『タイム』誌特別編集という冠に惹かれてネット購入。実物を手にした瞬間、「あちゃ〜?」というのが正直なところ。単行本のようでいて、どちらかと言えば写真集っぽい。「読む」よりも「見る」タイプの本。
でも『タイム』誌自体、雑誌なのだから当然である。
――そう思い直した。
逆に、これだけ写真が掲載されていて1000円はお手頃。
身近に、オバマを感じることができる。
内容では、特に「母の物語」の章が圧巻。
偉大なる母があってこそオバマなのだと感服した。

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オバマ ホワイトハウスへの道 単行本(ソフトカバー) – 2008/12/28
「タイム」誌
(編集)
『米国版初版 50万部!オバマ本の決定版』
●世界176カ国、読者2900万人
最も信頼されるニュース誌『タイム』が3年に渡り密着取材!
●ナンバー1ニュース週刊誌『タイム』だから出来た!
独占取材&フォト満載のオールカラー96ページ
● 数奇な生い立ち、妻ミシェル、そしてドラマチックな勝利まで
「新指導者オバマの実像」に迫り、「世界の明日」を読む全10章!
米国第44代大統領オバマの感動の半生
2008年11月4日、投票所に足を運んだ有権者は、わずか4年前にはほとんど無名だった人間をアメリカの第44代大統領に選出した。
『オバマ大統領―ホワイトハウスへの道』は、バラク・オバマの感動の半生を描き出す。
ハワイでの質素な生活を送った少年時代に始まり、アメリカ史上有数の注目を集めた選挙戦でジョン・マケインを制して、
投票日の晩にシカゴで勝利宣言をするまでの道のりだ。
ジョー・クライン、カレン・タマルティをはじめとする『タイム』誌政治部の記者が本書で語るオバマの物語は、
アメリカのどの大統領の系譜とも似ていない。ハワイで、カンザス出身の白人女性とケニア人黒人男性の間に生まれ、
子ども時代を過ごしたインドネシアでは、母は毎朝4時に彼を起こし英語を教えた。
そしてハワイに戻り、祖父母に育てられる。本書は、彼の人生の驚くべき軌跡をたどる。
●世界176カ国、読者2900万人
最も信頼されるニュース誌『タイム』が3年に渡り密着取材!
●ナンバー1ニュース週刊誌『タイム』だから出来た!
独占取材&フォト満載のオールカラー96ページ
● 数奇な生い立ち、妻ミシェル、そしてドラマチックな勝利まで
「新指導者オバマの実像」に迫り、「世界の明日」を読む全10章!
米国第44代大統領オバマの感動の半生
2008年11月4日、投票所に足を運んだ有権者は、わずか4年前にはほとんど無名だった人間をアメリカの第44代大統領に選出した。
『オバマ大統領―ホワイトハウスへの道』は、バラク・オバマの感動の半生を描き出す。
ハワイでの質素な生活を送った少年時代に始まり、アメリカ史上有数の注目を集めた選挙戦でジョン・マケインを制して、
投票日の晩にシカゴで勝利宣言をするまでの道のりだ。
ジョー・クライン、カレン・タマルティをはじめとする『タイム』誌政治部の記者が本書で語るオバマの物語は、
アメリカのどの大統領の系譜とも似ていない。ハワイで、カンザス出身の白人女性とケニア人黒人男性の間に生まれ、
子ども時代を過ごしたインドネシアでは、母は毎朝4時に彼を起こし英語を教えた。
そしてハワイに戻り、祖父母に育てられる。本書は、彼の人生の驚くべき軌跡をたどる。
- 本の長さ96ページ
- 言語日本語
- 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日2008/12/28
- 寸法21 x 0.8 x 29.7 cm
- ISBN-104887596871
- ISBN-13978-4887596870
登録情報
- 出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008/12/28)
- 発売日 : 2008/12/28
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 96ページ
- ISBN-10 : 4887596871
- ISBN-13 : 978-4887596870
- 寸法 : 21 x 0.8 x 29.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,177,516位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 535位アメリカのエリアスタディ
- - 7,968位政治入門
- - 129,360位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年2月15日に日本でレビュー済み
全米で50万部突破し、日本でも9万部近いようだが、プライベートでのリラックスしたオバマの表情や、選挙戦の興奮と実情をつたえる。
