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七つの危険な真実 (新潮文庫) 文庫 – 2004/1/28
あの時まで気づきもしなかった、友達や先生や家族に、別の顔があることを……。中学生の少女が真実に目覚める瞬間を切り取った、赤川次郎による珠玉の書き下ろし小説「透き通った一日」をはじめ、当代ミステリ界の名手七人が、愛と憎しみ、罪と赦しの間でたゆたう人間の心の転機を、鮮やかな筆致で描き出す。人権団体アムネスティへの賛同もこめた、文庫オリジナル・アンソロジー。
- 本の長さ316ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2004/1/28
- ISBN-104101327394
- ISBN-13978-4101327396
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2004/1/28)
- 発売日 : 2004/1/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 316ページ
- ISBN-10 : 4101327394
- ISBN-13 : 978-4101327396
- Amazon 売れ筋ランキング: - 714,996位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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北村 薫
1949(昭和24)年、埼玉県生れ。早稲田大学ではミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、’89(平成元)年「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。’91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。作品に『ニッポン硬貨の謎』(2006年本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(’09年直木賞受賞)など:本データは『1950年のバックトス (ISBN-13:978-4101373324 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
1948年、福岡県生まれ。’76年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。「三毛猫ホームズ」「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 幽霊物語 下 (ISBN-13: 978-4198931827 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2020年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
収録された短編が総て読み応えがあり、満足した読後感を得られた。乃南アサさんの作品は至福。
2013年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
透き通った一日だけに対するレビューです
世にも奇妙な物語…で
北乃きい主演の
『透き通った一日』を見て
原作を読んでみようかと思いました
私は、テレビドラマの方が良かった
以上ですね
テレビドラマ版だと
突き落とされて殺された女子高生が
自分を殺した犯人と和解するのも
理解できるんだけど
原作だと…そんな理由で殺されたのに
簡単に許せちゃうモノなの??
原作もテレビドラマ版も
『イマドキの〜』が定型文になりそうな
いわゆる、思い込み、ステレオタイプの
産物と言えるのですが…。
テレビドラマ版が少し薄いと感じたので
深みを求めて買ったのに
原作はもっと、内容が薄っぺらかったのは
正直な話ショックです
世にも奇妙な物語…で
北乃きい主演の
『透き通った一日』を見て
原作を読んでみようかと思いました
私は、テレビドラマの方が良かった
以上ですね
テレビドラマ版だと
突き落とされて殺された女子高生が
自分を殺した犯人と和解するのも
理解できるんだけど
原作だと…そんな理由で殺されたのに
簡単に許せちゃうモノなの??
原作もテレビドラマ版も
『イマドキの〜』が定型文になりそうな
いわゆる、思い込み、ステレオタイプの
産物と言えるのですが…。
テレビドラマ版が少し薄いと感じたので
深みを求めて買ったのに
原作はもっと、内容が薄っぺらかったのは
正直な話ショックです
2011年11月6日に日本でレビュー済み
透き通った1日。赤川次郎。
死んだと思われた、少女。
実は誰かに屋上で後から押されて転落したとのこと。
学校の先生、両親、同級生の本音と嘘が露見する。
一人、中のよかった同級生が,「自分が殺した」と告白する。
そこで息を吹き返す。
短編ならではの,ひねりの利いた一編。
後味はあまりよくはないが,
人が亡くなるより,生き返ってもらった方が嬉しい。
この後の複雑な人間関係がどう収まるかが心配になる。
死んだと思われた、少女。
実は誰かに屋上で後から押されて転落したとのこと。
学校の先生、両親、同級生の本音と嘘が露見する。
一人、中のよかった同級生が,「自分が殺した」と告白する。
そこで息を吹き返す。
短編ならではの,ひねりの利いた一編。
後味はあまりよくはないが,
人が亡くなるより,生き返ってもらった方が嬉しい。
この後の複雑な人間関係がどう収まるかが心配になる。
2007年4月19日に日本でレビュー済み
真実というのは、明らかにされた方がいいものと、誰かの幸せのために、隠されたままの方がいいものがある。真実がわかることによって救われることもあるし、絶対に明かしてはならない、それこそ墓場まで持っていかなくてはいけない場合がある。作品によって、真実が明かされるものとそうでないものがあるのだが、どの作品も読んだ後にほっとするのは、その結末がみんなにとってふさわしいものであるからだと思う。
なかでも乃南アサさんの『福の神』が一番ぐぐっときました。以前、別の短編集で読んだことのあった作品なのですが、改めて読んでみると、心にしみます。もしかしたら、自分が母親になったからかもしれません。小料理屋を舞台にした静かな作品ですが、女将の心情がよく描けていて、これだけの短い作品なのにすんなり感情移入してしまい、最後はほろりと来ました。
これだけの作家の作品が一度に読める。それだけでもお得ですが、なにより短編というのがいい。短編で、読者をあっと言わせるのは結構大変なことだと思いますが、これらの作品がすばらしいのは、登場人物の描き方。短編でも、その人たちの人となりがよくわかり、その結末に納得がいくというのは、さすが一流作家。
文庫オリジナルアンソロジーですから、読んだことのない作家の作品を読んでみたり、新しい”お気に入り作家”を探すのにもってこいでしょう。
なかでも乃南アサさんの『福の神』が一番ぐぐっときました。以前、別の短編集で読んだことのあった作品なのですが、改めて読んでみると、心にしみます。もしかしたら、自分が母親になったからかもしれません。小料理屋を舞台にした静かな作品ですが、女将の心情がよく描けていて、これだけの短い作品なのにすんなり感情移入してしまい、最後はほろりと来ました。
これだけの作家の作品が一度に読める。それだけでもお得ですが、なにより短編というのがいい。短編で、読者をあっと言わせるのは結構大変なことだと思いますが、これらの作品がすばらしいのは、登場人物の描き方。短編でも、その人たちの人となりがよくわかり、その結末に納得がいくというのは、さすが一流作家。
文庫オリジナルアンソロジーですから、読んだことのない作家の作品を読んでみたり、新しい”お気に入り作家”を探すのにもってこいでしょう。
2005年9月1日に日本でレビュー済み
赤川次郎氏、宮部みゆき氏、乃南アサ氏といった大物作家が名前を連ねた「危険な真実」について描かれたアンソロジーです。
それぞれの危険に対する見方が違くて、面白いです。
北村薫氏の作品以外は以前に個々の短編集に収録されたものばかりなのですが・・・。
新しい作家さんの発掘に、最適です。
それぞれの危険に対する見方が違くて、面白いです。
北村薫氏の作品以外は以前に個々の短編集に収録されたものばかりなのですが・・・。
新しい作家さんの発掘に、最適です。