あいうえお順に90の言語についてエッセイ風に書かれている。必ず文法的な説明まで書かれているわけではなく、旅行の思い出話で終わっている言語も多い。
語学のエッセイとして気軽に読む分にはおもしろい
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
世界の言語入門 (講談社現代新書) 新書 – 2008/9/19
黒田 龍之助
(著)
90の言語の魅力を生き生き語るエッセイ どの言語にも個性がある。NHKロシア語講座などで知られ、語学の達人が、各言語の魅力をさりげないウンチクをこめて紹介。語学が必ず好きになるガイドブック。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/9/19
- ISBN-10406287959X
- ISBN-13978-4062879590
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2008/9/19)
- 発売日 : 2008/9/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 406287959X
- ISBN-13 : 978-4062879590
- Amazon 売れ筋ランキング: - 243,850位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 691位言語学 (本)
- - 1,487位講談社現代新書
- - 41,255位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
けっしてマルチリンガルとは言いがたく下手の横好きではあるのですが新しい言葉や文字を学んでいくのが大好きなのです。ロシア語を学ぶ過程で一番最初に手にしたのが黒田先生の入門書(というか、ロシア語紹介本)でしたが、それがとてもわかり易かった印象もあり、本書がAmazonのオススメに上がってきた時に、思い切って購入してみました。語学が趣味との認識はそれまでありませんでしたが、色々な言語それぞれに小話を書いてまとめたこちらの本を読んでいるうちに、著者と同じような体験や印象を持つ出来事があったり新しい視点を教えてもらえたりして、久しぶりに知的好奇心からわくわくし、語学が趣味の人との交流は楽しいかもしれないと気づかされました。というか、先生の存在を知っていたらちゃんと勉強してゼミに入りたかった! 次に学ぶ言語を何にしようかと思う方にも強くオススメしたいです。
2013年5月30日に日本でレビュー済み
酷評も多いですが、そういう方は初めから何か勘違いをしているのではないかなあ。だって、こんな新書一冊で世界の言語がカバーできるわけはない。著者が一人なのだから所載の言語すべてに精通することもできない。まずはそこが前提でしょうに。そうぢゃあなくて、ここにあるのは、我々が実際に訪れることもなければマスメディアで出会うこともない多くの国や人々が現実に存在して、そしてそれぞれの状況や暮らしの中で「活きた」ものとして各言語が役割を果たしているという事実でしょう。そして現地への、そこで使われている言語への、この本は「誘い」なのでありますよ。なんと好奇心を刺激してくれることでしょう!黒田さんならではの快著ではないですかな。私は大変面白く読みました。近頃私もよく外国に行きますので、「もっと語学を勉強しなくちゃ!」と痛感するところであります。但し、書名の「入門」はやっぱり問題ありかもね。たとえば書名が『世界の言葉あれやこれや』とかいう感じだったら(ダサくてすみません)、みなさんそんなに怒らないんじゃないかな。
2018年1月27日に日本でレビュー済み
言語学者である著者が世界の言語について軽快に語った内容です。
著者との思い出と共に語られる言語は、興味深いものもあればもあればそうでないものもあり、願わくば身につけたいと思う言語まで様々でした。
特定の言語に精通している学者らしい視点や知識で語られている事もありますが、ほとんどは日常の延長にある様な軽い内容でした。
その分、力を抜いて楽しめる雰囲気だと思います。
あとがきで語られてますが、個人的な試みから出発し、連載を経てからの出版ということで紆余曲折あったと思いますが、もう少し適切なタイトルにするべきだと思います。
著者との思い出と共に語られる言語は、興味深いものもあればもあればそうでないものもあり、願わくば身につけたいと思う言語まで様々でした。
特定の言語に精通している学者らしい視点や知識で語られている事もありますが、ほとんどは日常の延長にある様な軽い内容でした。
その分、力を抜いて楽しめる雰囲気だと思います。
あとがきで語られてますが、個人的な試みから出発し、連載を経てからの出版ということで紆余曲折あったと思いますが、もう少し適切なタイトルにするべきだと思います。
2021年8月6日に日本でレビュー済み
ロシア語を中心にスラブ系言語の研究に情熱を注がれてきたことがよく判ります。さらには言語に限らず諸外国の文化に関しても好奇心旺盛で、話題豊富な内容となっています。
何より日本語の文章が実に読みやすく、読者の興味を引きつけます。
著者の最も得意な言語は、実は日本語ではないでしょうか?