一人の時や、家族とくつろぎ、普段着のオバマの姿もとらえ、10代で出産した母親の写真まである。
本書に多くの写真を提供している写真家はオバマ候補を2006年1月からタイム誌のために追いつづけ、当時バンに乗り込んだ遊説チームはわずか3人、運転手とオバマ氏本人と彼女だけだったという。以来彼女はスタッフにいわく家族の一員なり、それゆえの独占取材となった。
ハワイでカンザス出身の白人女性とハワイ大学初の黒人留学生の1人でケニア男性との間に生まれたオバマだが、母方の白人の祖父とのビーチでの写真を見ると、母親似のオバマは祖父にも似ている。
子ども時代を過ごしたインドネシアでは、母は毎朝4時に彼を起こし通信教育を使って英語を教えたとのことで、その後ハワイに戻り、祖父母に育てられる。
元NHKワシントン支局長だった手嶋龍一氏が黒人社会独特の言葉(なまり)があるらしいが、オバマは白人の英語を話すようなことを言っていたが、これらの記事を読んで納得した。
しばらくオバマ大統領の登場で英語(米語)ブームが続きそうだ。
一人の時や、家族とくつろぎ、普段着のオバマの姿もとらえ、10代で出産した母親の写真まである。
本書に多くの写真を提供している写真家はオバマ候補を2006年1月からタイム誌のために追いつづけ、当時バンに乗り込んだ遊説チームはわずか3人、運転手とオバマ氏本人と彼女だけだったという。以来彼女はスタッフにいわく家族の一員なり、それゆえの独占取材となった。
ハワイでカンザス出身の白人女性とハワイ大学初の黒人留学生の1人でケニア男性との間に生まれたオバマだが、母方の白人の祖父とのビーチでの写真を見ると、母親似のオバマは祖父にも似ている。
子ども時代を過ごしたインドネシアでは、母は毎朝4時に彼を起こし通信教育を使って英語を教えたとのことで、その後ハワイに戻り、祖父母に育てられる。
元NHKワシントン支局長だった手嶋龍一氏が黒人社会独特の言葉(なまり)があるらしいが、オバマは白人の英語を話すようなことを言っていたが、これらの記事を読んで納得した。
しばらくオバマ大統領の登場で英語(米語)ブームが続きそうだ。
2009年2月27日に日本でレビュー済み
『タイム』誌が3年にわたりオバマ氏を密着した独占取材記事、写真を編集したものです。家族との触れ合い、仕事の合間の一場面など多数掲載されている。また眠っている写真などもあり、本当に密着して取材をしてきた様子が伝わる。本書ラストの大統領就任式の写真まで加わりこの価格はお得だと思います。
2009年1月1日に日本でレビュー済み
歴史的勝利から僅か50日で日本語訳が出るとは、いくら原書が『TIME』誌の編集で、それ故に、対応できるスタッフが揃っているのだろうとは言え、いささか信じ難いところがある。
しかし、『TIME』誌のベテラン腕っこき記者連が3年以上も密着取材を重ね、綿密に練り上げて展開してきた論評だけに、豊富な写真を駆使しながら、冷静で幅広い視点で選挙戦を振り返りつつ、オバマ氏の生い立ちや人となりを丁寧に紹介している。
50日という期間ゆえの拙速さが目につく部分もあるにはあるが、翻訳スタッフがやはり手慣れているのだろうと容易に推察できるので、日本語としてまずまず読みやすい評伝になっている。必ずしも十分という印象はないが、“訳注”もそれなりに挿入されており、理解の助けになる。
アマゾンのアメリカサイトで原書を検索すると、いかにも“らしい”ことに、ハードカバーからペーパーバックまで、いろいろな種類で“取り揃えて”あるようだ。英語に自信のある向きは、いい機会として原文にトライされるのもよろしかろう。
それにしても、国際社会の注目度や国民性などが天地ほども違うとは言え、日本の宰相がこういう形で取り上げられた例を未だ知らない。日本が真に国際社会のリーダー足り得ない理由が、本書が刊行されたことであらためてよく理解できたような気分になったのは、実に皮肉なことである。
しかし、『TIME』誌のベテラン腕っこき記者連が3年以上も密着取材を重ね、綿密に練り上げて展開してきた論評だけに、豊富な写真を駆使しながら、冷静で幅広い視点で選挙戦を振り返りつつ、オバマ氏の生い立ちや人となりを丁寧に紹介している。
50日という期間ゆえの拙速さが目につく部分もあるにはあるが、翻訳スタッフがやはり手慣れているのだろうと容易に推察できるので、日本語としてまずまず読みやすい評伝になっている。必ずしも十分という印象はないが、“訳注”もそれなりに挿入されており、理解の助けになる。
アマゾンのアメリカサイトで原書を検索すると、いかにも“らしい”ことに、ハードカバーからペーパーバックまで、いろいろな種類で“取り揃えて”あるようだ。英語に自信のある向きは、いい機会として原文にトライされるのもよろしかろう。
それにしても、国際社会の注目度や国民性などが天地ほども違うとは言え、日本の宰相がこういう形で取り上げられた例を未だ知らない。日本が真に国際社会のリーダー足り得ない理由が、本書が刊行されたことであらためてよく理解できたような気分になったのは、実に皮肉なことである。