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発送元: Amazon 販売者: 田山書店
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9・11倶楽部 単行本 – 2008/7/30
馳 星周
(著)
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購入オプションとあわせ買い
妻子を亡くした男が出会った、新宿で生きる戸籍のない子どもたち。理不尽で不公平な社会に復讐するため、彼らが企てた計画とは――
- 本の長さ495ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2008/7/30
- ISBN-104163272402
- ISBN-13978-4163272405
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2008/7/30)
- 発売日 : 2008/7/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 495ページ
- ISBN-10 : 4163272402
- ISBN-13 : 978-4163272405
- Amazon 売れ筋ランキング: - 951,799位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒。96年デビュー作『不夜城』で第18回吉川英治文学新人賞、98年『鎮魂歌』で第51回日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で第1回大藪春彦賞受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 約束の地で (ISBN-13: 978-4087465662 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初な金気読書ペースが上がらなくどうしたモンかとも思ったが中盤以降おもしろかった
2008年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作風から見ると異色作だが、作者の頭の中の「ヤワな日本人<-->逞しい在日アジア人」と言う構図は生きている。主人公は救命士の織田と親に捨てられた不法滞在の孤児達のグループ。織田が孤児達に寄せる信じ難い善意を釈明するため、妻と息子を眼前で地下鉄サリン事件で失くしたと言う苦しい過去を用意している。織田の「わたし」と言う一人称形式を採用しているのも珍しく、そうまでして語りたいものは...。
グループ中の笑加が頻発性貧血で倒れたのが織田と明をリーダとするグループの係りのキッカケ。織田の仲介で笑加を不法に診る医師の前園の善意も計り難い。笑加の薬を入手するため、織田と明は故買屋から盗品をするが、結局織田は故買屋を殺す羽目になる。それも自ら実行出来たにも関らず、中国マフィアのボス李に頼み、五歳の中国娘の命を差し出して。織田の精神は病んでいたのだ。少年達とは似た者どうし。笑加の治療費のため、李の下で織田は非合法の仕事に奔走するようになる。明のように性根が据わっていないため、織田の崩れ方は脆い。笑加の兄で、李や明と敵対するトモの出現で増々窮地に。明達を救いたいと言う清らかなモラルを持っている筈の織田が、一番自己撞着と泥沼に陥っている。トモの死の後、求心性のないまま題名に沿うためだけに物語を続けるセンスも<?>。
9.11テロ事件を"対岸の火事"と見ていた日本人の政治的意識の低さと暴力の威力をハードボイルド小説の形に纏めたものだが、メッセージ性とエンターテインメント性が中途半端に混在して今一つの出来。主人公を善意かつ精神衰弱の男に設定してはハードボイルドは成り立つまい。常の如く、ダークな主人公を中心に物語を構成すれば更にインパクトの強い作品になったと思う。
グループ中の笑加が頻発性貧血で倒れたのが織田と明をリーダとするグループの係りのキッカケ。織田の仲介で笑加を不法に診る医師の前園の善意も計り難い。笑加の薬を入手するため、織田と明は故買屋から盗品をするが、結局織田は故買屋を殺す羽目になる。それも自ら実行出来たにも関らず、中国マフィアのボス李に頼み、五歳の中国娘の命を差し出して。織田の精神は病んでいたのだ。少年達とは似た者どうし。笑加の治療費のため、李の下で織田は非合法の仕事に奔走するようになる。明のように性根が据わっていないため、織田の崩れ方は脆い。笑加の兄で、李や明と敵対するトモの出現で増々窮地に。明達を救いたいと言う清らかなモラルを持っている筈の織田が、一番自己撞着と泥沼に陥っている。トモの死の後、求心性のないまま題名に沿うためだけに物語を続けるセンスも<?>。
9.11テロ事件を"対岸の火事"と見ていた日本人の政治的意識の低さと暴力の威力をハードボイルド小説の形に纏めたものだが、メッセージ性とエンターテインメント性が中途半端に混在して今一つの出来。主人公を善意かつ精神衰弱の男に設定してはハードボイルドは成り立つまい。常の如く、ダークな主人公を中心に物語を構成すれば更にインパクトの強い作品になったと思う。
2014年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
馳星周の本は常に引き込まれるように一気に読み終わってしまうが、常に読後感は悪い。この本は結末に無茶があるとはいえ、少しだけ救いがあるように感じた。
2015年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
馳星周は若いなぁ・・。感性が。良い意味で。一緒に歳くっていってるはずなのに私が着いていけなくなるスピードとリズムで文章が流れて行き馳星周の感覚は衰えを知らない様に流れて行く。。。こういう人が天才なのだなぁ・・。
2014年11月15日に日本でレビュー済み
