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無情の宰相小泉純一郎 (講談社+アルファ文庫 G 119-2) 文庫 – 2005/12/1
松田 賢弥
(著)
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/12/1
- ISBN-104062569892
- ISBN-13978-4062569897
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上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年9月1日に日本でレビュー済み
進次郞氏が話題になり今回購入しました。知らない事が多くビックリです。たとえば、純一郎氏の結婚前に既に孝太郎氏が母親の胎内にいたこと、これは息子進次郎氏の相手の滝川女史と同じパターン、三男が母親の胎内で6か月目の身重であったにも関わらずこの時期に離婚し、母親の親権で育てられるも父や兄2人とは絶縁状態であること、孝太郎や進次郎が幼くして母親と別離し、恐らく子供心にも母恋しと寂しい思いをして育ったはずなのに、なぜ弟とはこんな冷酷な関係でいられるのか?人間味はない?今回読んで、恐らく父と息子進次郎も「無情」さは遺伝性で似たり寄ったりではないかと思えるようになり、真実は、薄情一家かな? 進次郎氏の政治家としての立ち振る舞いも将来像も、父と似たり寄ったりと思える。残念ながら反面教師にはなり得ないようで、期待外れかな・・・・残念。
2012年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
話は 飛躍しているし 繰り返しは 多いし はじめから 何言っても 小泉元総理の 足をとにかく引っ張りたい意図が 見え見えで 結論は一つって感じで
ここで ☆たくさんついてたし ワイドショーで 三男や 元の奥様を見て ちょっと 興味が沸いて読んだけど とにかく 筆者の 勝手な思い込み(個人的な恨み?)と 驚くほどの推測で 気持ち悪い。
小泉さんに反対する人だけから ゴシップを聞き出して 適当に自分の思いと 推測をくっつけて 書いちゃった感じ。
人それぞれの 事情も無視 子供の気持ちも無視 巻頭に小泉元首相の弟の秘書に こんな記事書いて・・・って 言われてるけど
本当のこと 実際の取材は そこだけじゃないかと・・・思うほどの 薄っぺらで 超ゴシップな内容。
こんなことに 利用された 立派な前妻と 三男さんが かわいそうでした。
筆者はこれで もうけてるなんて あなたの本の方が 私にはありえない。
ここで ☆たくさんついてたし ワイドショーで 三男や 元の奥様を見て ちょっと 興味が沸いて読んだけど とにかく 筆者の 勝手な思い込み(個人的な恨み?)と 驚くほどの推測で 気持ち悪い。
小泉さんに反対する人だけから ゴシップを聞き出して 適当に自分の思いと 推測をくっつけて 書いちゃった感じ。
人それぞれの 事情も無視 子供の気持ちも無視 巻頭に小泉元首相の弟の秘書に こんな記事書いて・・・って 言われてるけど
本当のこと 実際の取材は そこだけじゃないかと・・・思うほどの 薄っぺらで 超ゴシップな内容。
こんなことに 利用された 立派な前妻と 三男さんが かわいそうでした。
筆者はこれで もうけてるなんて あなたの本の方が 私にはありえない。
2004年7月27日に日本でレビュー済み
小泉首相の家庭がこうだから国を運営する資格がないように書くのは、ちょっと理論が飛躍していないか。
国益を守る仕事も残していない歴代の首相と比べると、小泉は国連の常任理事国入りに強い決意を宣言し、国連憲章の旧敵国条項の削除要求と、安保理改革へ「歴史的な決断」を促し、北朝鮮のミサイル発射の凍結を明記する「日朝平壌宣言」を締結し、その方法に賛否はあろうが北朝鮮による拉致事件に突破口を開いている。小泉がNYに来て国連総会で、常任理事国入りについて明確な発言をして世界の喝采をうけているのに、この時期を狙ったかのように訪中して、中国に謝罪外交している議員の方がよほど奇妙だと思える。
