「さよならにっぽん」という言葉があまりに切ない。
全体的に重厚感のある音楽になっている。
それは、ドラマチックと云っては少し内容(歌詩)からすると語弊があるかもしらんが、しかし、このアルバムにはそれぞれのドラマがつまっている。そのドラマに胸を打たれる。感極まる。きちんと歳をとっている歌手である。
いつまでも同じではない。変化しない部分。ブレはない。
しかし、若くはない。若い頃ではない。
芯のある美しいにっぽんを夢みた一曲、一曲は簡単には終わらせることの出来ない内容だ。
余韻や響きはとても美しい。
若い頃のような声は出ずとも、表現力は増している。
年齢に相した輝きを放っている。 その息苦しさに、わたしは美を感じる。
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さよならにっぽん プライス・ダウン・リイシュー盤
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メーカーによる説明
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美しき日本の面影 | 続帰郷 | 帰郷 | 夢回帰線II プライス・ダウン・リイシュー盤 | 夢供養 プライス・ダウン・リイシュー盤 | |
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価格 | ¥2,500¥2,500 | ¥2,224¥2,224 | ¥2,357¥2,357 | ¥1,784¥1,784 | ¥1,742¥1,742 |
製品仕様 | CD | CD | CD | CD | CD |
発売日 | 2006/9/13 | 2005/5/3 | 2005/5/3 | 2004/6/30 | 2004/6/30 |
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風のおもかげ プライス・ダウン・リイシュー盤 | 夢回帰線 プライス・ダウン・リイシュー盤 | ADVANTAGE プライス・ダウン・リイシュー盤 | ほのぼの プライス・ダウン・リイシュー盤 | おもひで泥棒 プライス・ダウン・リイシュー盤 | |
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製品仕様 | CD | CD | CD | CD | CD |
発売日 | 2004/6/30 | 2004/6/30 | 2004/6/30 | 2004/6/30 | 2004/6/30 |
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さよならにっぽん プライス・ダウン・リイシュー盤 | すろうらいふすとーりー | 夢唄(プライス・ダウン・リイシュー盤) | 案山子~HOME SWEET SONGS | |
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価格 | ¥2,222¥2,222 | — | ¥2,519¥2,519 | ¥2,001¥2,001 |
製品仕様 | CD | CD | CD | CD |
発売日 | 2004/6/30 | 2003/10/22 | 2003/9/26 | 2003/3/19 |
曲目リスト
1 | さよならにっぽん |
2 | 名刺 |
3 | ステラ,僕までの地図 |
4 | 烈 |
5 | 地平線 |
6 | 六日のあやめ |
7 | 鳥辺山心中 |
8 | 銀杏散りやまず |
9 | 兵士の手紙ときよしこの夜 |
10 | 青の季節 |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
ジャケットを変えて低価格で発表する`さだまさし 20世紀 オリジナル・アルバム`シリーズ)。1995年発表のアルバム。映画『藏』主題歌「烈」を含む、全10曲を収録。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : フォア・レコード
- EAN : 4511760001634
- 時間 : 56 分
- レーベル : フォア・レコード
- ASIN : B00024Z82E
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 92,715位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 31,189位J-POP (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年2月5日に日本でレビュー済み
