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戦国武将・人気のウラ事情 (PHP新書 532) 新書 – 2008/6/14
鈴木 眞哉
(著)
信長は人気がなかった!? 明治の英雄番付からも見えてくる名将たちの意外な評価。
信玄と謙信は互いをどう見ていたか? 金ケ崎の退き口で殿を務めたのは秀吉だけではなかった!? 武田二十四将は適当に決められた!? 名将、知将、勇将、姦雄、忠臣……
後世の人間に貼られたレッテルは、武将の人気を大きく左右する。しかしそこには、事実無根のオベッカや買いかぶり、つくられた功名や悪評が潜んでいるかもしれない。
いまでは意外な存命中の評価がどうして変わったか、武将イメージの<通説>を疑う。
信長・秀吉・家康、だれがいちばん人気があった?
私たちの勘違いが明かされる57のエピソード。
【内容紹介】
(1)けっこういいかげんな「天下人」の世界
(2)買いかぶられた名軍師たち
(3)適当に決まった七本槍、十勇士――「名数」で評価された人たち
(4)まわりから見た戦国武将
(5)つくられた評判、消された評価
(6)戦国武将、死後の人気争い
etc.
信玄と謙信は互いをどう見ていたか? 金ケ崎の退き口で殿を務めたのは秀吉だけではなかった!? 武田二十四将は適当に決められた!? 名将、知将、勇将、姦雄、忠臣……
後世の人間に貼られたレッテルは、武将の人気を大きく左右する。しかしそこには、事実無根のオベッカや買いかぶり、つくられた功名や悪評が潜んでいるかもしれない。
いまでは意外な存命中の評価がどうして変わったか、武将イメージの<通説>を疑う。
信長・秀吉・家康、だれがいちばん人気があった?
私たちの勘違いが明かされる57のエピソード。
【内容紹介】
(1)けっこういいかげんな「天下人」の世界
(2)買いかぶられた名軍師たち
(3)適当に決まった七本槍、十勇士――「名数」で評価された人たち
(4)まわりから見た戦国武将
(5)つくられた評判、消された評価
(6)戦国武将、死後の人気争い
etc.
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社PHP研究所
- 発売日2008/6/14
- ISBN-104569699405
- ISBN-13978-4569699400
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎回期待を裏切ることのない内容である。実証の背後に流れる敗者への共感というような高度な感傷は物語好きの馬鹿な連中には理解できないのだろうか。この程度の誠実な前著への言及で、重複にいらつくようなら、歴史に関心など持たない方がよい。この本の対極に「秀吉神話をくつがえす」なんていう馬鹿の上塗りのような新書がある。馬鹿は困ったことに、歴史を自分の下らない嗜好を歴史上のフィクショナルな人物像に投影するものとしか考えないようだ。大学の先生がたいていとんでもないとんまであることは分かってはいるけれど、でもやっぱりがっかりはする。けれど鈴木氏のこの本は、いつものように歴史にどう向かい合ったらいいのかということを誠実に(少しだけ感傷的に)教えてくれる。これを「目の付けどころ」という認識で語るとすれば、「歴史」における実証というものをどう考えているのだろう。まさかNHKの大河ドラマみたいな「歴史」がどこかにあるとでも思っているのだろうか。このところ鈴木氏は好きなことを好きなように書いてる、という感じが良い。同じ内容であってもいっこうに構わない、鈴木氏の言葉をドキドキして待ちたい。
2010年4月5日に日本でレビュー済み
鈴木眞哉さんの特長というか、長所は、歯切れの良さだ。
諸説や諸先生方に遠慮せず、思うところを述べるところが小気味よい。またその、上から目線でものをいう文体も心地よい。
まあ、読者が歴史学者だったら、歯がゆいことかもしれないが、1歴史ファンには面白い限りだ。
この本を読んで実感するのは、歴史は強者が作るもの、歴史は長生きしたものが作るもの、ということだ。
どれを信じるかも、歴史を作る作業の1つかもしれない。
諸説や諸先生方に遠慮せず、思うところを述べるところが小気味よい。またその、上から目線でものをいう文体も心地よい。
