いつも持ち歩いてます。
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元気になります!
フランス料理!万歳!
いつかは、帝国ホテルのフレンチに行きたい!

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帝国ホテル厨房物語 文庫 – 2004/7/1
村上 信夫
(著)
60年余りにわたり帝国ホテルの味を守り続けてきたフランス料理界の重鎮の自伝。東京オリンピック選手村食堂の料理長としての奮闘や、エリザベス女王ら賓客の思い出などをまじえながら、波乱の人生を振り返る。
- 本の長さ241ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2004/7/1
- ISBN-104532192382
- ISBN-13978-4532192389
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商品の説明
著者について
帝国ホテル料理顧問。1921年東京生まれ。12歳で浅草ブラジルコーヒーに入り、銀座つばさグリル、新橋第一ホテルなどを経て、1939年帝国ホテルの見習いとなる。その後パリの名門ホテル、リッツなどで腕を磨く。1958年帰国し、帝国ホテル新館料理長に就任。1964年の東京オリンピックでは選手村食堂の料理長として活躍。1970年取締役総料理長。1996年専務取締役総料理長を退任して現在にいたる。
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
帝国ホテル総料理長を勤めた村上信夫氏の自伝。
三國清三氏の序文も胸を打つ。師に対する慈愛に溢れているのだ。
村上氏は戦争体験を淡々と書いているが、筆舌に尽くせないこともあったに違いない。帝国ホテルから出征した13人のうち生還したのは3人だけだった。お国のために死ぬつもりだった。生きて帰ってからは猛烈に働いたに違いない。戦争を経験した人の精神力。日本の戦後復興は、そういった人たちが強靭な精神力で成し遂げたに違いない。
しかし、本書で学ぶべきは村上氏の勤勉さであろう。氏は社会に出てから勉強した。言葉にすれば簡単だが並大抵のことではない。漢字さえ書けないところから始めて、フランス料理に関連する膨大な知識を得るには、また本書を書き上げるだけの知性を磨くには「剣豪の修行」のような不断の努力を要したはずだ。
三國清三氏の序文も胸を打つ。師に対する慈愛に溢れているのだ。
村上氏は戦争体験を淡々と書いているが、筆舌に尽くせないこともあったに違いない。帝国ホテルから出征した13人のうち生還したのは3人だけだった。お国のために死ぬつもりだった。生きて帰ってからは猛烈に働いたに違いない。戦争を経験した人の精神力。日本の戦後復興は、そういった人たちが強靭な精神力で成し遂げたに違いない。
しかし、本書で学ぶべきは村上氏の勤勉さであろう。氏は社会に出てから勉強した。言葉にすれば簡単だが並大抵のことではない。漢字さえ書けないところから始めて、フランス料理に関連する膨大な知識を得るには、また本書を書き上げるだけの知性を磨くには「剣豪の修行」のような不断の努力を要したはずだ。
2023年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三國さんの本を読んだ後、村上さんとはどんな人生を重ねてきた人か気になり読んでみました。
生い立ち関係なく、前を向いてガムシャラに頑張っている人には必ず前に進む道標みたいなのができるのかなと思う。しかし、やはり、お二人とも考えて行動する、判断力
頭の良さが感じられる。
読み応えがあり
私の人生にも何かヒントになりそうです!
生い立ち関係なく、前を向いてガムシャラに頑張っている人には必ず前に進む道標みたいなのができるのかなと思う。しかし、やはり、お二人とも考えて行動する、判断力
頭の良さが感じられる。
読み応えがあり
私の人生にも何かヒントになりそうです!
2023年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
皿洗いの三国清三をスイス軍縮大使専属コックに推薦した人
自宅ではいっさい料理や帝国ホテルのことを話さない人が
2名だけ書いた その一名が三国清三です
自宅ではいっさい料理や帝国ホテルのことを話さない人が
2名だけ書いた その一名が三国清三です
2022年4月9日に日本でレビュー済み
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感動はこの本の中にあります。
2008年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神田の食堂で生まれたガキ大将、ムッシュ村上氏の自叙伝です。
私自身は帝国ホテルとは全く縁がなく、
それほどのホテルかと、本書を読んで初めて知った。
最近では外資御三家、または外資新御三家など、
帝国のホテルとしての魅力は、私たち若い世代には全く理解できないが、
本書に描かれていたような時代もあったのかなと、
興味がわき、一度くらいは覗いてみたくなった。
日本の西洋料理の生い立ちを知るには、この1冊で十分なのでしょうか・・・?