さらに小泉は、あからさまに反日(北朝鮮問題も含めて)を批判すれば日本内部に存在する反日メディアの攻撃に遭う事を計算した上で、あえて弱腰を装い、国民の反中国、朝鮮の志気を高めようとしている。国益に適う巧みな策士だ。
もう少し冷静に書いて欲しかった。本書は政治的な信念から書かれたものではなく、売れるように書かれたように感じる。そしてそれが見事に成功しているように思える。本書も1つの反日メディアなのだ。
国益を守る仕事も残していない歴代の首相と比べると、小泉は国連の常任理事国入りに強い決意を宣言し、国連憲章の旧敵国条項の削除要求と、安保理改革へ「歴史的な決断」を促し、北朝鮮のミサイル発射の凍結を明記する「日朝平壌宣言」を締結し、その方法に賛否はあろうが北朝鮮による拉致事件に突破口を開いている。小泉がNYに来て国連総会で、常任理事国入りについて明確な発言をして世界の喝采をうけているのに、この時期を狙ったかのように訪中して、中国に謝罪外交している議員の方がよほど奇妙だと思える。
さらに小泉は、あからさまに反日(北朝鮮問題も含めて)を批判すれば日本内部に存在する反日メディアの攻撃に遭う事を計算した上で、あえて弱腰を装い、国民の反中国、朝鮮の志気を高めようとしている。国益に適う巧みな策士だ。
もう少し冷静に書いて欲しかった。本書は政治的な信念から書かれたものではなく、売れるように書かれたように感じる。そしてそれが見事に成功しているように思える。本書も1つの反日メディアなのだ。
2006年12月17日に日本でレビュー済み
このところ、小泉時代を総括する本が、あいついで出ている。
これは、その小泉時代のさなかに書かれた本である。
松田賢弥というのは、野中広務への粘り強い取材などで知られるジャーナリストである。松田が書いた野中の評伝を読む限りでは、彼は野中寄りであると思う。
野中に対する視線には、批評眼を失わないながらもバカにしたところが少しもない。そして、当然のことながら、野中を敬する人間が、小泉を敬するようになるわけがないのだった。この本を読んで、その感を強くした。
ということは、松田の目的というのはやはり、小泉に対して一石を投じる、ということであったのだろう。松田は考えた末に、「政治家としての小泉に対する真っ向からの批判」ではなくて、「私生活を暴露して、その人物を貶める」という方法を採用したのだった。
これは、松田にとっては窮余の策であったろう。「真っ向批判」はさんざん他の人がやっていて、しかも何ら国民に与える影響がなかった、というところから取った「最後の方法」ともいうべき搦め手であった。
「まともな頭があれば、小泉など好きになるわけがなかろう」、という常識は、もはや通用しないところまで来ていた。
「Xジャパンをカラオケで歌う」とか、「バスローブ姿の写真集を出す」とかいうよりは、「官邸で不適切な行為をした」クリントンのほうがよほどマシだと思うのは私だけだろうか。
小泉時代の数年間で、国の国民に対する待遇は飛躍的に下がった。これは、シティホテルに泊まっていたはずなのにいつの間にか民宿並みの接客をされていた、というのに等しい。それでも、多くの人がまだ小泉を好きなのだ。
「最後の搦め手」を投じ「みなさん、これでも好きですか」と問うた松田の試みというものは、しかし「小泉を好きな人は松田の本なんか読まない」という厳然たる事実により、あえなく散っていったのだった。それでも、その一石というものを評価したい。
これは、その小泉時代のさなかに書かれた本である。
松田賢弥というのは、野中広務への粘り強い取材などで知られるジャーナリストである。松田が書いた野中の評伝を読む限りでは、彼は野中寄りであると思う。
野中に対する視線には、批評眼を失わないながらもバカにしたところが少しもない。そして、当然のことながら、野中を敬する人間が、小泉を敬するようになるわけがないのだった。この本を読んで、その感を強くした。
