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永遠に女性的なる現代美術 (知の蔵書21) 単行本 – 2002/3/1
清水 穣
(著)
- 本の長さ173ページ
- 言語日本語
- 出版社淡交社
- 発売日2002/3/1
- ISBN-104473018865
- ISBN-13978-4473018861
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「永遠に女性的なるもの」とは「オバサン」のことである、と新進気鋭の評論家が放つ、美術評論集。モネから奈良美智まで「カタログ文化」と化してしまった現代美術を「オバサンの神通力」を借りて救済する。
登録情報
- 出版社 : 淡交社 (2002/3/1)
- 発売日 : 2002/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 173ページ
- ISBN-10 : 4473018865
- ISBN-13 : 978-4473018861
- Amazon 売れ筋ランキング: - 907,933位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 78位ポップアートの美術史
- - 81位アール・デコの美術史
- - 89位アール・ヌーヴォーの美術史
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リヒター写真論/絵画論を読んで、訳者の書いた本も読もうとこちらを買いましたが、こちらは残念な書籍だと感じました。そして、あとがきまで来て、本気で書かなかったのかと理解しました。論理が繋がらない連想でページが埋まっていると終始思いました。
2003年9月19日に日本でレビュー済み
目から鱗の一冊です!!!アート通には馬鹿にされる「睡蓮」を描いたモネはカメラアイだ=モネは実は睡蓮を描いたのではない・・・から始まり、メイプルソープ、クレー、ウォーホール、奈良美智、等々のポップアートから音楽までをつなぐものを論じていますが、これはすごい!!清水 穣さんのエッセイをもっと読みたいです。特に色彩と音楽の波動、波長とは同じものであるという地点から展開するアート論は目から鱗。自分自身、デザイン関係を仕事とし、常々、音と色は似ているなあと思っていたので読みながらドキドキしてしまいました。この方はすごいです!!!!どうしてもっと本、出さないの~!!!!!
2009年4月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近現代美術とその周りを取り巻く状況についてのエッセイ集。取り上げられているのは、モネ、リクテンスタイン、ウォーホル、メイプルソープ、ニコラ・ド・スタール、マーク・ロスコ、クレー、奈良美智、竹岡雄二、ジャッド、高野基夫、ゲルハルト・リヒター、荒木経惟、ヴォルフガング・ティルマンス、村上隆など。
著者は、現代美術愛好者特有のスノビズムへの不満や、有名作家に対するパターン化した解釈への疑問を持っているようだ。辛口の批評が刺激的である。
特に面白かったのは、以下のようなこと
・モネの作品は一見平凡で当たり障りのない絵画のようだが、自然を純粋な映像として捉えたという点で、現代美術の問題意識を先取りした作品である。
・アラーキーの作品は一見豪快っぽいが、実は人工的で閉じた世界のものである(その閉鎖性がヨーロッパでウケる理由である)。
・村上隆は日本への偏見を逆手に取ってモダンアートに根付く西洋中心主義に対して批評的な観点を示そうとしたが、結局「日本」の枠を自ら作ってしまうことで欧米/欧米に従属する非欧米という二元論を強化することしかできなかった。
なお、強い口調で断言しているわりに説明不十分で主張の根拠が分からないところもところどころ見受けられた。ある程度現代美術の知識がないとついていけないと思う。
著者は、現代美術愛好者特有のスノビズムへの不満や、有名作家に対するパターン化した解釈への疑問を持っているようだ。辛口の批評が刺激的である。
特に面白かったのは、以下のようなこと
・モネの作品は一見平凡で当たり障りのない絵画のようだが、自然を純粋な映像として捉えたという点で、現代美術の問題意識を先取りした作品である。
・アラーキーの作品は一見豪快っぽいが、実は人工的で閉じた世界のものである(その閉鎖性がヨーロッパでウケる理由である)。
・村上隆は日本への偏見を逆手に取ってモダンアートに根付く西洋中心主義に対して批評的な観点を示そうとしたが、結局「日本」の枠を自ら作ってしまうことで欧米/欧米に従属する非欧米という二元論を強化することしかできなかった。
なお、強い口調で断言しているわりに説明不十分で主張の根拠が分からないところもところどころ見受けられた。ある程度現代美術の知識がないとついていけないと思う。