本書は、三葉虫の研究で著名な古生物学者リチャード・フォーティによる、地球科学の本で、地球史を語る上で、是非チェックしておきたい「地学名所」を、エッセイ風に紹介しているものである。
邦訳出版社の販売方針のためであろう、フォーティの前訳書『生命40億年全史』にそろえる形でこちらも邦題に「全史」がつけられているが、本書は年代を追って通史として解説されている内容ではない。この本においてフォーティは、上述のとおり地球規模での地質巡検(現地調査・踏査のことを地質学の専門の方はこういいます)を行っている。その巡検は、ベスビオ火山から始まりワイメア峡谷(ハワイ)、ニューファンドランド(カナダ)、アルプスやアフリカの大地溝帯・・・フォーティという超一流のガイドによる解説付きである。図鑑ではないため、絵柄が少ない。私のように、専門家でない方はPCをネットにつなげ、‘Google Earth’を参照しながら読むと、理解が深まるだろう。
博学な氏の筆は本書においても遺憾なく発揮されており、随所にユーモラスな表現もあって読む者を飽きさせない。フォーティの専門からは、少しだけシフトしているからか、『生命40億年全史』よりも肩に力が入っていないようだ。その分、さまざまな挿話が縦横にちりばめられており、きわめて興味深い内容を展開してくれる。
500頁を超えるボリュームの本というのは読むためにはそれなりの時間が必要で、読み終わってから再度読みたいと思うものはそんなに多くない。本書はもう一度読みたいと思わせる数少ない一冊である。
蛇足だが、本書のまえがきでフォーティが触れている「プレートテクトニクス」理論の確立については、テッド・ニールド著『超大陸』が詳しい。併読をお勧めする。
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地球46億年全史 単行本 – 2008/12/25
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沈み、隆起し、衝突し、のみ込む──大陸は想像を絶する巨大な力で動いている。その激しさ、ダイナミスムの中で、すべての生物は育まれた。いまなお変貌を遂げつつあるこの星の壮大なドラマを一望する、地球科学の決定版。
- 本の長さ576ページ
- 言語日本語
- 出版社草思社
- 発売日2008/12/25
- ISBN-104794216904
- ISBN-13978-4794216908
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商品の説明
著者について
リチャード・フォーティ 1946年生まれ。古生物学者。大英自然史博物館主席研究員。主な著書に『生命40億年全史』(草思社刊)、『三葉虫の謎』(早川書房)など。
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2008/12/25)
- 発売日 : 2008/12/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 576ページ
- ISBN-10 : 4794216904
- ISBN-13 : 978-4794216908
- Amazon 売れ筋ランキング: - 572,790位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 729位地球科学 (本)
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2020年7月10日に日本でレビュー済み
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歴史書の記述は時系列のものが多いと思いますが、この本はその地域の岩石や地形、地質を主体として時代を記述しているので、岩石に詳しい人には楽しい本だと思います。また、地学に興味のある人も楽しいことだと思います。
2009年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原題: The Earth: An intimate history. 地史学と言っても,地質屋にとっては野外巡検の積み重ねによって成立するものである. そこで三葉虫のフォーティ先生は地質学的名所の案内記の形をとった地史の本を企てた.ここには博識なフォーティ先生のすべてが傾注されている.従ってその翻訳にも,著者並みの博識 (地学だけでなく,料理まで) の持ち合わせが要求される.ところが,殆ど素人に近い訳者が第一章を訳して,私を絶望させた.ナポリの守護聖人 San Gennaro を祀った大聖堂の内部が,こう訳されている(p.26) '大理石や蛇紋石,オニキス (何これ ?) のプレートがふんだんに...' 訳が分らない.プレートはオニキス以外のどれに掛かるの ? San Gennaro の遺物を納めた,施錠されたところに跪くのがカラファ枢機卿の像ではないの ? 句読点の振り方で,文章はいくらでも曖昧になる.Vesuvio の火山灰地が豊穣で,なぜ富士山の作った関東火山灰層がこうも不毛なのか,翻訳中になぜ考え,その答えを訳注としなかったの ? こう言う大小の無知に基く欠点のため,私は第一章で通読を放棄した.この本を訳す前に,Arthur Holmes: Principles of Physical Geology を用意し,眼を通して置くのが訳者の義務だった,と痛感する.それでも,面白そうな章を拾い読みする度に夢中で読んでしまう.この本はやはり地球に関する必須の書である. だからこそ訳者の実力が問題なのだ.
