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マイルス・デイビス自叙伝 (2) (宝島社文庫) 文庫 – 1999/12/1
- 本の長さ365ページ
- 言語日本語
- 出版社宝島社
- 発売日1999/12/1
- ISBN-104796616837
- ISBN-13978-4796616836
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登録情報
- 出版社 : 宝島社 (1999/12/1)
- 発売日 : 1999/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 365ページ
- ISBN-10 : 4796616837
- ISBN-13 : 978-4796616836
- Amazon 売れ筋ランキング: - 338,732位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 165位ジャズ
- - 516位宝島社文庫
- - 15,505位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年5月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マイルス初心者です。普段は余り自伝の類いは読みませんが、音楽の新境地を切り開いた天才マイルスデイビスのことが知りたくなり、購入しました。自叙伝というだけあって音楽のみならず交遊関係、人種差別、麻薬、女性等、彼の言葉で非常に赤裸々にかかれており、当時録音されたアルバムと合わせて聴くと、マイルスをリアルに追体験出来て、理解が深まります。巷で彼のことをジャズの帝王なんて呼ぶことがありますが、ここには等身大の人間マイルスが記録されており、音楽だけでなく彼の遺した言葉を通して彼の人間性にも触れられ、天才マイルスのことが益々好きになりました。また、彼の共演者との関係性も彼自身の言葉で理解することが出来て、同じアルバムを聴くのでも、この自叙伝を読む前と後とでは理解度が雲泥の差です。マイルスファンなら是非一読を。
2015年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
音楽の歴史はアメリカの一つの歴史。現在のジャズはすべてマイルスの子供。白人と何が違ってて何が黒人の音楽家に足りなかったかを勉強していく姿が前半。後半はコカインなど薬物との戦い。やめるためというより楽器を質に入れてまでもやめられない光景が壮絶。これは何だったのだろう。
とはいえ、アメリカが一つになるのに南北戦争が必要だったように、ジャズがアメリカ現代ジャズになるためには、どうしてもマイルス・デイビスというフィルターが必要だった。生々しい声の何割かはこの本に詰まっている。
とはいえ、アメリカが一つになるのに南北戦争が必要だったように、ジャズがアメリカ現代ジャズになるためには、どうしてもマイルス・デイビスというフィルターが必要だった。生々しい声の何割かはこの本に詰まっている。
2014年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いエピソードやマイルスならではの語りや、
物凄い数の登場人物(勿論多くはジャズ・ミュージシャン)など、
とんでもない本とも言える。
とても紹介も要約もできないので、端的な感想を書くと
みんなヤクをやっていたんだなぁ と
みんな女が好きだったんだなーってこと。
自分の女性遍歴はいいとして、他人の女性関係まで書きまくって・・・マイルスさん。
まあ、喋ったってことなんだけど、凄い記憶力ですね。
しかし、他のジャンルの芸術家にはホモやバイセクシュアルの人が多いのだが、ジャズ・ミュージシャンに限っては見事にストレートに女好きですねぇ。
みんな付き合っていた女性の名前を入れた曲を作ったりして〜。
ひとつだけ、自分のグループにいたコルトレーンが去ったその後の音楽について語っているところ。
「トレーンの音楽と、彼が最後の2,3年間にしていた演奏は、多くの黒人にとって、特に若い黒人の知識層や革命論者の間では、彼らが感じていた炎、情熱、激情、怒り、反抗と愛情を代弁するものだった。」
マイルスはトレーンの音楽表現のあり方には、懐疑的だったようだが、
うまく総括するものだと感心した。
物凄い数の登場人物(勿論多くはジャズ・ミュージシャン)など、
とんでもない本とも言える。
とても紹介も要約もできないので、端的な感想を書くと
みんなヤクをやっていたんだなぁ と
みんな女が好きだったんだなーってこと。
自分の女性遍歴はいいとして、他人の女性関係まで書きまくって・・・マイルスさん。
まあ、喋ったってことなんだけど、凄い記憶力ですね。
しかし、他のジャンルの芸術家にはホモやバイセクシュアルの人が多いのだが、ジャズ・ミュージシャンに限っては見事にストレートに女好きですねぇ。
みんな付き合っていた女性の名前を入れた曲を作ったりして〜。
ひとつだけ、自分のグループにいたコルトレーンが去ったその後の音楽について語っているところ。
「トレーンの音楽と、彼が最後の2,3年間にしていた演奏は、多くの黒人にとって、特に若い黒人の知識層や革命論者の間では、彼らが感じていた炎、情熱、激情、怒り、反抗と愛情を代弁するものだった。」
マイルスはトレーンの音楽表現のあり方には、懐疑的だったようだが、
うまく総括するものだと感心した。
2016年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
が、友達に貸して戻って来ません。どうしても手元に置いておきたい本なので(自叙伝Ⅰも含め)
買いました。ジャズを含め米国発祥の音楽好きには必携の本だと思います。
マイルスの父親が歯科医だったので、家は裕福でほかの黒人少年とはかなり違った幼少期を経て
ジャズ界の巨人となっていく過程が描かれています。マイルスが自分の音楽を進歩させようと
チャーリー パーカーやディジー ガレスピーを追い掛け回したり、クスリに浸かってぼろぼろ
になったり、普通の人の二人、いや3人分位を生きた日々が鮮明に蘇ってきます。
買いました。ジャズを含め米国発祥の音楽好きには必携の本だと思います。
マイルスの父親が歯科医だったので、家は裕福でほかの黒人少年とはかなり違った幼少期を経て
ジャズ界の巨人となっていく過程が描かれています。マイルスが自分の音楽を進歩させようと
チャーリー パーカーやディジー ガレスピーを追い掛け回したり、クスリに浸かってぼろぼろ
になったり、普通の人の二人、いや3人分位を生きた日々が鮮明に蘇ってきます。
2013年4月6日に日本でレビュー済み
この本はオレにとって何時でも聖書だが、
今回10年ぶりに買い直し、読み直してみて、
昔とはちがう部分を無数に発見することができた。
「えっ、こんなことも書いてあったんや!