ということは、松田の目的というのはやはり、小泉に対して一石を投じる、ということであったのだろう。松田は考えた末に、「政治家としての小泉に対する真っ向からの批判」ではなくて、「私生活を暴露して、その人物を貶める」という方法を採用したのだった。
これは、松田にとっては窮余の策であったろう。「真っ向批判」はさんざん他の人がやっていて、しかも何ら国民に与える影響がなかった、というところから取った「最後の方法」ともいうべき搦め手であった。
「まともな頭があれば、小泉など好きになるわけがなかろう」、という常識は、もはや通用しないところまで来ていた。
「Xジャパンをカラオケで歌う」とか、「バスローブ姿の写真集を出す」とかいうよりは、「官邸で不適切な行為をした」クリントンのほうがよほどマシだと思うのは私だけだろうか。
小泉時代の数年間で、国の国民に対する待遇は飛躍的に下がった。これは、シティホテルに泊まっていたはずなのにいつの間にか民宿並みの接客をされていた、というのに等しい。それでも、多くの人がまだ小泉を好きなのだ。
「最後の搦め手」を投じ「みなさん、これでも好きですか」と問うた松田の試みというものは、しかし「小泉を好きな人は松田の本なんか読まない」という厳然たる事実により、あえなく散っていったのだった。それでも、その一石というものを評価したい。
2005年9月10日に日本でレビュー済み
少しでも人と変わったところを嗅ぎ廻り,それを大仰に書き立てる。
日本マスコミの,そんな幼稚なスキャンダリズムからの脱却が,
まだまだ遠い未来のことでしかないことを思い知らされる一冊。
松田氏は,週刊誌でも似たような記事を書き続けている。もし
民主党が政権をとれば,今度はすぐに岡田氏のあら探しを始め,
それを同じように大仰に書き立てるだけだろう。
このような興味本位のゴシップ・ジャーナリズムが見向きもされ
ない,成熟した民主主義社会の到来を,願わずにはいられない。
日本マスコミの,そんな幼稚なスキャンダリズムからの脱却が,
まだまだ遠い未来のことでしかないことを思い知らされる一冊。
松田氏は,週刊誌でも似たような記事を書き続けている。もし
民主党が政権をとれば,今度はすぐに岡田氏のあら探しを始め,
それを同じように大仰に書き立てるだけだろう。
このような興味本位のゴシップ・ジャーナリズムが見向きもされ
ない,成熟した民主主義社会の到来を,願わずにはいられない。
2004年6月10日に日本でレビュー済み
不満を述べるなら、直接小泉に話を聞いた点がないことだ。
著者の前作「闇将軍」が、野中広務自身に何度も話を聞いた
結果、彼の「影の悪役」というイメージが揺らぐ瞬間を捕らえ
たことで一級のノンフィクションとなったのを知る者には、
物足りない。
しかしよく考えてみると、それは著者の非ではなく、野中と小
泉の人間的資質の違いのせいかもしれない。野中は自身に認め
るところがあればどんな立場の人間にも話をした。小泉にはそ
れがない。そこに本著のテーマである「小泉の冷酷さ」がつな
がってくる。
(小泉が総理大臣であるという立場上、なかなかタイマンで話
を出来ないということがあるだろう。だが小渕元首相は佐野眞
一を官邸に呼んで話をしているのである)
この本の見所は隠された三男のエピソードだろう。彼は生まれ
て一度も小泉に会ったことがない。それでも三男は小泉に会お
うと何度もコンタクトを試みる。演説会場、静養先へ。
その結果、何が待っていたのか。
詳しくは実際に読んでいただきたい。
著者の前作「闇将軍」が、野中広務自身に何度も話を聞いた
結果、彼の「影の悪役」というイメージが揺らぐ瞬間を捕らえ
たことで一級のノンフィクションとなったのを知る者には、
物足りない。
しかしよく考えてみると、それは著者の非ではなく、野中と小
泉の人間的資質の違いのせいかもしれない。野中は自身に認め
るところがあればどんな立場の人間にも話をした。小泉にはそ
れがない。そこに本著のテーマである「小泉の冷酷さ」がつな
