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残される者たちへ 単行本 – 2008/12/18
小路 幸也
(著)
この世界は、まだこうして美しいままにある
デザイン事務所を経営する川方準一のもとに、同窓会の通知が届く。準一の通った小学校の子供たちは、
ほぼ全員が〈方葉野団地〉の子供だった。準一は、親友だったという押田明人に会場で声をかけられるが、
彼のことを何も思い出せない。他の人間はすべて覚えているのに。悩む準一は、団地の幼なじみで
精神科医の藤間美香に相談する。美香は、〈方葉野団地〉に住む中学生、芳野みつきの診療も行っていた。
みつきは、自分を庇って死んだ母親の記憶を見るようになったという。記憶のずれと
団地の存在に関係があると見た準一と美香は、団地の探索に乗り出した。
二人は〈方葉野団地〉で、想像もしなかった“のこされるもの”に遭遇する…。
デザイン事務所を経営する川方準一のもとに、同窓会の通知が届く。準一の通った小学校の子供たちは、
ほぼ全員が〈方葉野団地〉の子供だった。準一は、親友だったという押田明人に会場で声をかけられるが、
彼のことを何も思い出せない。他の人間はすべて覚えているのに。悩む準一は、団地の幼なじみで
精神科医の藤間美香に相談する。美香は、〈方葉野団地〉に住む中学生、芳野みつきの診療も行っていた。
みつきは、自分を庇って死んだ母親の記憶を見るようになったという。記憶のずれと
団地の存在に関係があると見た準一と美香は、団地の探索に乗り出した。
二人は〈方葉野団地〉で、想像もしなかった“のこされるもの”に遭遇する…。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2008/12/18
- ISBN-104093862362
- ISBN-13978-4093862363
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2008/12/18)
- 発売日 : 2008/12/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4093862362
- ISBN-13 : 978-4093862363
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,151,470位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
稚拙な文章構成からして子供向けの小説かと思ったが、主人公は30代でベッドシーンもありターゲットが不明。その上、思っている事が都合良く相手に伝わっていたり、辻褄合わせが必要な箇所をなんとなく誤魔化していたりして、時間の浪費になった上に残念な気分になった。
2013年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分が異世界ネタ・宇宙人系に親近感を感じないせいもあると思いますが、あまりすっきりしないラストでした。主人公が完全に記憶をなくしてしまった理由も納得しにくいものでしたし、SFやファンタジーがお好きな方には面白いかも。とりあえず、再読しようとは思えなかったので星3つです。
2014年10月5日に日本でレビュー済み
荒廃していく団地。大阪で言えば千里ニュータウンとかそういった場所かな……
同窓会で出会った男性が全く記憶にない。
他の同級生のことは全て覚えているのに、そして同級生は彼のことを知っているのに、自身だけに記憶がない。
ちょっとした気持ち悪さが団地の現状に重ね合わせられて、不安感がずんずんと膨らませられる。
ホラーという直接的な恐怖を与える書き方でないだけに、その不安感は増幅させられたまま物語を読み終えても残ってしまう。
「残された者」たちがどう生きていくのか興味が沸くラスト。傑作として誰かに薦める……ような作品ではないんですが、個人的には「雰囲気」が好き。
同窓会で出会った男性が全く記憶にない。
他の同級生のことは全て覚えているのに、そして同級生は彼のことを知っているのに、自身だけに記憶がない。
ちょっとした気持ち悪さが団地の現状に重ね合わせられて、不安感がずんずんと膨らませられる。
ホラーという直接的な恐怖を与える書き方でないだけに、その不安感は増幅させられたまま物語を読み終えても残ってしまう。
「残された者」たちがどう生きていくのか興味が沸くラスト。傑作として誰かに薦める……ような作品ではないんですが、個人的には「雰囲気」が好き。
2016年12月30日に日本でレビュー済み
SFっぽい話とはおもわず読んだ。
SFっぽいのはあまり読まないので、どーかな、と思いつつ読み進めるも、止まらない。
泣ける。
SFっぽいのはあまり読まないので、どーかな、と思いつつ読み進めるも、止まらない。
泣ける。
2009年1月19日に日本でレビュー済み