えっ、そんなことも?
あんなことまで?
おい、こんなこと書いてなかったやろ!
痛恨、読み逃してたあ!
昔はどこに目をつけてたんやろ、、、」
と、ビックリし通しである。
つまり、この本自体が重層構造になっており、
高音域
中音域
低音域
と、各部で音楽が鳴っている。
で、聴く側の気分、状態によりさまざまな声を楽しむことができる。
年月が経っても面白いゆえんである。
そのように、100の顔を持つ本書、
何歳で読んでもオモロいはずなので、
未読のかたは一度おためしください。
つか、レビューの少なさからすると、
マイルスのファンって少ないんやなあ
今回10年ぶりに買い直し、読み直してみて、
昔とはちがう部分を無数に発見することができた。
「えっ、こんなことも書いてあったんや!
えっ、そんなことも?
あんなことまで?
おい、こんなこと書いてなかったやろ!
痛恨、読み逃してたあ!
昔はどこに目をつけてたんやろ、、、」
と、ビックリし通しである。
つまり、この本自体が重層構造になっており、
高音域
中音域
低音域
と、各部で音楽が鳴っている。
で、聴く側の気分、状態によりさまざまな声を楽しむことができる。
年月が経っても面白いゆえんである。
そのように、100の顔を持つ本書、
何歳で読んでもオモロいはずなので、
未読のかたは一度おためしください。
つか、レビューの少なさからすると、
マイルスのファンって少ないんやなあ
2003年8月12日に日本でレビュー済み
マイルスの自叙伝。登場人物が非常に多い。
一番意外だったのはマイルスが自宅ではほとんどJazzは聴かないでラフマニノフとかストラビンスキーとかばっかり聴いていたというくだりだ。これはギル・エバンスやビル・エバンスの影響が多々あるようだが、凄い意外なことだった。コードから脱却しモード(旋法)に自らの音楽的方向を求めた彼の歩みと重ねてみると時にラテンやロシアの民族音階というものに道標があることは確かに納得がいくことだ。マイルスの柔軟な頭脳はごく自然に『You're Under Arrest』あたりでマイケル・ジャクソンの『Human Nature』やシンディ・ローパーの『Time After Time』何かまで取り上げちゃったりする。次から次へ自らの正しいと信じるものへと突き進む。まさしく『Cool』だ。
もう一つ意外だったのがMilesが絶賛を惜しまなかった2人の人物だ。一度もけなすことなく賞賛しっぱなしだったのはドラムスのTony Williamsは分かるとしてもなんとあのPrinceだった。WooMoo。MilesはPrinceの様々な音楽的なアプローチを高く評価している。へぇ、そうなんだという感じだ。
逆にむちゃくちゃ悪く言われているのがウイントン・マルサリスでこれまたふーんそうなんだというカンジだ。Milesの視点は非常に興味深いものがある。
一番意外だったのはマイルスが自宅ではほとんどJazzは聴かないでラフマニノフとかストラビンスキーとかばっかり聴いていたというくだりだ。これはギル・エバンスやビル・エバンスの影響が多々あるようだが、凄い意外なことだった。コードから脱却しモード(旋法)に自らの音楽的方向を求めた彼の歩みと重ねてみると時にラテンやロシアの民族音階というものに道標があることは確かに納得がいくことだ。マイルスの柔軟な頭脳はごく自然に『You're Under Arrest』あたりでマイケル・ジャクソンの『Human Nature』やシンディ・ローパーの『Time After Time』何かまで取り上げちゃったりする。次から次へ自らの正しいと信じるものへと突き進む。まさしく『Cool』だ。
もう一つ意外だったのがMilesが絶賛を惜しまなかった2人の人物だ。一度もけなすことなく賞賛しっぱなしだったのはドラムスのTony Williamsは分かるとしてもなんとあのPrinceだった。WooMoo。MilesはPrinceの様々な音楽的なアプローチを高く評価している。へぇ、そうなんだという感じだ。
逆にむちゃくちゃ悪く言われているのがウイントン・マルサリスでこれまたふーんそうなんだというカンジだ。Milesの視点は非常に興味深いものがある。