小林秀雄を知って最初は本を数冊読んだのですが、難しく感じてなかなか頭に入り辛かったです。
しかし、講演の音源を聴くと頭にいや心にスーッと自然に入ってくるように感じました。
通勤の電車の中で何度も聴きましたが、飽きないですね。
出来れば生で聴きたかったな~。

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小林秀雄講演: 文学の雑感 (第1巻) (新潮CD 講演 小林秀雄講演 第 1巻) 単行本 – 2004/1/22
小林 秀雄
(著)
- 本の長さ2ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2004/1/22
- ISBN-104108301323
- ISBN-13978-4108301320
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2004/1/22)
- 発売日 : 2004/1/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 2ページ
- ISBN-10 : 4108301323
- ISBN-13 : 978-4108301320
- Amazon 売れ筋ランキング: - 507,530位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 12,069位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1902‐1983。東京生れ。東京帝大仏文科卒。1929(昭和4)年、「様々なる意匠」が「改造」誌の懸賞評論二席入選。戦中は「無常という事」以 下、古典に関する随想を手がけ、終戦の翌年「モオツァルト」を発表。’67年、文化勲章受章。連載11年に及ぶ晩年の大作『本居宣長』(’77年刊)で日 本文学大賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 人間の建設 (ISBN-13: 978-4101007083)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容も期待通りです。
何よりも肉声を聞けた感動が上回ります!!
何よりも肉声を聞けた感動が上回ります!!
2014年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小林秀雄先生の宝物のような講演が時を越えて届きました。
やまとだましい という言葉は女性の言葉だったろうという先生の言葉にショックを受けましたが、聞いていてナルホドと思いました。
理屈と反対にあるもの、理屈をいい尽くしたあとに残ったものをやまとだましいと言ったらしいですね。
保守を自認するなら是非お聞きください。
仕事に疲れたときにぼ~~っと聞き流すには最高です。
やまとだましい という言葉は女性の言葉だったろうという先生の言葉にショックを受けましたが、聞いていてナルホドと思いました。
理屈と反対にあるもの、理屈をいい尽くしたあとに残ったものをやまとだましいと言ったらしいですね。
保守を自認するなら是非お聞きください。
仕事に疲れたときにぼ~~っと聞き流すには最高です。
2019年2月4日に日本でレビュー済み
再掲
図書館CD
面白いです。(本居 宣長を書いている最中だと語ってもいます)
タバコを止めるお話。胃が弱いのだそうです。
(深酒をするんだそうです、タバコも吸っている)
ガン研の病院でガンの検査をした時に、何とかロールが高いと指摘されたと言う(コレステロールですよね)。そしてその話をホームドクターに伝える。
そしたら、検査値というものは個人によって違うのだと、だから平均値とかはあまり当てにしなくて良いと(この話は養老先生も良く書きますね。)
その後、薬の話としてニンジンが話題に。(武田製薬の研究所長がお友達)下痢にも便秘にも効いたニンジンの話から現在の薬品の問題点へ。
そして本居 宣長の話になる。
本居が桜が好きだった話(山桜を死んだら植えるようにと遺言を残したと、ソメイヨシノは明治に出来た、栽培しやすい)
小学校の桜は文部省と植木屋の陰謀だと(笑)
「敷島の大和心を人とはば、朝日ににほふ山桜花」
この、「におう」は色づくという意味。山桜は花と葉が一緒に出る。
そして桜の大家の話。山桜の復興を考えたおやじが居た。(親の代からの財産を全部使った話を。戦争の時にすべて切られてしまった)
桜の苗木を育てる床(桜に有った泥がある)が新幹線建設のために替え地をあてがわれる。NHKラジオがそれをゴネている例として紹介したとか。
大和心(魂)、平安の文学から。源氏物語から。生活的な知恵を持つことの重要性。知ることや学問だけで得られるものではないと。
そしておそらくこの言葉は女性が最初に使った(発明した)。
漢文ばかりしていると、男どもがバカになるという指摘ではないかと。
そのバカの元が学問だと。学問が人間をバカにする。
文学が女の手に渡った理由は、大和魂を日本が無くしてしまった。
これは日本の宿命だった(学問と闘わざるを得なかった。外国からの学問)
なんか原発災害を予期しているような講演だったな。
大きな迷信の中にいる現代の人々と指摘する。
宣長がやった事は実証主義(多くの人がそう指摘するが)ではなく、もっと
宣長が古事記伝が読めた(宣長が35年かけた)のは直覚力と想像力である。
歴史を知ると言う事が(思い出す事であり、調べることではない。古の手振り身振り口ぶりを考える)人生である。
どんな歴史も現代史である、と。
資料の中にあるのではない、心の中にある。
歴史という学問は自己をしるためのものである。
人間の言葉と思想を考えるのが歴史家である、宣長がそうであった。
己を現代の迷信(科学)から解放すること。
科学は個性をどうすることもは出来ない。
昭和45年8月、長崎雲仙の夏季学生合宿での講演。