高度成長期に次々と建てられた団地。
当時、最先端のデザインや機能を備えていたその場所に住むのは、憧れであった。
多くの人が住み、子供たちの歓声にあふれ、併設される学校はマンモス校となった。
が、時が過ぎ、今の団地からは子供の声や姿は殆ど見られない。
世代交代がすすみ、若者が出て行き、少数の老人がそのまま住み続ける。
施設も古ぼけて、やや廃墟となりつつある団地…。
そんな団地が、この物語の舞台。
舞台設定は、とても良いと思います。
ファーストシーンは、団地にあった小学校の同窓会。
あるはずの記憶がないジュンチ。
序盤は、魅力的な登場人物が次々と登場し、ミステリー色もあって、一気に引き込まれました。
ただ、SFというか、ホラーというか…。
後半は、一気に展開していくのですが、謎が謎のままで終わる部分も多い。
これは、作者が意図的にした部分なのかもしれませんが、私はやや未消化のまま終わってしまいました。
当時、最先端のデザインや機能を備えていたその場所に住むのは、憧れであった。
多くの人が住み、子供たちの歓声にあふれ、併設される学校はマンモス校となった。
が、時が過ぎ、今の団地からは子供の声や姿は殆ど見られない。
世代交代がすすみ、若者が出て行き、少数の老人がそのまま住み続ける。
施設も古ぼけて、やや廃墟となりつつある団地…。
そんな団地が、この物語の舞台。
舞台設定は、とても良いと思います。
ファーストシーンは、団地にあった小学校の同窓会。
あるはずの記憶がないジュンチ。
序盤は、魅力的な登場人物が次々と登場し、ミステリー色もあって、一気に引き込まれました。
ただ、SFというか、ホラーというか…。
後半は、一気に展開していくのですが、謎が謎のままで終わる部分も多い。
これは、作者が意図的にした部分なのかもしれませんが、私はやや未消化のまま終わってしまいました。
2009年3月10日に日本でレビュー済み
SFでもなく、ファンタジーでもなく、ホラーでもないどっちつかずな雰囲気になじみきれませんでした。
クライマックスは読者を置いていってしまうような強引な展開・・・・。
きちんと理解できないうちに終わってしまってポカーン。
問題は優しさの描き方にあるのでは。
押田夫婦の思い、すべての原因となっている≪存在≫・・・・どちらの優しさも最後にならないとそれが見えてこない。
最初から押田夫婦を丁寧に深く描いていればちょっと印象違ったかもしれませんね。
やっと取り戻した記憶・・・でもその時には新友はもうこの世にはいない。切なさで胸がいっぱいです。
ちょっと角度を変えれば面白くなったはずの本だけに残念です。
クライマックスは読者を置いていってしまうような強引な展開・・・・。
きちんと理解できないうちに終わってしまってポカーン。
問題は優しさの描き方にあるのでは。
押田夫婦の思い、すべての原因となっている≪存在≫・・・・どちらの優しさも最後にならないとそれが見えてこない。
最初から押田夫婦を丁寧に深く描いていればちょっと印象違ったかもしれませんね。
やっと取り戻した記憶・・・でもその時には新友はもうこの世にはいない。切なさで胸がいっぱいです。
ちょっと角度を変えれば面白くなったはずの本だけに残念です。
2009年1月3日に日本でレビュー済み
ミステリーと紹介されてますが、
ある意味SFに近い話でした。
なんだか、異星人とか、異次元人とか
そんな話も出てきて、普通のミステリーとは一線を画してますね。
面白くないわけではないけど、
なんていうか、こう、力技でねじ伏せられた、という感じで
何だかすっきりしない読後感でした。
無理やり詰め込んだ、無理やり辻褄を合わせようとした感があって
ちょっと突っ込めば話が破綻していくような・・・
はっきりとしない、何だかむずがゆくなるような
話の結末にちょっとがっかり。
ある意味SFに近い話でした。
なんだか、異星人とか、異次元人とか
そんな話も出てきて、普通のミステリーとは一線を画してますね。
面白くないわけではないけど、
なんていうか、こう、力技でねじ伏せられた、という感じで
何だかすっきりしない読後感でした。
無理やり詰め込んだ、無理やり辻褄を合わせようとした感があって
ちょっと突っ込めば話が破綻していくような・・・
はっきりとしない、何だかむずがゆくなるような
話の結末にちょっとがっかり。
2009年1月14日に日本でレビュー済み
途中なんだか気味が悪く挫折しそうになりながら読了。
SF好きな人には、面白く感じるられる作品なのかもしれません。
「東京バンドワゴン」シリーズが好きな方には、お薦めしませんが、
「空を見上げる古い歌を口ずさむ」や「そこへ届くのは僕たちの声」
あたりが好きな人には、お薦めって感じかな。
SF好きな人には、面白く感じるられる作品なのかもしれません。
「東京バンドワゴン」シリーズが好きな方には、お薦めしませんが、
「空を見上げる古い歌を口ずさむ」や「そこへ届くのは僕たちの声」
あたりが好きな人には、お薦めって感じかな。