歌舞伎町の中国マフィア、戸籍もない不法残留孤児、救急救命士が絡んで繰り広げる戦いを描いている。
オウムや911テロ、警察権力、国家権力の暴力をベースに訴えかける内容。
スピーディーで展開も早く厚い本なのに3日間で読み終えた。
主人公はスーパーヒーローでもなく常に悩む実物大の中年男。
だからこそリアルで色々考えさせられる。読みやすさとスピード感で映画を見るように読み切った。
歌舞伎町を調べ上げている著者だからこそ書ける小説だと思った。
オウムや911テロ、警察権力、国家権力の暴力をベースに訴えかける内容。
スピーディーで展開も早く厚い本なのに3日間で読み終えた。
主人公はスーパーヒーローでもなく常に悩む実物大の中年男。
だからこそリアルで色々考えさせられる。読みやすさとスピード感で映画を見るように読み切った。
歌舞伎町を調べ上げている著者だからこそ書ける小説だと思った。
2016年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
馳作品は、人格破綻した主人公が破滅する流れが徹底していることが多い。今回の作品は、人格者である救命看護師が最後まで子供のために尽くす話。なんとなく馳テイストは薄く正直いまいちだった。
2011年11月8日に日本でレビュー済み
普段、関わり合うことのない
闇の世界を体感するかのような
ただただ、どこまでも容赦ない現実
闘わなければ生きることさえできない
残忍な闇社会がリアル。
主人公である救命士の男性と
残留孤児二世の犯罪少年たちが、
少しずつふれあい
心を開いて行く描写は、
希望が感じられて
割と好きなテーマ。
ただ、自分たちをここまで追い込んだ東京都庁に
復習しようという子どもたちに
9.11サリン事件で家族を失った主人公が
同調する、という点が、どうしても共感できない。
愛する者を失った主人公の深い闇が
私にはまだ理解できないからかもしれない。
しかし彼は「命を救いたい」ゆえに救命士になったのではないか。
命を救う仕事が、生きる理由になっていたのではないか。
一度ふれあい、手に入れた子どもたちの絆を失わないべく、
必然として子どもたちに賛同する主人公。
「子どもたちを止めるべきだった」というのは陳腐な発想でしかない。
けれど、賛同しちゃう、というのも私には共感できない。
わからない人には、わからないでいいいよ。
主人公と子どもたちの声が聞こえてきそうだ。
テロって、結局そういうことなのかもしれない。
闇の世界を体感するかのような
ただただ、どこまでも容赦ない現実
闘わなければ生きることさえできない
残忍な闇社会がリアル。
主人公である救命士の男性と
残留孤児二世の犯罪少年たちが、
少しずつふれあい
心を開いて行く描写は、
希望が感じられて
割と好きなテーマ。
ただ、自分たちをここまで追い込んだ東京都庁に
復習しようという子どもたちに
9.11サリン事件で家族を失った主人公が
同調する、という点が、どうしても共感できない。
愛する者を失った主人公の深い闇が
私にはまだ理解できないからかもしれない。
しかし彼は「命を救いたい」ゆえに救命士になったのではないか。
命を救う仕事が、生きる理由になっていたのではないか。
一度ふれあい、手に入れた子どもたちの絆を失わないべく、
必然として子どもたちに賛同する主人公。
「子どもたちを止めるべきだった」というのは陳腐な発想でしかない。
けれど、賛同しちゃう、というのも私には共感できない。
わからない人には、わからないでいいいよ。
主人公と子どもたちの声が聞こえてきそうだ。
テロって、結局そういうことなのかもしれない。
2013年8月28日に日本でレビュー済み
面白かったです。 無理やり2日で読み終えました。
主人公・織田の“劇的な”=無理な内面の変化や行動には現実感が欠けていますし、「『雨に唄えば』をハミングしながらわたしはアパートを目指した。」(P.490)のように馳さんの作品には興醒めするようなダサいフレーズがどうしても入ってくるようで、このあたりが☆5つにはできないところなのですが。。。
初期・中期の作品と比べて迫力の点では落ちるかもしれません。 しかし、基本的に本作ではひとがひとを<裏切らない>。 どういうかたちであれ、約束はきちんと守られていくことは特筆されるべきことではないかと感じます。 今までの作品は人間の奥に潜む浅ましさやおぞましさ=どす黒さが必ず中心に描かれていた。 本作は道徳的・法的にどうあれ、それぞれが一生懸命に生きている。 愛・絆、手垢に汚された言葉ですが、何かそういった<本質的なもの>が描かれているように感じました。
9・11や都庁云々は要らない設定かなあと思っていましたが、最後(最終頁)の“ハッピーエンド”には欠かせない仕掛けだったのですね。 素敵な終わり方だと思います。
***
文庫が発売されたのは2011・3・11の後とのこと。 あの都知事にいつか<天罰>が下りますように。
主人公・織田の“劇的な”=無理な内面の変化や行動には現実感が欠けていますし、「『雨に唄えば』をハミングしながらわたしはアパートを目指した。」(P.490)のように馳さんの作品には興醒めするようなダサいフレーズがどうしても入ってくるようで、このあたりが☆5つにはできないところなのですが。。。
初期・中期の作品と比べて迫力の点では落ちるかもしれません。 しかし、基本的に本作ではひとがひとを<裏切らない>。 どういうかたちであれ、約束はきちんと守られていくことは特筆されるべきことではないかと感じます。 今までの作品は人間の奥に潜む浅ましさやおぞましさ=どす黒さが必ず中心に描かれていた。 本作は道徳的・法的にどうあれ、それぞれが一生懸命に生きている。 愛・絆、手垢に汚された言葉ですが、何かそういった<本質的なもの>が描かれているように感じました。
9・11や都庁云々は要らない設定かなあと思っていましたが、最後(最終頁)の“ハッピーエンド”には欠かせない仕掛けだったのですね。 素敵な終わり方だと思います。
***
文庫が発売されたのは2011・3・11の後とのこと。 あの都知事にいつか<天罰>が下りますように。