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「のっぺら坊」と「てるてる坊主」: 現代日本語の意外な事実 単行本 – 2004/3/1
松井 栄一
(著)
現代日本語の意外な事実を豊富な用例で紹介
『日本国語大辞典』のために、現代日本語の用例集めを50年以上にわたって続けてきた松井栄一氏が、明治時代からこの130年あまりの間に日本語がどう変わってきたかを豊富な用例を示しながら紹介した日本語エッセイ。
たとえば、「てるてる坊主」は明治期の主要な辞書では圧倒的に「てりてり坊主」が優勢であり、また「青空」は現在では「あおぞら」の読みが当たり前であるが、明治初期では清音「あおそら」が普通であった―など、日常なに気なく使っている言葉の移り変わりの意外な事実は面白く、『日本国語辞典』の読者はもちろん、現代日本語に関心のあるすべての人に勧めたい1冊である。
『日本国語大辞典』のために、現代日本語の用例集めを50年以上にわたって続けてきた松井栄一氏が、明治時代からこの130年あまりの間に日本語がどう変わってきたかを豊富な用例を示しながら紹介した日本語エッセイ。
たとえば、「てるてる坊主」は明治期の主要な辞書では圧倒的に「てりてり坊主」が優勢であり、また「青空」は現在では「あおぞら」の読みが当たり前であるが、明治初期では清音「あおそら」が普通であった―など、日常なに気なく使っている言葉の移り変わりの意外な事実は面白く、『日本国語辞典』の読者はもちろん、現代日本語に関心のあるすべての人に勧めたい1冊である。
- 本の長さ269ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2004/3/1
- ISBN-104098400898
- ISBN-13978-4098400898
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
明治以来130年余り。意外に知られていない現代日本語の語形や表記などの変化の過程を、豊富な用例をあげて紹介する。巻末に、平成2年におこなわれた講演「なまよみの甲斐の文学講座」の内容も収録する。
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2004/3/1)
- 発売日 : 2004/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 269ページ
- ISBN-10 : 4098400898
- ISBN-13 : 978-4098400898
- Amazon 売れ筋ランキング: - 520,822位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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2006年10月1日に日本でレビュー済み
「のっぺらぼう」だと思っていたら「のっぺらぽう」、「てるてる坊主」と思っていたら「てりてり坊主」の方が優勢であることをまず冒頭に紹介し、続いて多様な読みを紹介。「言語」は昔は「げんぎょ」とも読まれた。「言語(ごんご)道断」の読みは周知のところであろう。「雑談」は明治中頃まで書き言葉では「ぞーだん」であったそうだ。「天国」は「てんこく」であったが、明治後期から「てんごく」が多くなった。異形の多い言葉として、どちらの発音を使ってよいもの…初孫(ういまご・はつまご)無一物(むいちぶつ・むいちもつ)主客(しゅかく・しゅきゃく)前を向いたまま後に下がることを現在では「あとずさり」と言うことが多いが、多くの異形が認められる。「あとしざり」「あとじさり」「あとすさり」など。漢字「頑丈」が広まるまでの道のりは大変。「岩乗」「岩丈」「岩畳」など。流行語の運命…「ガール」を「ギャール」と明治初期はやるが、半世紀後復活して「ギャル」