2009年9月6日に日本でレビュー済み
本書は、世界中の地質学的に特徴的な場所へ赴いた著者が、その場所にまつわる歴史、風土、エピソードを交えながら、その地質がなぜ、いつ、どのように形成されたのかを解説する「旅エッセー」です。
「地球46億年全史」というタイトルと「576ページ」というボリュームから、「46億年前の地球誕生から現在までの地球の歴史を解説した本」かと勘違いするのは、きっと私だけではないでしょう。
もし私と同じ勘違いをしそうになったら、以下に示す本書の目次がお役に立つでしょう。
アップ・アンド・ダウン、島―天地創造の現場へ、海と大陸、アルプス、プレート、古代の山脈、ドルと宝石、熱い岩、断層線、日の老いたるもの、カバーストーリー、地球深部、地球周回の旅。
本書は「地質学的な特徴」ごとに章立てされています。各章では、その特徴を現す場所にまつわる様々なエピソードが情緒豊かに紹介されています。著者の専門である古生物学、地質学の範囲に留まらず、その土地にまつわる歴史、風土、風物などへの造詣の深さは、世界史ファンにとっては非常に魅力的でしょう。しかし、地図、写真、注釈に乏しい本書は、世界史に詳しくない私にはちんぷんかんぷんでした。
また、本書を読みには世界史ファンの上に、地球史ファンであることも条件です。というのは、46億年前から時系列的に地球史を解説しているわけではないため、本文中の「何億年前」、「何万年前」という記述を読んでも、それがどんな年代なのかを知らなければ理解することが難しいためです。
地球史ファンでない方が本書を読むには、 新版 地球進化論 (岩波現代文庫) 、 生命と地球の歴史 (岩波新書) などの地球史の入門書で予習する必要がありそうです。
「地球46億年全史」というタイトルと「576ページ」というボリュームから、「46億年前の地球誕生から現在までの地球の歴史を解説した本」かと勘違いするのは、きっと私だけではないでしょう。
もし私と同じ勘違いをしそうになったら、以下に示す本書の目次がお役に立つでしょう。
アップ・アンド・ダウン、島―天地創造の現場へ、海と大陸、アルプス、プレート、古代の山脈、ドルと宝石、熱い岩、断層線、日の老いたるもの、カバーストーリー、地球深部、地球周回の旅。
本書は「地質学的な特徴」ごとに章立てされています。各章では、その特徴を現す場所にまつわる様々なエピソードが情緒豊かに紹介されています。著者の専門である古生物学、地質学の範囲に留まらず、その土地にまつわる歴史、風土、風物などへの造詣の深さは、世界史ファンにとっては非常に魅力的でしょう。しかし、地図、写真、注釈に乏しい本書は、世界史に詳しくない私にはちんぷんかんぷんでした。
また、本書を読みには世界史ファンの上に、地球史ファンであることも条件です。というのは、46億年前から時系列的に地球史を解説しているわけではないため、本文中の「何億年前」、「何万年前」という記述を読んでも、それがどんな年代なのかを知らなければ理解することが難しいためです。
地球史ファンでない方が本書を読むには、 新版 地球進化論 (岩波現代文庫) 、 生命と地球の歴史 (岩波新書) などの地球史の入門書で予習する必要がありそうです。
2011年2月26日に日本でレビュー済み
タイトルから地球の歴史を時系列順に語った内容かとおもったが、まったく違っていた。
著者の訪れた場所の地質の説明から話が広がるという体裁であった。なので、体系的に
知識を取得したい人には向いていないかもしれない。むしろ、そういう本を読んだ後の
副読本のような感じかもしれない。
例えると、おしゃべり好きな教授とともに、各地を巡り、地質学を学んでいくといった
印象です。読み終えた後は、ちょっと近くの山に行って地層を見てみたくなると思い
ます。
著者の訪れた場所の地質の説明から話が広がるという体裁であった。なので、体系的に
知識を取得したい人には向いていないかもしれない。むしろ、そういう本を読んだ後の
副読本のような感じかもしれない。
例えると、おしゃべり好きな教授とともに、各地を巡り、地質学を学んでいくといった
印象です。読み終えた後は、ちょっと近くの山に行って地層を見てみたくなると思い
ます。
2010年12月5日に日本でレビュー済み
前作「生命40億年全史」も名著であったが、本書もそれ以上の良書であった。ただし、562ページの大作であるので読了時間もそれなりにかかる。ただ何といっても、地質学の観点から地球物理全体を全史から説明する試みは、地質学の「聖地」(発見された場所や論争となった場所)を地球物理学上重要な場所として読者が本書を通じて巡る点が、斬新で分かり易くかつ興味を持って引き込まれる。
ただ、本書は残念ながら、日本(およびその周辺)についてはほとんど語られていない。その点が逆に、一体日本の地質はどうなっているのだろうか・日本の地質学はどういう状況なのだろうかと後の読後感にもつながっていく。本書を読んではっきりとわかったことは、「自分は地質学は好きだ」ということと「もっと知りたい」ということだ。こんな本に出会えることはそうめったにあることではない。必読で蔵書用の書物です。
ただ、本書は残念ながら、日本(およびその周辺)についてはほとんど語られていない。その点が逆に、一体日本の地質はどうなっているのだろうか・日本の地質学はどういう状況なのだろうかと後の読後感にもつながっていく。本書を読んではっきりとわかったことは、「自分は地質学は好きだ」ということと「もっと知りたい」ということだ。こんな本に出会えることはそうめったにあることではない。必読で蔵書用の書物です。