1995年10月にリリースされたさだまさし通算22枚目のオリジナル・アルバムです。本作が制作された1995年はオウム真理教の地下鉄サリン事件が起きた年であると同時に日本が終戦後50年目の節目を迎えた年で、世相を反映してかアルバム全体が暗いトーンに覆われています。さだはライナーノーツに「さよならにっぽん」と口にしてみたら、もう駄目なような、まだ間に合うような哀しい響きがしたと記しています。私はさだがヒット作を狙うという次元を超えて今の心情をストレートにぶつけた気魄のこもる重厚なアルバムだと強く感じました。『さよならにっぽん』少年の自殺や上九一色村、仏蘭西の水爆、地震の被災者という哀しい歌詞が散りばめられ絶望感を抱かされますが、最後に小泉八雲が昔日本に妖精達が住むと綴った言葉は今でも真実だと告げる歌詞に救いと希望を感じます。『名刺』サラリーマンの悲哀ソングで「いっそ刺し違えたろか」という過激なギャグに素直には笑えません。『ステラ、僕までの地図』名曲「セロ弾きのゴーシュ」の男女逆ヴァージョンで「今日は君の誕生日 ほんとうなら君はいくつになるんだっけ」という歌詞が切ないです。『烈』宮尾登美子さん原作の映画「蔵」の主題歌で、悲しくも強い盲目のヒロイン烈の激情を表現した情念の歌です。『銀杏散りやまず』名曲「防人の詩」がご縁で知己を得た作家辻邦生先生の作品名を借りた伯父への鎮魂歌で一昔前の古めかしい歌曲が哀切です。『兵士の手紙ときよしこの夜』きよしこの夜のBGMに乗せて旧陸軍の若き特攻隊員の母に宛てた遺書をさだが(ご遺族の許しを得て)朗読する真摯な鎮魂のメッセージです。『青の季節』悲恋調の歌ですが「何度でもあなたと愛したい」と歌う輪廻転生を思わせるスケールの大きなラヴ・ソングです。本作は暗く重たいアルバムですが私にとって聴き込む程に愛おしくなる一枚ですので末永く大切にしたいと考えております。
2005年6月1日に日本でレビュー済み
前作『おもひで泥棒』の発表時にFM音楽雑誌(すでに廃刊)のインタビューでは、
「僕、今怒ってるんですよ。ヤクザ映画の(高倉)健さんが家に隠したドスを引き出すように、今度ははっきりモノ言いますよ」とコメントし、色紙にも
「いつまでも やさしい俺だと 思うなよ」
と書かれたのを覚えている。
いじめによる自殺・阪神大震災・サリン事件・金の亡者だらけになり荒れ放題となったこの年(1995年)の日本の心象風景を綴ったタイトル曲。 営業マンの悲哀にユーモアを交えた「名刺」。 この年亡くなった彼の叔父へのレクイエム「銀杏散りやまず」。 終戦50周年でもあり、太平洋戦争中の特攻隊員が肉親へ書いた最後の手紙を朗読した「兵士の手紙ときよしこの夜」。
いま思えば、これらの歌が言いたかった事なのだろう。
ただ健さんを出すくらいだから、浜省の「東京」「RISING SUN」や(中島)みゆきさんの「吹雪」「4.2.3」、(吉田)拓郎の「アジアの片隅で」のような“怒りの大立ち回り”を期待していただけに、僕にとってはやや期待はずれだった。
それどころか、「さよならにっぽん」には『夢回帰線2』までのアグレッシブなイメージが消えうせ、オーケストラのソファにふんぞり返って“あきらめ”の境地をつぶやく初老のイメージさえ感じられた。
また前作から感じていたのだが、喉を酷使して声が細くなっているにもかかわらずキーを高めに無理して歌い続ける姿がつらく思えたり、大河ドラマなど“権威志向”が目につくようになった渡辺俊幸氏がメインプロデューサーになった為か、過剰な交響楽(シンフォニー)色の強いサウンドとなった状況に違和感が増し(風見鶏や私花集のバンド指向が好きだっただけに)、僕はこれ以降もさださんの歌こそ聞き続けてはいるが編曲・サウンド面では一定の距離を置いて冷めて聴いている。
「僕、今怒ってるんですよ。ヤクザ映画の(高倉)健さんが家に隠したドスを引き出すように、今度ははっきりモノ言いますよ」とコメントし、色紙にも
「いつまでも やさしい俺だと 思うなよ」
と書かれたのを覚えている。
いじめによる自殺・阪神大震災・サリン事件・金の亡者だらけになり荒れ放題となったこの年(1995年)の日本の心象風景を綴ったタイトル曲。 営業マンの悲哀にユーモアを交えた「名刺」。 この年亡くなった彼の叔父へのレクイエム「銀杏散りやまず」。 終戦50周年でもあり、太平洋戦争中の特攻隊員が肉親へ書いた最後の手紙を朗読した「兵士の手紙ときよしこの夜」。
いま思えば、これらの歌が言いたかった事なのだろう。
ただ健さんを出すくらいだから、浜省の「東京」「RISING SUN」や(中島)みゆきさんの「吹雪」「4.2.3」、(吉田)拓郎の「アジアの片隅で」のような“怒りの大立ち回り”を期待していただけに、僕にとってはやや期待はずれだった。
それどころか、「さよならにっぽん」には『夢回帰線2』までのアグレッシブなイメージが消えうせ、オーケストラのソファにふんぞり返って“あきらめ”の境地をつぶやく初老のイメージさえ感じられた。
また前作から感じていたのだが、喉を酷使して声が細くなっているにもかかわらずキーを高めに無理して歌い続ける姿がつらく思えたり、大河ドラマなど“権威志向”が目につくようになった渡辺俊幸氏がメインプロデューサーになった為か、過剰な交響楽(シンフォニー)色の強いサウンドとなった状況に違和感が増し(風見鶏や私花集のバンド指向が好きだっただけに)、僕はこれ以降もさださんの歌こそ聞き続けてはいるが編曲・サウンド面では一定の距離を置いて冷めて聴いている。
2005年1月13日に日本でレビュー済み
なんて別に怒っている訳ではありません。
2005年の現在起こっていることをすでにこの時点で予知していたとしか思えない。日本の叙情を曲作りの一つのテーマとしてきたさだまさしが、さよならにっぽんと言うことの意味は?
「兵士の手紙ときよしこの夜」が全てを物語っています。かつてサイモン&ガーファンクルのナンバーに「七時のニュースときよしこの夜」というのがありました。「Silent Night」が流れるなかで(クリスマスに)、ラジオがベトナム戦争の報道を淡々としていく・・・といった内容で、「聖夜にも戦争が続いている・・・」「戦争はあるけど僕らは平和だ・・・」と2種類の解釈が可能でしたが、さだのメッセージは明確です!60年前の狂った時代に戻ってはいけません。
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