がってくる。
(小泉が総理大臣であるという立場上、なかなかタイマンで話
を出来ないということがあるだろう。だが小渕元首相は佐野眞
一を官邸に呼んで話をしているのである)
この本の見所は隠された三男のエピソードだろう。彼は生まれ
て一度も小泉に会ったことがない。それでも三男は小泉に会お
うと何度もコンタクトを試みる。演説会場、静養先へ。
その結果、何が待っていたのか。
詳しくは実際に読んでいただきたい。
2006年10月28日に日本でレビュー済み
世間には知られていない、首相の一面が分かる。
ただ、週刊誌用の記事を集めて構成しているので仕方ない面もあるが、最初から最後まで同じことばかり繰り返しているように見える。
ただ、週刊誌用の記事を集めて構成しているので仕方ない面もあるが、最初から最後まで同じことばかり繰り返しているように見える。
2004年5月29日に日本でレビュー済み
このところ、小泉首相批判本が立て続けに出版されたようだけれども、これはついに首相の賞味期限が切れ始めたとことを意味するのだろうか。
週刊誌の記事をまとめて加筆したものとのことだが、全体として非常に読みやすい文章になっており、構成もすっきりしている。ただし、章が変わるごとに、前の章にも書かれていたことが繰り返し出てくるのは、一気読みする場合には少々くどい。章を前後して拾い読みする分には、却って便利かもしれないが。
また、「小泉、あなたは鬼か。」という一行は、本書を読んでいればかなり早い段階から、人間・小泉純一郎が恐ろしく無情だということは誰にでもわかるので、不要だと思う。
選挙前のテレビ討論の際、教育政策について尋ねられた首相は、他の政治家たちが具体的な政策について話す中、「子供はまず、ぎゅっと抱きしめてあげることが大事」と熱く語った。それを見た私は、箱根で静養中の首相を訪ねた三男が門前払いを食っただけでなく、首相がカメラの前で次男とキャッチボールをして見せたことを咄嗟に思い出し、背筋が寒くなった。彼は三男をぎゅっと抱きしめるどころか、冷たく拒否し、次男との団欒を見せ付けるような行いすらしていたのではなかったか、と。
この本を読んで、私がずっと抱いてきた小泉純一郎という人物に対する数々の疑念に関する裏づけが、ようやく取れたような気がする。
今回の2度目の首相訪朝で、再度小泉人気は浮揚したらしい。「首相の訪朝を評価、しかし食糧支援は反対」という、よくわからない世論調査の結果が出ているが、この不可思議な小泉人気について、再度考えて見たい向きには、是非おすすめの一冊です。
週刊誌の記事をまとめて加筆したものとのことだが、全体として非常に読みやすい文章になっており、構成もすっきりしている。ただし、章が変わるごとに、前の章にも書かれていたことが繰り返し出てくるのは、一気読みする場合には少々くどい。章を前後して拾い読みする分には、却って便利かもしれないが。
また、「小泉、あなたは鬼か。」という一行は、本書を読んでいればかなり早い段階から、人間・小泉純一郎が恐ろしく無情だということは誰にでもわかるので、不要だと思う。
選挙前のテレビ討論の際、教育政策について尋ねられた首相は、他の政治家たちが具体的な政策について話す中、「子供はまず、ぎゅっと抱きしめてあげることが大事」と熱く語った。それを見た私は、箱根で静養中の首相を訪ねた三男が門前払いを食っただけでなく、首相がカメラの前で次男とキャッチボールをして見せたことを咄嗟に思い出し、背筋が寒くなった。彼は三男をぎゅっと抱きしめるどころか、冷たく拒否し、次男との団欒を見せ付けるような行いすらしていたのではなかったか、と。
この本を読んで、私がずっと抱いてきた小泉純一郎という人物に対する数々の疑念に関する裏づけが、ようやく取れたような気がする。
今回の2度目の首相訪朝で、再度小泉人気は浮揚したらしい。「首相の訪朝を評価、しかし食糧支援は反対」という、よくわからない世論調査の結果が出ているが、この不可思議な小泉人気について、再度考えて見たい向きには、是非おすすめの一冊です。