何より日本語の文章が実に読みやすく、読者の興味を引きつけます。
著者の最も得意な言語は、実は日本語ではないでしょうか?
2019年1月12日に日本でレビュー済み
90の言語を取り上げて、それぞれについて2ページに書いてある。タイトルに「言語入門」とあるが、書かれているのはエッセイで、語学や言語学の入門書にはほど遠い。外国語を学習するのに役立つとか、それぞれの言語の概要を知りたいとかを期待するとがっかりすると思う。でも、気楽に読めて、読み物としては面白い。
2008年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルのような「入門」ではない。挙げられている言語について思いついたことを徒然と書き連ねているという感じ。今どきの新書にしても、やけに内容が薄い。
あとがきで本書の成り立ちが明かされている。著者が大学教員を退職するまでの間の90日間、その暇(?)を埋めるために毎日1つの言語についての文章を書くという課題を自ら立てて実行した、その結果なのだ。
著者もそれなりに名が売れて、そのようなものでも印刷して本にして売ってくれる出版社があるということか。あまりに安直だ。今どき、無料で読めるブログでももっと内容の濃いものはいくらでもある。
成り立ちは成り立ちとして、見るべき内容を書けなかった言語についての項目は切り捨てるぐらいの配慮があって然るべきだったと思う。こんなことをしていたら、この著者は確実にファンを失うだろう。二度とするべきではない。
☆1つにしなかったのは、内容のある項目に関しては、言語について一般に親しみやすくものを書くことができるという著者の得難い才能を認めているからだ。それだけに、こういうことはこれきりにして、読者に対して誠実であって欲しい。これは刊行した出版社に対しても言わなければならないことだ。
あとがきで本書の成り立ちが明かされている。著者が大学教員を退職するまでの間の90日間、その暇(?)を埋めるために毎日1つの言語についての文章を書くという課題を自ら立てて実行した、その結果なのだ。
著者もそれなりに名が売れて、そのようなものでも印刷して本にして売ってくれる出版社があるということか。あまりに安直だ。今どき、無料で読めるブログでももっと内容の濃いものはいくらでもある。
成り立ちは成り立ちとして、見るべき内容を書けなかった言語についての項目は切り捨てるぐらいの配慮があって然るべきだったと思う。こんなことをしていたら、この著者は確実にファンを失うだろう。二度とするべきではない。
☆1つにしなかったのは、内容のある項目に関しては、言語について一般に親しみやすくものを書くことができるという著者の得難い才能を認めているからだ。それだけに、こういうことはこれきりにして、読者に対して誠実であって欲しい。これは刊行した出版社に対しても言わなければならないことだ。
2010年3月22日に日本でレビュー済み
多くの言語を紹介している数少ない書籍で、貴重だ。
何か興味をもってもらうきっかけになるとよい。
ただし、アイスランド語の項は幻滅した。
アイスランドの大学の図書館で、アイスランド語への翻訳を精力的に行っているのが印象的だった。
著者は、レイキャビックに行ったのなら、なぜ図書館に行かなかったのだろう。
アイスランドでの特筆すべき事項なのに。
アイヌ語の項も残念だ。カムイなど、アイヌ語でよくつかわれている単語はあるはずなのに。
バスク語の項も残念だ。なぜ、ヨーロッパで言語的に孤立しているのか疑問に思わないのだろうか。
個人的な感想の前に、言語学的考察が欲しい。
何か興味をもってもらうきっかけになるとよい。
ただし、アイスランド語の項は幻滅した。
アイスランドの大学の図書館で、アイスランド語への翻訳を精力的に行っているのが印象的だった。
著者は、レイキャビックに行ったのなら、なぜ図書館に行かなかったのだろう。
アイスランドでの特筆すべき事項なのに。
アイヌ語の項も残念だ。カムイなど、アイヌ語でよくつかわれている単語はあるはずなのに。
バスク語の項も残念だ。なぜ、ヨーロッパで言語的に孤立しているのか疑問に思わないのだろうか。
個人的な感想の前に、言語学的考察が欲しい。