ちょと辛口だけど★3つとさせていただきました。
私自身は帝国ホテルとは全く縁がなく、
それほどのホテルかと、本書を読んで初めて知った。
最近では外資御三家、または外資新御三家など、
帝国のホテルとしての魅力は、私たち若い世代には全く理解できないが、
本書に描かれていたような時代もあったのかなと、
興味がわき、一度くらいは覗いてみたくなった。
日本の西洋料理の生い立ちを知るには、この1冊で十分なのでしょうか・・・?
ちょと辛口だけど★3つとさせていただきました。
2020年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"私が認めたのは、塩のふり方だった、厨房では俗に『塩ふり三年』と言うが、彼は素材に合わせて、じつに巧みに塩をふっていた。実際に料理を作らせてみなくとも、それで腕前のほどが分かるのだ"2002年発刊の本書は仏料理界の重鎮の人生エッセンスがギュッと濃縮された一冊。
個人的には、今では人によってはネガティブにも捉えられがちな【一つの会社で最後まで勤め上げる】に、私自身は"それはそれで"リスペクトを今でも覚えることから、帝国ホテルの料理人として、またホテルマンとしても大活躍された著者の本を手にとりました。
さて、そんな本書は80歳を節目にフランス料理に捧げてきた人生を振り返った日経新聞の連載『わたしの履歴書』に大幅に加筆したもので、著者の人生における子供時代から海外修行、そして戦時中、戦後のシベリア抑留、東京オリンピック『女子選手村』の総料理長を担当した話などがダイジェスト的に描かれているのですが。
おそらくは著者の【どんな状況におかれても】素直だったり【前向きに努力する性格が大きな要因かもしれませんが】自慢や恨み節はまったくなく【恩人や先輩、後輩に家族に向けた感謝の言葉が文章に溢れていて】もし自分がいつか人生を振り返る時があるならこう在りたい。そんなあたたかい気持ちにさせてくれました。
また、テレビ出演やドラマ化もされたりしているのでご存知な方も多いかもしれませんが。バイキング方式(まさか映画の海賊たちから名付けられなんて!)を日本で初めて行ったり、レシピの公開や共有化、大型冷凍設備の導入やロータリーオーブンの導入など【帝国ホテルの厨房の近代化に貢献した】ことでも知られる著者ですが。前述の通り、著者自身は苦労をあまり語っていませんが、職人気質でありながらも合理的なバランスの良い判断にも唸らされます。
人のあたたかさが残っていた昭和の良さを懐かしく感じたい方へ。またフランス料理はもちろん何かしらの料理人の道を選んだ人にもオススメ。
個人的には、今では人によってはネガティブにも捉えられがちな【一つの会社で最後まで勤め上げる】に、私自身は"それはそれで"リスペクトを今でも覚えることから、帝国ホテルの料理人として、またホテルマンとしても大活躍された著者の本を手にとりました。
さて、そんな本書は80歳を節目にフランス料理に捧げてきた人生を振り返った日経新聞の連載『わたしの履歴書』に大幅に加筆したもので、著者の人生における子供時代から海外修行、そして戦時中、戦後のシベリア抑留、東京オリンピック『女子選手村』の総料理長を担当した話などがダイジェスト的に描かれているのですが。
おそらくは著者の【どんな状況におかれても】素直だったり【前向きに努力する性格が大きな要因かもしれませんが】自慢や恨み節はまったくなく【恩人や先輩、後輩に家族に向けた感謝の言葉が文章に溢れていて】もし自分がいつか人生を振り返る時があるならこう在りたい。そんなあたたかい気持ちにさせてくれました。
また、テレビ出演やドラマ化もされたりしているのでご存知な方も多いかもしれませんが。バイキング方式(まさか映画の海賊たちから名付けられなんて!)を日本で初めて行ったり、レシピの公開や共有化、大型冷凍設備の導入やロータリーオーブンの導入など【帝国ホテルの厨房の近代化に貢献した】ことでも知られる著者ですが。前述の通り、著者自身は苦労をあまり語っていませんが、職人気質でありながらも合理的なバランスの良い判断にも唸らされます。
人のあたたかさが残っていた昭和の良さを懐かしく感じたい方へ。またフランス料理はもちろん何かしらの料理人の道を選んだ人にもオススメ。