2014年3月31日に日本でレビュー済み
「地球46億年全史」というタイトルに魅せられて手に取ったが、裏切られた気分である。責任は著者にあるのではなく翻訳者にある。原題と異なった題名をつけたのは翻訳者なのだから。「地質現場で語る地球の歴史」といった題名なら「当たらずしも遠からず」といったところだろうか。
著者が主張するのは「景観(地形+植生+文化)は地質の支配を受けており、地質はプレートテクトニクスの支配下にある。そしてその奥には内核、外核、マントルの運動がある。」ということだろう。この主張を世界各地の地質を見せながら説明して行こうという構想に立っている。その構想自体問題ないし、魅力的だと思う。専門家の案内で、ナポリや、ハワイや、アルプスや、ニューファウンドランドや、スコットランドを廻ったら、どんなに楽しいかと思う。
ここで、大きな疑問に行き当たる。著者はどのような読者を想定してこの本をものしたのであろうか。私は地質の専門家ではないが、地球科学の分野で飯を食って来たものであるから、プレートテクトニクスなど、一応のことは理解している。地質用語に対しては少々危ないがそれでも一般の読者よりは知っているだろう。この本では、まったくの素人にも分かるように説明しようとして恐ろしく卑近なたとえを用いて説明するかと思うと、地質用語に関しては情け容赦なく使われる。第一、私たちが地質巡検と呼ぶ地質見学旅行を楽しいと感じるような人は、地質について一応の知識を持っているのではないか。そういう人たちを対象として書いた方がずっと読みやすい本になったのではないかと思う。
私も学生を連れてアメリカ西部の地質巡検を行ったことがある。また、スコットランドや、アペニン山脈の巡検に参加したこともある。巡検に必要不可欠なのは地図である。地質図であることが望ましいが、少なくとも観察地点がどこにあるかを示す地図は不可欠である。この本にはこの情報が著しく欠けている。Google Mapを開いてみてもどこだか分からない地名が出てくる。この本の性格として巡検案内書の面も多分にあるのだから、もう少し親切に気配りできなかったのだろうか。
著者は非常に博識であり、文学的表現、文学からの引用など、いろいろ登場する。しかしこれらの博識は、この本を読みやすいものにすることには役立っていないように感じた。
日本語訳はあまりうまいとはいえない。この分野にあまり明るくない印象もある。用語の間違いも散見する(私が知らないだけかもしれないが)。明らかに間違った記述もある(責任が、著者にあるのか、翻訳者にあるのかは分からない)。
ymatsui4さん、Tomophyさんの意見はもっともだと思いました。
地質学についてかなりの思い入れがあり、地質巡検は楽しいと思える人には星4つ、「地球46億年全史」という名前に引かれた人には星2つという評価にします。
著者が主張するのは「景観(地形+植生+文化)は地質の支配を受けており、地質はプレートテクトニクスの支配下にある。そしてその奥には内核、外核、マントルの運動がある。」ということだろう。この主張を世界各地の地質を見せながら説明して行こうという構想に立っている。その構想自体問題ないし、魅力的だと思う。専門家の案内で、ナポリや、ハワイや、アルプスや、ニューファウンドランドや、スコットランドを廻ったら、どんなに楽しいかと思う。
ここで、大きな疑問に行き当たる。著者はどのような読者を想定してこの本をものしたのであろうか。私は地質の専門家ではないが、地球科学の分野で飯を食って来たものであるから、プレートテクトニクスなど、一応のことは理解している。地質用語に対しては少々危ないがそれでも一般の読者よりは知っているだろう。この本では、まったくの素人にも分かるように説明しようとして恐ろしく卑近なたとえを用いて説明するかと思うと、地質用語に関しては情け容赦なく使われる。第一、私たちが地質巡検と呼ぶ地質見学旅行を楽しいと感じるような人は、地質について一応の知識を持っているのではないか。そういう人たちを対象として書いた方がずっと読みやすい本になったのではないかと思う。
私も学生を連れてアメリカ西部の地質巡検を行ったことがある。また、スコットランドや、アペニン山脈の巡検に参加したこともある。巡検に必要不可欠なのは地図である。地質図であることが望ましいが、少なくとも観察地点がどこにあるかを示す地図は不可欠である。この本にはこの情報が著しく欠けている。Google Mapを開いてみてもどこだか分からない地名が出てくる。この本の性格として巡検案内書の面も多分にあるのだから、もう少し親切に気配りできなかったのだろうか。
著者は非常に博識であり、文学的表現、文学からの引用など、いろいろ登場する。しかしこれらの博識は、この本を読みやすいものにすることには役立っていないように感じた。
日本語訳はあまりうまいとはいえない。この分野にあまり明るくない印象もある。用語の間違いも散見する(私が知らないだけかもしれないが)。明らかに間違った記述もある(責任が、著者にあるのか、翻訳者にあるのかは分からない)。
ymatsui4さん、Tomophyさんの意見はもっともだと思いました。
地質学についてかなりの思い入れがあり、地質巡検は楽しいと思える人には星4つ、「地球46億年全史」という名前に引かれた人には星2つという評価にします。