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蝶の舌 [DVD]

4.5 5つ星のうち4.5 43個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版 ¥2,490 ¥1,200
DVD 1枚組
¥299
DVD 通常版
¥1,255
フォーマット ドルビー, ワイドスクリーン, 色
コントリビュータ ホセ・ルイスクエルダ, マヌエル・ロサノ, フェルナンド・フェルナン・ゴメス
言語 スペイン語, 日本語
稼働時間 1 時間 35 分

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商品の説明

Amazonより

1936年のスペイン、ガリシア地方の小さな村。喘息のため遅れて小学校医入学した8歳の少年モンチョ(マヌエル・ロサノ)は、老教師グレゴリオ(フェルナンド・フェルナン・ゴメス)から勉強だけでなく自然界の神秘を教えてもらいながら成長していく。しかし、スペイン内戦が勃発し、彼らの平和な生活は一変してしまう…。
スペイン国民文学賞に輝いたマヌエル・リバスの原作を、名匠ホセ・ルイス・クエルダ監督が映画化。戦争によって人々の平和がいかに崩されていくかが、牧歌的な映像美とともに痛切につづられていく傑作。クライマックス以降の展開に関しては、何も前情報を入れずに観ることをおすすめする。見終わって、しばらくは誰とも何も語れなくなるほど心を揺さぶられること必至だろう。(的田也寸志)

レビュー

監督: ホセ・ルイス・クエルダ 脚本: ラファエル・アスコナ 音楽: アレハンドロ・アメナバル 出演: フェルナンド・フェルナン・ゴメス/マヌエル・ロサノ/ウシア・ブランコ
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ スペイン語, 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988126200824
  • 監督 ‏ : ‎ ホセ・ルイスクエルダ
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, ワイドスクリーン, 色
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 35 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/3/22
  • 出演 ‏ : ‎ フェルナンド・フェルナン・ゴメス, マヌエル・ロサノ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), スペイン語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ アスミック
  • ASIN ‏ : ‎ B00005YWD0
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 43個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
43グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年8月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先生の子供への愛が溢れており、子供は純粋な心を持っているが故に、2人の愛が戦争によって引き裂かれる切なく哀しい物語。公開時銀座の小さい劇場で号泣してしばらく動けなかった。今だからこそ是非見てほしい一本です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フランコ独裁時代のはなしです。小学校の先生と生徒のこころ温まる交流が淡々と描かれています。最後のクライマックスで、心優しい先生が公安につかまってします。捕まった先生が公衆の面前で罵倒されるシーンが感動的。生徒の男親が涙を流しながら「共産党員、無神論者」などの汚い言葉を投げつけます。お父さんは涙を浮かべながら先生を侮蔑する。お母さんに指図され大好きだった先生に、生徒のMonchoは、「赤、無神論者」と言いながら先生に石を投げる。スペインの悲しい時代を描いた場面は感動的。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年11月13日に日本でレビュー済み
この映画は、原作の短編集を一つに纏めたものであるため、時々脱線しますが、
基本的にはスペイン内戦前の共和国派と王党派の対立、
そして二人の主人公である小学生モンチョと教師ドン・グレゴリオの話になっています。

この映画の優れた点として、舞台であるガリシア地方と、
スペイン内戦前の対立について詳しく書かれている点があります。
私たち日本人にはわかりませんが、スペイン人には「ああ、ここガリシアね」というシーンがたくさんあるそうです。
また、主人公の一人である小学生のモンチョの演技がすごい。
圧巻という訳ではありませんが、彼は映画を撮るためにガリシアの小学校かどこかから連れてこられた、ただの一般人です。
なんでこんな自然な演技なんだ。

映画の終わり方は泣けます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この映画を見て感じたこと・・・。

