短編程度のネタを学園ものという要素を絡め引き伸ばしたような薄い内容の作品
どのキャラも普通すぎていまいち魅力がなく、ミステリとしても大したことのない
事件のわりに無駄にごちゃごちゃとして分かりにくく、読んでいて面白さを感じられなかった
薄い作品なので軽く読める点だけが魅力だろうか

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四月は霧の00密室 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス) 新書 – 2002/4/5
霧舎 巧
(著)
“霧舎が書かずに誰が書く!”傑作学園ラブコメミステリ!
4月。入学式。私立霧舎学園への美少女転校生、羽月琴葉(17)が立ち込める霧の校庭で遭遇した「霧密室」殺人事件。学園にまつわる謎めいた伝説が2人の名探偵候補(?)を琴葉のもとへとひきよせるとき、秘密(ミステリー)は満天下に明かされる!
学園ラブコメディーと本格ミステリーの二重奏、「霧舎が書かずに誰が書く!」、“霧舎学園シリーズ”堂々の開幕。
4月。入学式。私立霧舎学園への美少女転校生、羽月琴葉(17)が立ち込める霧の校庭で遭遇した「霧密室」殺人事件。学園にまつわる謎めいた伝説が2人の名探偵候補(?)を琴葉のもとへとひきよせるとき、秘密(ミステリー)は満天下に明かされる!
学園ラブコメディーと本格ミステリーの二重奏、「霧舎が書かずに誰が書く!」、“霧舎学園シリーズ”堂々の開幕。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2002/4/5
- ISBN-104061822446
- ISBN-13978-4061822443
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
美少女転校生、羽月琴葉(17)が私立霧舎学園の校庭で遭遇した霧密室殺人事件。伝説が2人の名探偵候補(?)を琴葉のもとへとひきよせる! ラブコメ×ミステリの霧舎学園シリーズ開幕。本編が封印された「密室本」。
著者について
■霧舎巧(きりしゃたくみ)
ペンネームは「新本格ミステリ」のゴッドファーザー、島田荘司氏の命名による。1999年、『ドッペルゲンガー宮《あかずの扉研究会》流氷館へ』にて第12回メフィスト賞を受賞しデビューする。
ペンネームは「新本格ミステリ」のゴッドファーザー、島田荘司氏の命名による。1999年、『ドッペルゲンガー宮《あかずの扉研究会》流氷館へ』にて第12回メフィスト賞を受賞しデビューする。
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年7月14日に日本でレビュー済み
「私立霧舎学園ミステリ白書」シリーズの第一作。
袋とじで発売という懐かしい本。バリンジャーを意識しているのか?
本格ミステリとラブコメをミックスするという暴挙に出た一冊。本格ミステリ部分はまあまあ良く出来ている。子どもだましでないトリックで、著者の誠実さが感じられた。
しかし、ラブコメ部分はいまいち。なんだか、つくりものめいていて楽しめなかった。お約束を守ろうとして堅くなり過ぎているというか。
人気(?)なのか、何冊も書き継がれているシリーズだが、次作に手を出すのは躊躇する。
袋とじで発売という懐かしい本。バリンジャーを意識しているのか?
本格ミステリとラブコメをミックスするという暴挙に出た一冊。本格ミステリ部分はまあまあ良く出来ている。子どもだましでないトリックで、著者の誠実さが感じられた。
しかし、ラブコメ部分はいまいち。なんだか、つくりものめいていて楽しめなかった。お約束を守ろうとして堅くなり過ぎているというか。
人気(?)なのか、何冊も書き継がれているシリーズだが、次作に手を出すのは躊躇する。
2008年9月2日に日本でレビュー済み
探偵漫画好きのための推理小説入門ということだろうか。
軽い文体だが、トリックの部分は十分な出来と言え、その目論見はほぼ成功しているかように見える。……が、実際、マンガしか読まない人がノベルスを手に取るとは考えにくい。
初めから連作の予定ということもあってか、登場人物たち(とくに探偵役の主人公)の言動が淡白で、新本格推理小説としてはともかく、ラブコメ小説というにはまだ遠い気がする。
また、警察の対応があそこまで「温情派」で良いのかという疑問も残る。捜査情報はダダ漏れだし。
企画倒れにならなければ良いが、という作品。
細かい工夫を全部活用しているところは評価するべきかも。
星としては、作者の挑戦に敬意を表して、ギリギリ3点台後半ということで4つにしておきます。
軽い文体だが、トリックの部分は十分な出来と言え、その目論見はほぼ成功しているかように見える。……が、実際、マンガしか読まない人がノベルスを手に取るとは考えにくい。
初めから連作の予定ということもあってか、登場人物たち(とくに探偵役の主人公)の言動が淡白で、新本格推理小説としてはともかく、ラブコメ小説というにはまだ遠い気がする。
また、警察の対応があそこまで「温情派」で良いのかという疑問も残る。捜査情報はダダ漏れだし。
企画倒れにならなければ良いが、という作品。
細かい工夫を全部活用しているところは評価するべきかも。
星としては、作者の挑戦に敬意を表して、ギリギリ3点台後半ということで4つにしておきます。
2008年6月26日に日本でレビュー済み
この人の作品全般に言える事ですが
トリックは面白いです。頑張って考えていると思います。
しかし、動機やらなんやら、小説として一番大事なストーリー部分で手を抜き過ぎています。
嘘臭いだけなら許せますが、それに加えて面白くない。
トリックは面白いです。頑張って考えていると思います。
しかし、動機やらなんやら、小説として一番大事なストーリー部分で手を抜き過ぎています。
嘘臭いだけなら許せますが、それに加えて面白くない。
2002年9月22日に日本でレビュー済み
君は伝説を信じるか?
霧舎学園の伝説はかなり変わっている。
小説の中身はまるっきり金田一。
金田一少年の事件簿嫌いじゃない人は読める。
ついでに先のストーリーまでわかっちゃったりして。
霧舎学園の伝説はかなり変わっている。
小説の中身はまるっきり金田一。
金田一少年の事件簿嫌いじゃない人は読める。
ついでに先のストーリーまでわかっちゃったりして。
2004年3月17日に日本でレビュー済み
私はこの話、好きになれません。
まず、主人公の女の子にひどいことをさせすぎです。もっとスレた子ならともかく。
次に、犯人の犯行理由。最初っからあんな重い理由持ってこないでくれって思います。気持ち悪くなって、続き買う気がしなくなりました。
まず、主人公の女の子にひどいことをさせすぎです。もっとスレた子ならともかく。
次に、犯人の犯行理由。最初っからあんな重い理由持ってこないでくれって思います。気持ち悪くなって、続き買う気がしなくなりました。
2003年5月25日に日本でレビュー済み
本格ミステリという視点から見ると落ち度は隠せないけれど、青春ミステリと考えるとなかなかいい出来である。コナンや金田一を始めとする、最近はやりのミステリ漫画などが好きな人なら読んで楽しめると思う。