まあ、読者が歴史学者だったら、歯がゆいことかもしれないが、1歴史ファンには面白い限りだ。
この本を読んで実感するのは、歴史は強者が作るもの、歴史は長生きしたものが作るもの、ということだ。
どれを信じるかも、歴史を作る作業の1つかもしれない。
2023年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私のような人物像がすぐに浮かばない者には少し専門過ぎました。
2008年7月12日に日本でレビュー済み
おもしろそうなので買ってみたけど、つまらなかった。筋としては、戦国武将で人気だったり活躍したと伝えられる人は、本当にそうだったのか、子孫とかがでっちあげたりしてんじゃないの?っていう話。
目の付け所はよかったんだけど、論拠が弱くてつまらない。反論するときにいろいろ資料を出したりしてるけど、結局のところ決め手になってるのは筆者の主観であるところが多くて、それだったらでっちあげた人とどう違うのか?というところが区別つかないまま。暇つぶしに読むならいいけど、あまり期待しない方がいいと思う。
目の付け所はよかったんだけど、論拠が弱くてつまらない。反論するときにいろいろ資料を出したりしてるけど、結局のところ決め手になってるのは筆者の主観であるところが多くて、それだったらでっちあげた人とどう違うのか?というところが区別つかないまま。暇つぶしに読むならいいけど、あまり期待しない方がいいと思う。
2008年6月22日に日本でレビュー済み
著者は「戦国時代の大誤解」の続編として、本書を上梓したようだ。戦国武将の評判がいかにアヤフヤに形成されたか、および評判自体の歴史的浮沈を本書で述べる。そのため、誤解あるいは評判形成のアヤフヤさの指摘が本書の大部分を占め、では真実はとなると詳しくは前著「戦国時代の大誤解」等を参照、という箇所が多い。そのため、前著を読まずに本書だけを手にとった人は物足りなさを感じるだろうし、前著を既に読んだ人は重複部分にいらつくこともあるだろう。また、架空の人を含めてかなり多くの人を扱っており、中には関心を覚えない人も多い。例えば私は徳川家28大名という存在を本書で初めて知ったが、28名が誰であろうと構わない、というのが正直な感想である。このように採り上げるアヤフヤな人が増えたことが本書の狙いをわかりにくくしていないだろうか。上杉謙信と武田信玄をそれぞれ祀る神社の格の違い等、本書で初めて知ったこともあるが、かなりの歴史ファンでなければ興味を持たない部分が多い本であることは承知しておいた方がよいだろう。
2010年9月12日に日本でレビュー済み
戦国武将の逸話、エピソード、功名話の多くに後世に付け加えられたものが混じっているというのは、今更言うまでもない周知の事実と思うのだが、小説やドラマ、はたまた最近の歴史ブームの中で、そのような真実ではないエピソードが引用され、あちこちで反復・増幅されているのが、この著者はよほど気になったらしい。
「そんな目くじらたてず、野暮なことはやめなさい」とは誰も言わなかったのか、武将の様々な逸話のことごとくをばっさばっさと切り捨てて廻る。
まあそこまではよいとしても、新書という限られた容量の中では、「これは嘘」「これは間違い」と否定して廻るばかりで、はたして武将の真の姿・実像はどうだったのか、という記述は最小限にとどめられているため、全編にわたって否定だけの殺伐とした印象を残す。
文章の合間合間よりオレはこんな事も知っている、といった上から目線の雰囲気がにじみでている部分も感じがよくない。
ユーモアを解さない堅物優等生的アプローチの前には、なんとも歴史のロマンは吹っ飛んでしまった。
「そんな目くじらたてず、野暮なことはやめなさい」とは誰も言わなかったのか、武将の様々な逸話のことごとくをばっさばっさと切り捨てて廻る。
まあそこまではよいとしても、新書という限られた容量の中では、「これは嘘」「これは間違い」と否定して廻るばかりで、はたして武将の真の姿・実像はどうだったのか、という記述は最小限にとどめられているため、全編にわたって否定だけの殺伐とした印象を残す。
文章の合間合間よりオレはこんな事も知っている、といった上から目線の雰囲気がにじみでている部分も感じがよくない。
ユーモアを解さない堅物優等生的アプローチの前には、なんとも歴史のロマンは吹っ飛んでしまった。