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突破するアイデア力 ~脱常識の発想トレーニング~ (宝島社新書) 新書 – 2006/9/8
会議をひらくといつもなあなあで終わってしまう…
お客をあと一歩のところで口説き落とせない・・・
そんなあなたに欠けているのは、『突破するアイデア力』です。
SF、マンガ、寺・仏像、建築など、ビジネスにはまったく役に立たないとも思える知識こそ、常識をくつがえす発想の源泉となる!
元アクセンチュアトップ戦略コンサルタントが明かす、他人をアッと驚かせるビジネス書からは決して学べない発想法の数々
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日2006/9/8
- ISBN-104796654461
- ISBN-13978-4796654463
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商品の説明
著者からのコメント
この本は、学びと突破(ブレークスルー)の本である。
ここでのメッセージは「仕事ばかりじゃ発想は拡がりません」「そんなんじゃブレークスルーは絶対生まれない」「日常のあらゆる場面でそういう突破力ある発想やアイデアを学べることはいくらでもある」ということだ。
別の言い方をすれば「遊んで学ぶのススメ」だ。「仕事中心生活の否定」でもあるかもしれない。
なぜこのようなメッセージの本を(一般的には)仕事中毒者とも見える経営戦略コンサルタントが書こうとしているのだろうか。
超刺激的なコンサルタンティングの仕事をしているのに、血気盛んでフレッシュな新入社員達が、二年もするとなんとなく煤けてくる。
入社直後、いや、学生時代の採用面接での時の方がよほど面白いことを言っていた。
こんな面白い組織、面白い仕事をしていながら、なぜにそうなるのか。話す内容がどんどん常識的で、つまらなくなっていく。
実はこれは私自身に関して十数年前に起きたことでもある。入社三年目で感じた、何とは無しの閉塞感と伸び悩み感。
「俺って最近、話がつまらない」
「考え方や話しのパターンが、いつも同じ」
論理力(ロジック)や分析力が命である戦略コンサルティング業においても、「独創的発想力」の大切さは年々高まっている。
突破力なくして大きな成果はない、と言える。
そこでは、企業が従業員に対して用意する一律の研修や方法論といったものではカバーしえない、個々人の基本的な発想力やアイデア力が、絶対的に必要だ。
むしろこれは自ら気づき、自ら学ぶべきもので、人から教わってはいけない領域・テーマなのかもしれない。
そういった意味で、このアイデア力をテーマとする書において、読者諸氏に何かを押しつけようとは思わない。これはいわば「私の独り言」集だ。
私の「学びの源泉」として、「本」(SF、科学書、歴史小説、マンガ)、「旅」(寺社仏閣、ヒッチハイク、海外留学)、「家」(家造り、家族)、等々がある。また、「仕事」(失敗プロジェクト)からの学びについても多少。
私という経営戦略コンサルタントの、それなりに独自な部分があるとすれば、SFやらマンガやら、はたまた仏像やらに「ビジネスにも通じる奥義」を見いだす力なのかもしれない。
ともかく、取っつきやすい分野から読んでみていただきたい。
誰の何に役に立つかは、読み手次第としよう。ただ、私に関して敢えて言えば、「SFは仕事の役に立つ」し「マンガやヒッチハイクは人生の礎となり得」てきた。
「遊んで学ぶのススメ」
読者諸氏の健闘と『突破するアイデア力』の向上をお祈りすると共に、この一冊がそのきっかけになればと願う。
出版社からのコメント
そんなあなたに欠けているのは、『突破するアイデア力』です。
SF、マンガ、寺・仏像、建築など、ビジネスにはまったく役に立たない知識こそ、常識をくつがえす発想の源泉となる。元アクセンチュアトップ戦略コンサルタントが明かす、他人をアッと驚かす、ビジネス書からは決して学べない発想法の数々!