戦争は、人のしていることで一番酷いことで、
戦争中は、人間性の全てが否定されてしまう。

だから戦争を否定し、子供の純粋なやさしい心が育つような世界にすることが、
大人の一番の使命だと思いました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年12月17日に日本でレビュー済み
「もはや戦後ではない」という言葉は1956年(昭和31年)の経済白書に使われ、かなり人口に膾炙した表現です。当時は、有史以来の好景気といわれた「神武景気」を迎え、悲惨な戦争の現実も人々の記憶からは次第に薄れゆく時代でした。そして日本は「神武景気」を凌ぐというところから名付けられた「岩戸景気」「東海道新幹線開通」「東京オリンピック」「大阪万博」といったものに代表される、いわゆる「高度成長期時代」を一気に駆け抜けていったのです。日本はまさに、世界にも希な「幸福な敗戦国」であったと言って良いでしょう。
戦争がもたらす悲劇は、戦争が継続しているときのみならず、戦争が終結してからも起こるものです。特にその戦争が、同じ国民同士の間で起こったものであるなら、なおさらのことでしょう。同じ家族が敵と味方に分かれ、文字通り「血で血を洗う」「骨肉の争い」を繰り広げるのですから、戦争が終結していくら年月が経とうと、「もはや戦後ではない」などと言う感覚は、そういった悲惨な経験をした国民にとっては「幻想」以外の何物でもないはずです。むしろ、戦争が終結してからの方が、人々が深く心に負ってしまった「傷」は折に触れ疼くものなのではないでしょうか。
 この「蝶の舌」は、内戦(Guerra Civil;市民戦争とも呼ばれる)が開始された、1936年のスペイン北西部のガリシア地方が舞台になっています。ガリシア地方は、ポルトガルとも国境を接しており、雨が多く、いつも太陽が輝くいわゆる「南欧スペイン」のイメージとはかなり異なる地方として有名な地域です。言語もポルトガル語に近いガリシア語が使用されており、その一種独特な発音、イントネーションはスペイン人にも優美なものとして響くようです。(この映画では、いわゆる標準スペイン語であるカスティーリャ語が使用されています。)
 そういった緑濃い平和な地方で、病弱で気弱なモンチョ少年は就学時期を迎えます。彼には喘息の持病があるため一年遅れの就学となるのですが、そのことに担任のグレゴリオ先生は特別の気を遣い、心を閉ざしがちだったモンチョ少年を温かく学校に迎え入れます。そして先生のその好意のお陰で、彼は順調に学校生活になじんでゆき、その年頃の少年が通常体験する淡き初恋や、また大人の世界も垣間見ることになるのです。しかし、戦争という悲惨な現実は、モンチョ少年と彼を取り巻く全ての人々を飲み込んでしまい、最後には彼らに残酷な離別さえも強いるのです。
この映画の最大の見せ場はやはり、モンチョ少年がグレゴリオ先生に向かって取った「狂気に満ちた行動」を見せつけるラストシーンでしょう。この場面に関しては、様々な解釈が成り立つと思います。しかし、どんな解釈をするにせよ、彼に「狂気に満ちた行動」を取らせたものが存在したということは、我々の心にしっかりと刻み込み決して忘れてはならないことであることは明らかです。
 フランコ独裁軍事政権の元、言論や言語、思想の自由を失う「内戦」とその「戦後」という「蛹」の時代を過ぎ、フランコの死とともに立憲君主国という「蝶」に羽化したスペインが、その「ゼンマイ状に巻かれていた舌」を存分に伸ばし「自由」という名の「花の蜜」を吸えるようになった今、少年時代のあの運命の日に、大好きだったグレゴリオ先生に取ってしまった「狂気に満ちた行動」について、かつてのモンチョ少年はどのような考えを持つにいたるのでしょうか。
 フランコの死から24年(この映画の発表当時)が過ぎ「内戦」のことは、もうほとんど誰も口にしなくなった現代において、この「蝶の舌」という映画があえて発表されたという事実からは「もはや戦後ではない」などという感覚は、「血で血を洗い」、「骨肉が争った」スペイン人にとって、やはり「幻想」でしかないということを強く認識させられます。
 日本においては「もはや戦後ではない」という言葉はおろか、日本が戦争をしていたという事実すらも知らない若者もいると聞きます。そういったことを真剣に憂えるべきでしょう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年4月26日に日本でレビュー済み
心に残る作品でした。
各国、過去こういう時代を過ごしてきていますし、今もこの時代を過ごしている国もあります。
優しく穏やかで子供にたくさんの知識と経験をさせてくれる先生
その先生が大好きな子供達
先生の背筋を伸ばした姿と、空のベッド、曇った鏡の言葉がいつまでも胸に残ります

少年の母親に対して、同級生の父親に対して、村人に対して怒りを感じますが、この時代、もし自分が同じ立場だったら、どうしたでしょうか。
少なくとも、子供に罵声を浴びせさせる事はしませんが、死の荷車に乗る事は避けると思います。

お父さんの吐いた言葉と真逆の泣き顔。
これが人間らしさがとても出ていたと思います。
教育で人も国も全てが変わります。

なんとも言えない余韻がのこります。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年2月13日に日本でレビュー済み
レンタル落ちですが、再生に問題なく、またシールベタベタも覚悟していましたが、それもなく、レンタル落ちにしては十分良品でした。
有難うございました。
2011年11月27日に日本でレビュー済み
スペインの史実には全くもって疎いのですが、淡々と流れる画面の美しさと切なすぎる結末に、心の痛くなるような作品です。
只一点を除いては。

あそこまでの性表現は、日本人には不要です(と言っても日本の作品でないのでしょうがないですけど)。
百歩譲って、展開上どうしてもと言うなら、せめてもう少し美しく描いてほしい。感動が台無しです。

子どもに見せられません。こんな素晴らしい作品なのに・・・
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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