まあ、みずみずしくはある。処女出版らしい作者の気負いが甘酸っぱくて、うれし恥ずかしい。
版元は何でも見境なく出す所らしいが、本書に込められた編集者の心意気は認める。たとえそれが空回り気味だったとしても。
デッサンが狂っているのもご愛嬌だ。
「作家は処女作に向かって成熟して行く」とも言うではないか。
本作に、この作者の後々の作品の萌芽を見るのも一興ではないか。
なんか、笑っちゃう話も多い。
別に「ホラー漫画で笑っちゃいけない」と言う法律はないだろう。
やはり、この作者の資質はホラーと笑いのギリギリの境界線上にあるのではなかろうか。
「出し遅れのご祝儀」と言う意味合いで、星五つ進呈する。

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誘怪犯 単行本 – 2007/6/30
うえやま 洋介犬
(著)
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社ジービー
- 発売日2007/6/30
- ISBN-104901841580
- ISBN-13978-4901841580
登録情報
- 出版社 : ジービー (2007/6/30)
- 発売日 : 2007/6/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 160ページ
- ISBN-10 : 4901841580
- ISBN-13 : 978-4901841580
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,327,815位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,589位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
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2018年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何故か…と考えたら…木原浩勝氏の名前を見て解りました。
新耳袋で感じた不快感です。
新耳袋も数々の恐い話が有りますが、数を揃え様としてなのか『?』の付く添え物話や作り話っぽい不快感を与える話も多数有ります…例えば黒い男系異星人らしい話などです。
怪談とかでもなく、バレ分かりのパクり創作や煙に巻く的な適当さが不快感を呼びます。
この本はその塊です。
先ず殆どがホラーじゃない。
グロやキテレツを狙ったわざとらしい結末が多いが、落ちが詰まらなすぎて白けるばかりです。
ホラーとして唯一恐いと感じたのは『逢瀬の合図』こんな感じの作品がもう数編有れば評価も違ったかもです。
新耳袋で感じた不快感です。
新耳袋も数々の恐い話が有りますが、数を揃え様としてなのか『?』の付く添え物話や作り話っぽい不快感を与える話も多数有ります…例えば黒い男系異星人らしい話などです。
怪談とかでもなく、バレ分かりのパクり創作や煙に巻く的な適当さが不快感を呼びます。
この本はその塊です。
先ず殆どがホラーじゃない。
グロやキテレツを狙ったわざとらしい結末が多いが、落ちが詰まらなすぎて白けるばかりです。
ホラーとして唯一恐いと感じたのは『逢瀬の合図』こんな感じの作品がもう数編有れば評価も違ったかもです。
2007年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新耳袋・木原浩勝氏、「超」怖い話・ 平山 夢明氏が推薦する、怪談漫画ブログ「誘怪犯」、
WEBで読めることは読めますが、やはり書籍という形になると格別です。
WEB連載に加筆訂正(そんなに多くない)、書き下ろし(長編は、うーん・・・長いだけ)、
そして誌上トラックバックと称して、推薦人他によるコメント(ちょっと蛇足かな)と 書籍化特典はまぁそれなり。
しかし内容は絶品 傑作です。文句なくすごい。
ただし、初版には一部乱丁があります。(すでに修正版に入れ替え済みだとは思いますが)
乱丁分がWEBにて再掲載されていますので、あれと思ったら「誘怪犯」でぐぐってください。
乱丁もまた怪異なりということで、星は当然5つです。
WEBで読めることは読めますが、やはり書籍という形になると格別です。
WEB連載に加筆訂正(そんなに多くない)、書き下ろし(長編は、うーん・・・長いだけ)、
そして誌上トラックバックと称して、推薦人他によるコメント(ちょっと蛇足かな)と 書籍化特典はまぁそれなり。
しかし内容は絶品 傑作です。文句なくすごい。
ただし、初版には一部乱丁があります。(すでに修正版に入れ替え済みだとは思いますが)
乱丁分がWEBにて再掲載されていますので、あれと思ったら「誘怪犯」でぐぐってください。
乱丁もまた怪異なりということで、星は当然5つです。
2012年9月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本当は同作者の「くさったよめがあらわれた」のついでに買ったつもりだったのですが、こちらの方に惚れ込んでしまいました。
コワイ、グロイ、キモイなどの単語では言い表せない読後感があります。
夏の終わりに、まだまだ嫌な思い(褒め言葉です)をしたい方は、絶対に買いです。
コワイ、グロイ、キモイなどの単語では言い表せない読後感があります。
夏の終わりに、まだまだ嫌な思い(褒め言葉です)をしたい方は、絶対に買いです。
2007年7月22日に日本でレビュー済み
冷夏なのか猛暑なのかハッキリして欲しい今年の夏ですが、蒸し蒸しした夏の夜に気軽に読める怪談漫画はどうでしょう。この本は、うえやま氏が超有名ブログで公開してきた短編の怪談をあつめたものです。どれもオリジナルで、ヒヤリとさせたり、ニヤリとさせたり、怪談というより日常のゾッとする出来事など、なかなか多彩な内容が楽しめます。
なお、私の購入した本には乱丁がありましたが、うえやま氏のブログに、それに対する謝辞と、乱丁部分の作品の再掲がありますのでご覧下さい。怪談漫画ブログ「誘怪犯」で検索して見つかります。ちなみに、書籍化されたときに書き直したエピソードなどもあるようですので、ブログと比較してみるのも楽しいですね。
なお、私の購入した本には乱丁がありましたが、うえやま氏のブログに、それに対する謝辞と、乱丁部分の作品の再掲がありますのでご覧下さい。怪談漫画ブログ「誘怪犯」で検索して見つかります。ちなみに、書籍化されたときに書き直したエピソードなどもあるようですので、ブログと比較してみるのも楽しいですね。