真面目にサムソンは実行された。マーケティングに
経営トップがここまで絡んでいる日本の会社があるのでしょうか。確かに日本のメーカーが
米国に初めて進出したときは真面目販売網を築かれました。そのような努力を日本メーカーは
忘れているのではないかと、この本を読んで強く感じました。
広告戦略とマーケティングをごちゃごちゃにしている日本メーカーが多いのではないでしょうか?一方サムソンははっきりとこの二つを分離している。サムソンは現在では宣伝の絶対金額も多いでしょうが、販売に結びつく効果的なお金の使い方をしている。日本のメーカーもこの違いを理解しなければ、サムソンとの距離はこれから開くばかりでしょう。
良い商品があれば、自然に売れていくという考えの日本の経営者が非常に多い。その中で、
ここまでトップがマーケティングを重視しているサムソンという会社は脅威です。
是非とも日本の経営トップもこの本を読んでこれから如何に海外に伸びる市場を自ら開拓していくかということを真剣に考える必要があるのではないでしょうか。
そのサムソンのマーケティングを今回初めて著者は明らかにしてくれました。派手な宣伝よりも地道な現場に根ざしたマーケティングを真面目にサムソンは実行された。マーケティングに
経営トップがここまで絡んでいる日本の会社があるのでしょうか。確かに日本のメーカーが
米国に初めて進出したときは真面目販売網を築かれました。そのような努力を日本メーカーは
忘れているのではないかと、この本を読んで強く感じました。
広告戦略とマーケティングをごちゃごちゃにしている日本メーカーが多いのではないでしょうか?一方サムソンははっきりとこの二つを分離している。サムソンは現在では宣伝の絶対金額も多いでしょうが、販売に結びつく効果的なお金の使い方をしている。日本のメーカーもこの違いを理解しなければ、サムソンとの距離はこれから開くばかりでしょう。
良い商品があれば、自然に売れていくという考えの日本の経営者が非常に多い。その中で、
ここまでトップがマーケティングを重視しているサムソンという会社は脅威です。
是非とも日本の経営トップもこの本を読んでこれから如何に海外に伸びる市場を自ら開拓していくかということを真剣に考える必要があるのではないでしょうか。
2013年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の製造業のダメさ加減が良く分かる本。読むと、少なくとも「サムスンに出来て、日本企業が出来ていない点」を理解出来る。読んでおくべき。
未だに「サムスンに学ぶものは無い」などと言う人が発言力を持っていたりする日本。おかしい、もっともっと謙虚になるべきだ。単に傲慢で盲目だから負けるのだ。
結局我々はビジネスをやっているわけで、「商売上手」になるために、自社より商売上手の企業に学ぶ事は沢山あるはずだ。
未だに「サムスンに学ぶものは無い」などと言う人が発言力を持っていたりする日本。おかしい、もっともっと謙虚になるべきだ。単に傲慢で盲目だから負けるのだ。
結局我々はビジネスをやっているわけで、「商売上手」になるために、自社より商売上手の企業に学ぶ事は沢山あるはずだ。
2013年1月8日に日本でレビュー済み
ものやサービスを売るとき,売りさきとしては富裕層,貧困層,企業など,いろいろあるはずだが,この本はその副題にあるように 「お金持ちマーケティング」 の本だ. 日本企業がめざすべきは貧困層ではなくて富裕層だと書いているが,だれもが富裕層をめざすのではなく貧困層をめざすのもひとつの選択だろう. 富裕層に対するマーケティングにもいろいろあるだろう. そういうなかで,この本が提案していることの範囲はせまい. この提案が有用な企業もあるだろうが,適用範囲はかぎられているだろう.
2010年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サムスン電子の飛躍の要因について、「表の競争力」を駆使して「ローカルニーズの把握」による「市場作り」に成功したからというのがひとつの答えとして語られていますが、それは他の多くのサムスン本でもすでに語られているので、特に目新しい論点はありませんでした。
著者の指摘は一つ一つ確かにもっともで、多くの日本企業が学ぶべきことではありますが、「裏の競争力」を保ちつつ、いかに「表の競争力」を矛盾無く同時に強化し、かつリソースを適切に配置するかは非常に難しく、そのまま適用できることではないと考えられます。
ただし、この本の最も価値のあるところは、実際に著者が実施したサムスン電子とのミーティングのやりとりやサムスン電子のメディアキットの中身(写真つき)です。参考になります。
著者の指摘は一つ一つ確かにもっともで、多くの日本企業が学ぶべきことではありますが、「裏の競争力」を保ちつつ、いかに「表の競争力」を矛盾無く同時に強化し、かつリソースを適切に配置するかは非常に難しく、そのまま適用できることではないと考えられます。
ただし、この本の最も価値のあるところは、実際に著者が実施したサムスン電子とのミーティングのやりとりやサムスン電子のメディアキットの中身(写真つき)です。参考になります。
2013年5月29日に日本でレビュー済み
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この本を読むと、作れば売れる幻想を思い知らされます。やはり、時代は変わる時が来ているようです。