著者について
1964年大阪生まれ、福井育ち。東京大学理科一類に入学後、理学部物理学科に進学するも、学部卒での「文系就職」の途を選ぶ。1987年~96年まで、ボストンコンサルティンググループ(BCG)勤務。内、91年夏~92年末までINSEAD留学(フランス)。96年~2006年7月までアクセンチュア勤務。03年より同社戦略グループ統括エグゼクティブ・パートナーとなり、同グループの220名への成長に貢献した。現在、グロービス経営大学院 客員助教授、企業研修活動、執筆・講演活動、大学・高校・中学・小学校での教育活動などで活躍中。
著者について
1964年大阪生まれ、福井育ち。小学校入学直後40日間の入院中に差し入れられた100冊の本を読破。読みかじりを人に教える快感に目覚める。大学浪人時に通った駿台予備校では、教えることの技術に衝撃を受ける。
東京大学理学部物理学科卒業後、直接、外資系コンサルティング会社に就職。以来19年半、ボストン コンサルティング グループ、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2003年から06年までアクセンチュア 戦略グループ統括。
途中、INSEADでMBA修了。1年半の欧州暮らしを経験する。
仕事と並行して28才頃から社会人教育に携わり始め、32才からグロービスで「経営戦略」等の講師を務める。
2006年から教育の世界に転じ、地元小学校でのPTA会長などを経て、07年からKIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 教授に。同時に、子どもたち・親たち・教員向けの授業や講演に全国を飛び回る。テーマは「決める力」「発想力」と「生きる力」。
現在KIT教授の他に、早稲田大学ビジネススクール・女子栄養大学 客員教授、放課後NPO アフタースクール 理事、NPO 3keys 理事、前田工繊 社外取締役、永平寺町ふるさと大使を務める。 HPは「三谷宏治」で検索を。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
歴史小説や神社仏閣、SFからマンガまで、
あらゆることから、気づき・発見や想像、見えないものを
見る力などを吸い取ってしまうみたにさんに感動! そして共感です。
いろんなところで、この本のレビューを見ると
「コンサルタントの視点」みたいなコメントが多いけど、
そんなこと関係なく、職業なんて超越していて、
人として、父として、社会人として、日本人として、
あと、何だろう、とにかく、おもしろいのです。視点が。
自ら学ぶ力、問う力、すごく大事だと改めて思えた
珠玉の1冊なのでありました。
三谷さんのような学校の先生がいたら、
小さいころから、いろんな視点や視野を持てたなぁと
本当に思います。
思いました。
この本で著者が言いたい事を一言で言えば「余裕を持とう」という言葉に
なるでしょうか。その為には
「いろいろな経験をしてみよう」
「マンガやSF小説だってどんどん読もう」etc......
著者の様々な体験が「普通の人」の目線で分かりやすく書かれています。
テーマ毎にまとめられているので興味ある部分から読んでいく事もできるし、
また著者が感銘を受けたマンガやSF小説を、読んでみたい(読ませてみたい)
タイトルリストとして活用するのも良いかもしれません。
この際、日々の行動にどれだけ洞察力をもって接する事が出来るかが重要である。
本書はHOW TO本ではない為、大半の読者が期待する内容とは中身が異なると思う。
仕事に限らず、日々の行動からどう気付くのか?どう実務に活かすのか?を
教えてくれる。
特徴として、本書では「トレーニング方法」はまとめられておらず、
「行動 → 思考 → 実践」の順に書かれたケースがひたすら続く。
これは、一般の人の行動パターンと同じ。
個人的に、明日から早速実践!と書かれたHOW TO本の実践は殆どやらない
事が多い。行動パターンを変える必要があるからだ。
本書のプロセスは行動パターンを変える必要がない。だから親近感が沸く。
本書はレビュー集としても使う事が出来る。まだ読んだ事が無い本を見つけ、
内容が気に入れば、自分のウィッシュリストとして加えるのも良いと思う。
心の豊かさ?、経済的な豊かさ?、成功する事?
どれを選んでもOKです。意識を広げる事でいろんな幅を広げて行ける。
そんなヒントがここにあります!
ここから何に繋げて行くかは読み手次第。全ての事はリンクします。
『ビジネス書』としての印象が強い三谷氏の本ですが、
こちらの本は「仕事に役立つ」ではなくても、
何か行き詰まってしまった時、等にも是非読んで貰いたい本です。
どのように考えているか、頭の中をのぞけるような本だった。
マンガ、旅行、家づくり、家族など、日常の中にも考え方次第でアイデアの源や
気づきがあるのだなと気づかせてくれる良著。
特に、「コンセプトは想像力、ソリューションは創造力」という視点で
奮闘しつつ家づくりをしていく章は、コンサルタントとしての考え方をなぞるようで
とても面白かった。
自然なショートエッセイ風のリアルな体験談。その中で三谷さんのユーモアあり斬新かつ本質を見抜いたまっすぐでピュアな着眼点が、目からウロコでした。
例えば「マスター・オブ・ライフ」で紹介されてるマンガのセリフ数々・・・あまりに奥深くて、思わずジーンときてしまった。また日頃の自分が触れない(知らない)世界にようこそって感じの、SFや寺社仏閣編。漢字が多く難しい中でも「遠くを見つめることー東大寺 四天王像」の何億光年の彼方を見据えてる姿を想像すると、目の前のことに追われてる自分の小ささに気づき、自分の目線がぐっと引き上げられました。SFや歴史からの”ものの見方”、それが本質を突いてることは、驚きかつ新鮮。新書には、「学び」のビジネス現場への役立ち例など加筆もあるということなので、期待してます。(女性読者)