写真はともかく、くっついてる「コトバ」がゆるくてなんだかいちいち気に触ってしまった。
写真に集中できないし、カタカナひらがな使いにもなんだかイライラ。
ギャル文字や森ガール系ふ　わ　ゆ　るコトバのように、
文字という表面だけいじりまわして大して中身がないような、
それで何か伝えた気になっているような。
写真も悪くはないのに、文章があるせいで
「失敗写真に何かありそうな文章をくっつけてそれっぽく見せました」
という感じの安い本に見えてしまう。
ライターは有名な人なのかも知らないが、
自分にとっては、恵まれている暇な人のひとり言みたいにし思えなかった。
トイカメラは好きだけど、トイカメラのイメージのようになっている
ゆるさ=なんかオシャレ
みたいなのはそろそろ辟易。

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作家田村実香

ふりつもる優しさ

2009年4月3日に日本でレビュー済み

何の装飾もない本である。装飾のない素直な言葉。装飾のない、感動した一瞬を閉じ込めた写真。それらは決して押し付けがましくなく、持ち重りのしない優しさで、静かに胸にふりつもる感動となった。評価は5でも足りないと思っている。

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しあわせの観覧車: こらぼん。 あなたの視点を変える言葉と写真の物語 単行本 – 2008/9/1

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