地震学者が公的機関により捏造された冤罪で逮捕拘留された実話。
拘置所の中の仕組みが詳しく書かれている。
逮捕されたら、絶対にいけないと分かる秀作。

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私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。 (講談社文庫) 文庫 – 2007/10/16
島村 英紀
(著)
科学者の見た牢獄のなかってどんなところ?世界を代表する科学者が06年2月に逮捕、171日間拘留された。最近増加している望まないのに突然、逮捕・拘留されるとなにを経験するか「法治」の底辺を書く
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/10/16
- ISBN-104062758679
- ISBN-13978-4062758673
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/10/16)
- 発売日 : 2007/10/16
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4062758679
- ISBN-13 : 978-4062758673
- Amazon 売れ筋ランキング: - 423,289位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,443位講談社文庫
- - 62,830位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ものすごいことが二つ。
第一に、誰も被害者がいないのに「犯罪」が成立し、高名な科学者が無実の罪で辱めをうけてしまう司法の構造。
第二に、著者による冷徹でユーモラスな、驚くべき記述。「拘置所パラダイス」とは何ごとかと思わせて、かつ、納得させられる。何という知性のはたらき。笑わせられる。
しかし、最後の最後の行で、それまで諧謔の隙間から、ちらちらと気配を感じさせていた日本国の「司法」の恐ろしさが立ち現れる。告発や糾弾よりもよほど寒気のする結末だった。
第一に、誰も被害者がいないのに「犯罪」が成立し、高名な科学者が無実の罪で辱めをうけてしまう司法の構造。
第二に、著者による冷徹でユーモラスな、驚くべき記述。「拘置所パラダイス」とは何ごとかと思わせて、かつ、納得させられる。何という知性のはたらき。笑わせられる。
しかし、最後の最後の行で、それまで諧謔の隙間から、ちらちらと気配を感じさせていた日本国の「司法」の恐ろしさが立ち現れる。告発や糾弾よりもよほど寒気のする結末だった。
2011年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
国策に反対意見(この場合は地震予知が非現実的という意見)をもつ者は、国策操作及び逮捕で身柄を拘束
される(実刑ー懲役刑)国家権力がよくわかった。昨今の検察の暴走もさもありなんと感じられる。
正義ということはどういうことなのか、再度考えてみたい。
される(実刑ー懲役刑)国家権力がよくわかった。昨今の検察の暴走もさもありなんと感じられる。
正義ということはどういうことなのか、再度考えてみたい。
2015年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
命はとられなかったが、現代の暗黒とでもいいたい。
司法は完全ではありえない。
背後にうごめくものはなんであろう。
でも対策の取りようがないな。
司法は完全ではありえない。
背後にうごめくものはなんであろう。
でも対策の取りようがないな。
2015年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Very!Good!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2013年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こうも簡単に濡れ衣をきせられるのかと思うと、恐ろしい話です。
刑務所での冷静な観察力はさすが!おすすめの一冊。
刑務所での冷静な観察力はさすが!おすすめの一冊。
2007年11月2日に日本でレビュー済み
私にも、あなたにも起こりうる不運、
それが「逮捕・拘留」。
こわいですよー、
はまったらまず抜けられない、まさに蟻地獄。
なにせ被害者(と認める相手が)がいなくたって、
詐欺容疑で立件・起訴されて、
あろうことか有罪にまでなっちゃうんだから。
そして、拘留されるとどうなるのか、
居室は、食事は、看守の対応は、
そして自分の精神状態は…
とりあえず、
「いつかは自分の身に振りかかるかもしれない災難」
として、よーく読んでおきました。
それが「逮捕・拘留」。
こわいですよー、
はまったらまず抜けられない、まさに蟻地獄。
なにせ被害者(と認める相手が)がいなくたって、
詐欺容疑で立件・起訴されて、
あろうことか有罪にまでなっちゃうんだから。
そして、拘留されるとどうなるのか、
居室は、食事は、看守の対応は、
そして自分の精神状態は…
とりあえず、
「いつかは自分の身に振りかかるかもしれない災難」
として、よーく読んでおきました。
2008年1月4日に日本でレビュー済み
この本に書かれているのは、国際的に著名な地震学の学者が、あろうことか、ある日突然、
何の前触れも無く、家宅捜索→逮捕・勾留されてから保釈を経て控訴断念するまでの約1年間
の内の、主として拘置所での171日間の”生活”について微に入り細に入る克明さで綴られて
いることである。嘘のような本当の話で、フィクションにもならない現実のことなのだから空
恐ろしい。
こんな悪夢のような、狂気のような状況に対処された著者の冷静さ・忍耐強さをお持ちの人格
はもとより、好奇心・前向きな姿勢にただただ驚嘆致します。
と同時に、一旦起訴したら99.9%有罪判決が出るようにしてしまう検察とは何様のつもりなの
か?また、それに従ってしまうかのような裁判所に一体何の存在意義があるのか?ということ
である。
更に、この事件の裏側にありそうな、最近よく聞く地震予知・予報の怪しさにも気付かせても
らえました。
何の前触れも無く、家宅捜索→逮捕・勾留されてから保釈を経て控訴断念するまでの約1年間
の内の、主として拘置所での171日間の”生活”について微に入り細に入る克明さで綴られて
いることである。嘘のような本当の話で、フィクションにもならない現実のことなのだから空
恐ろしい。
こんな悪夢のような、狂気のような状況に対処された著者の冷静さ・忍耐強さをお持ちの人格
はもとより、好奇心・前向きな姿勢にただただ驚嘆致します。
と同時に、一旦起訴したら99.9%有罪判決が出るようにしてしまう検察とは何様のつもりなの
か?また、それに従ってしまうかのような裁判所に一体何の存在意義があるのか?ということ
である。
更に、この事件の裏側にありそうな、最近よく聞く地震予知・予報の怪しさにも気付かせても
らえました。