USデスメタル界の重鎮Autopsyのメンバーが中心となって結成したバンドが
2007年にリリースした5枚目のフルアルバムです。
ズルズルとした独特の雰囲気などAutopsyと共通した面は多々あるのですが
こちらでは曲によっては爽快なパンキッシュなリフを聴く事が出来ますし
サウンドプロダクションも最近のAutopsyのものより埃っぽい感じです。
メインメンバーのChris Reifertによれば、Autopsyは100%デスメタルであり
作曲する際も完全にAutopsy用の曲ということだけを考え
それ以外の一切を念頭に置かないとのことですが
こちらではそういった妥協の無い作曲手法とは異なる、良い意味で肩の力が抜けた
自然体のデスメタルが聴く事が出来ます。