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すらすら読める土佐日記 単行本 – 2005/6/11
林 望
(著)
「男もすなる日記(にき)といふものを、女もしてみむ、とて、するなり」。紀貫之が仕掛けたこの「…も…も」に、すべての秘密が隠されている――。総ルビつき原文、著者オリジナル現代語訳付き。面白うてやがて哀しきは『土佐日記』。ユーモア、ギャグ、ジョーク、くすぐり、もじり、洒落、言葉遊び……、そして亡き子を偲ぶシミジミとした情調。リンボウ先生の読み解きで知る、目からうろこの1冊。
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/6/11
- 寸法12.5 x 1.8 x 18.7 cm
- ISBN-104062125099
- ISBN-13978-4062125093
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/6/11)
- 発売日 : 2005/6/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 206ページ
- ISBN-10 : 4062125099
- ISBN-13 : 978-4062125093
- 寸法 : 12.5 x 1.8 x 18.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 522,229位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 89位古代・中世文学の日記・随筆
- - 1,100位日本文学(日記・書簡)
- - 73,551位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1949年東京生まれ。作家・書誌学者。慶應義塾大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。専門は日本書誌学、国 文学。『イギリスはおいしい』(文春文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』(ケンブリッジ大学出版)で国際交流 奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』(平凡社)で講談社エッセイ賞を受賞。エッセイ、小説のほか、歌曲の詩作、能評論等も多数手がける(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 謹訳 源氏物語 三 (ISBN-13: 978-4396613662 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年7月23日に日本でレビュー済み
土佐日記は古典としては比較的やさしい部類に入るとおもうのですが、それでもいきなり原典にあたったところ難しかったので本書を読みました。リンボウ先生の解説はわかりやすくて良いです。リンボウ先生に限らず、このシリーズは古典へのアレルギーを取り去って、古典を身近なものにしてくれるのでありがたいです。
2016年7月3日に日本でレビュー済み
土佐日記は何度か原文
土佐日記(全) (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
を読み、大伴さんの
姫様と紀貫之のおしゃべりしながら土佐日記 (学研M文庫)
作品まで別な角度からの解釈にも触れていました。でもこの作品もなかなか面白いものでした。著者は最初に土佐日記の設定を根本にすえ、その角度からこの作品の隠された面白さを解読していきます。そう、男性が女性という書き手の立場を僭称して話を展開していくという倒錯した構図です。意図的にか無意識にか、結果としてそこに現れてくる虚構のディテールの面白さです。この虚構が精巧に保たれながら、話は最後まで展開されというわけですが、最後の瞬間でこの虚構は著者(紀貫之)により何の未練もなく崩されてしまうのです。この瞬間に著者(紀貫之)がその姿を現すのです。土佐日記は短く、誰にも全文が無理なく読める作品ですが、そこにさりげなく埋め込まれた様々な仕掛けや思いに現代人が近づくには、やはり見事な案内者を必要とするのです。近くて遠いもの、それが古典なんだな。
2020年11月20日に日本でレビュー済み
林望先生の本です。
土佐日記の原文と現代語訳があり、一段落すると、林望先生の解説が書かれる、という感じです。
林先生の解説は、わかりやすく、読みやすいです。
また、作家からの視点で、貫之の文章を見ていて、そこは研究者とはすこし違うのかもしれません。
そもそも土佐日記は短いので、さくっと読めた本でした。
土佐日記の原文と現代語訳があり、一段落すると、林望先生の解説が書かれる、という感じです。
林先生の解説は、わかりやすく、読みやすいです。
また、作家からの視点で、貫之の文章を見ていて、そこは研究者とはすこし違うのかもしれません。
そもそも土佐日記は短いので、さくっと読めた本でした。
2006年4月9日に日本でレビュー済み
学校で一度は、暗誦した事がある土佐日記。全部読んだ人はあまりいないでしょう。でも、読んでみると、現代人にも通ずる、人間の機微やユーモアが満載。
すぐに読めてしまう、短編だったことも今回読んで初めて知りました。
世の中―人情はいつの時代も普遍だなあとしばし、感慨にふけりました。。。
すぐに読めてしまう、短編だったことも今回読んで初めて知りました。
世の中―人情はいつの時代も普遍だなあとしばし、感慨にふけりました。。。