図書館CD
面白いです。(本居 宣長を書いている最中だと語ってもいます)
タバコを止めるお話。胃が弱いのだそうです。
(深酒をするんだそうです、タバコも吸っている)
ガン研の病院でガンの検査をした時に、何とかロールが高いと指摘されたと言う(コレステロールですよね)。そしてその話をホームドクターに伝える。
そしたら、検査値というものは個人によって違うのだと、だから平均値とかはあまり当てにしなくて良いと(この話は養老先生も良く書きますね。)
その後、薬の話としてニンジンが話題に。(武田製薬の研究所長がお友達)下痢にも便秘にも効いたニンジンの話から現在の薬品の問題点へ。
そして本居 宣長の話になる。
本居が桜が好きだった話(山桜を死んだら植えるようにと遺言を残したと、ソメイヨシノは明治に出来た、栽培しやすい)
小学校の桜は文部省と植木屋の陰謀だと(笑)
「敷島の大和心を人とはば、朝日ににほふ山桜花」
この、「におう」は色づくという意味。山桜は花と葉が一緒に出る。
そして桜の大家の話。山桜の復興を考えたおやじが居た。(親の代からの財産を全部使った話を。戦争の時にすべて切られてしまった)
桜の苗木を育てる床(桜に有った泥がある)が新幹線建設のために替え地をあてがわれる。NHKラジオがそれをゴネている例として紹介したとか。
大和心(魂)、平安の文学から。源氏物語から。生活的な知恵を持つことの重要性。知ることや学問だけで得られるものではないと。
そしておそらくこの言葉は女性が最初に使った(発明した)。
漢文ばかりしていると、男どもがバカになるという指摘ではないかと。
そのバカの元が学問だと。学問が人間をバカにする。
文学が女の手に渡った理由は、大和魂を日本が無くしてしまった。
これは日本の宿命だった(学問と闘わざるを得なかった。外国からの学問)
なんか原発災害を予期しているような講演だったな。
大きな迷信の中にいる現代の人々と指摘する。
宣長がやった事は実証主義(多くの人がそう指摘するが)ではなく、もっと
宣長が古事記伝が読めた(宣長が35年かけた)のは直覚力と想像力である。
歴史を知ると言う事が(思い出す事であり、調べることではない。古の手振り身振り口ぶりを考える)人生である。
どんな歴史も現代史である、と。
資料の中にあるのではない、心の中にある。
歴史という学問は自己をしるためのものである。
人間の言葉と思想を考えるのが歴史家である、宣長がそうであった。
己を現代の迷信(科学)から解放すること。
科学は個性をどうすることもは出来ない。
昭和45年8月、長崎雲仙の夏季学生合宿での講演。
2015年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても解りやすく、内容も充実。明確な講演で、自分の考え方の指標となりました。
2010年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず驚いたのは、とても面白かったこと。
話し始めた瞬間、彼の固い文章からは想像もつかない落語家のような口調に驚かされますが、話す言葉に力があるのは文章と同じです。
雑談と冒頭で断っている通り(実際は相当な準備をしていたようです)、内容は幅広いものの、中心的なテーマは本居宣長、やまとごころ等でしょうか。
1回聴いただけでは理解できない部分も、声を出して笑わせられる部分もありますが、小林秀雄という人間が何十年かかって得たものを、真剣に聴き手に伝えてくれている、それを思えば値段も安いと私は思います。
講演を聴いて、彼の生きる姿勢をなんとなくでも掴んでから文章に向き合うと、難解な文章が前より随分とわかるようになったように思います。
彼の講演を聴くのと聴かないのとでは、小林秀雄という人間理解もかなり変わってくるはず。
尚、私は第二巻も購入したのですが、個人的にはそちらの方が好きです。
でも双方もお薦めなことに変わりはありません。
時間をかけてでも全巻揃えたいと思っています。
話し始めた瞬間、彼の固い文章からは想像もつかない落語家のような口調に驚かされますが、話す言葉に力があるのは文章と同じです。
雑談と冒頭で断っている通り(実際は相当な準備をしていたようです)、内容は幅広いものの、中心的なテーマは本居宣長、やまとごころ等でしょうか。
1回聴いただけでは理解できない部分も、声を出して笑わせられる部分もありますが、小林秀雄という人間が何十年かかって得たものを、真剣に聴き手に伝えてくれている、それを思えば値段も安いと私は思います。
講演を聴いて、彼の生きる姿勢をなんとなくでも掴んでから文章に向き合うと、難解な文章が前より随分とわかるようになったように思います。
彼の講演を聴くのと聴かないのとでは、小林秀雄という人間理解もかなり変わってくるはず。
尚、私は第二巻も購入したのですが、個人的にはそちらの方が好きです。
でも双方もお薦めなことに変わりはありません。
時間をかけてでも全巻揃えたいと思っています。
2010年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は馬鹿だから最初は難しかったです
でも、聞くたびにじわじわと伝わってきます
小林秀雄のパッションが!!
何かテクニック的なものを得れるわけではありませんが、
感覚として得れるものがあると思います
欲を出してはだめですね
以上
でも、聞くたびにじわじわと伝わってきます
小林秀雄のパッションが!!
何かテクニック的なものを得れるわけではありませんが、
感覚として得れるものがあると思います
欲を出してはだめですね
以上
2009年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とっても難しいことを簡単な口調で話をした講演会の録音です。会場とのやり取りがとっても面白く、ここに出てきた作家の話も読み始め、小林秀雄の評論も読み始めました。本当にすごいと思います。話方は落語家みたいですが、内容は哲学です。すべてのCDを購入しました。