価格を維持しながらも、顧客に割安感を演出するテクニックなど
人に与える価値観をここまで操作できるのかと面白くてたまらない。
誰しもが、日常的に買い物をしているだろうが、
そのときになぜその商品を購入しているのか。
消費者に商品を購入させる。
顧客は割安感を感じながら商品を購入するとすれば、
いいことづくしなのではないだろうか。
その演出の些事加減がまた面白い。

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おまけより割引してほしい: 値ごろ感の経済心理学 (ちくま新書 626) 新書 – 2006/11/1
徳田 賢二
(著)
0円の値ごろ感とは?なぜ割引の値ごろ感はおまけを付けることよ
り高いのか?「お買い得!」と感じる瞬間の心の仕組みを経済学と心理学で解き
明かし、「一つでも多く買わせたい」売り手の仕掛けどころも見破ることができ
る一冊!
り高いのか?「お買い得!」と感じる瞬間の心の仕組みを経済学と心理学で解き
明かし、「一つでも多く買わせたい」売り手の仕掛けどころも見破ることができ
る一冊!
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2006/11/1
- ISBN-10448006334X
- ISBN-13978-4480063342
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2006/11/1)
- 発売日 : 2006/11/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 221ページ
- ISBN-10 : 448006334X
- ISBN-13 : 978-4480063342
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,040,539位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 972位マーケティング・セールス一般関連書籍
- - 2,460位ちくま新書
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2018年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
消費者の心理を教えてくれた本でした。電気屋はこの方法ですね。嬉しいです。
2007年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お得感、値頃感って何だろう?
何かを選んだり、行動したりするときに、
無意識に考えている判断基準や、その心理を、
分数程度の式でわかりやすく解説した本。
商店主や、営業、企画の人にオススメしたい。
人が財布の紐を緩めるタイミングであるとか、
思わず買いたくなる心理等を、金銭的な側面と、
時間的な側面の両面で分析したのは興味深い。
自身が教える学生達の行動も観察していて、
ケイタイを使って素晴らしい効率を追求して
いることを認めつつ、単位を落とすという
重大なリスクがあると警告するところなんかは
結構面白かった。
オレも目先の欲に負けてたかな(笑
何かを選んだり、行動したりするときに、
無意識に考えている判断基準や、その心理を、
分数程度の式でわかりやすく解説した本。
商店主や、営業、企画の人にオススメしたい。
人が財布の紐を緩めるタイミングであるとか、
思わず買いたくなる心理等を、金銭的な側面と、
時間的な側面の両面で分析したのは興味深い。
自身が教える学生達の行動も観察していて、
ケイタイを使って素晴らしい効率を追求して
いることを認めつつ、単位を落とすという
重大なリスクがあると警告するところなんかは
結構面白かった。
オレも目先の欲に負けてたかな(笑
2016年5月3日に日本でレビュー済み
「値ごろ感」とは、費用と価値の分数だと筆者はいうが、それは「割安度」の話だろう。本来の「値ごろ感」とは、その人の価値観やラフスタイル(消費者としての経験の積み上げや成熟度)に依存している。所得との関係も深い。同じ人間でも年を経るにしたがって変化もする。その人が属する集団や社会によっても変化する。つまり、価値と費用そのものが個人によっても時代・時期によっても社会によっても大きく動く。それは単純な割り算や心理的要素で説明できるものではない。「値ごろ感」を支える背景の奥深さや文脈の解明に迫るのかと期待したが、内容的には、「値ごろ感」と単純な「割安度」「お得度」とが混同されており、いわば「割安度の心理学」にとどまっている点が、この本の限界だろう。タイトルが間違っているともいえる。できれば「限界効用」の意味の深みに迫ってもらいたかった。期待しただけにがっかり。
2012年2月6日に日本でレビュー済み
タイトルに惹かれ読んでみましたが、途中から同じような話が続いて飽きてしまいました。はっきりいうと「くどい」。
わかりやすさを重視しているのかもしれませんが、常に『値頃感=価値/価格』の公式に当てはめて考えすぎていて、ほかの視点がほしかったなと。
それと経済心理学や行動経済学に用いられる有名な概念(所有効果や現状維持バイアス)の紹介があったものの、はじめに少し出ただけで後半ほとんど見られなかった点も物足りなさの一因と感じました。
わかりやすさを重視しているのかもしれませんが、常に『値頃感=価値/価格』の公式に当てはめて考えすぎていて、ほかの視点がほしかったなと。
それと経済心理学や行動経済学に用いられる有名な概念(所有効果や現状維持バイアス)の紹介があったものの、はじめに少し出ただけで後半ほとんど見られなかった点も物足りなさの一因と感じました。
2013年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
感覚的なものを理屈で分かりやすくかたられていた。紹介され購入したが、納得。
2007年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「値ごろ感」とは、安い買い物をしたと思うこと?
でも、100円で高いと感じることもあれば、100万円を安いと感じることもある。
安いの基準とは、一体、何だろう。
そこで、値ごろ感=価値/費用 の基本定式の登場だ。
まずは、値ごろ感の満足と相対する欲求の5階層から、基本定式の構成要素について解説し、応用編で「ベストセラー」や「衝動買い」「ついで買い」に展開する。
日頃、何気なくショーケースが眺め、品定めをしている買い物行動の心理を説き明かしてくれる。納得の1冊である。気軽に読める経済心理学。
この本の値ごろ感は、星5つ。
でも、100円で高いと感じることもあれば、100万円を安いと感じることもある。
安いの基準とは、一体、何だろう。
そこで、値ごろ感=価値/費用 の基本定式の登場だ。
まずは、値ごろ感の満足と相対する欲求の5階層から、基本定式の構成要素について解説し、応用編で「ベストセラー」や「衝動買い」「ついで買い」に展開する。
日頃、何気なくショーケースが眺め、品定めをしている買い物行動の心理を説き明かしてくれる。納得の1冊である。気軽に読める経済心理学。
この本の値ごろ感は、星5つ。
2007年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
経済心理学の簡単な本です.
全くその道に心得がなくても楽しく読むことができました.
値ごろ感をわかりやすく説明しています.
あぁ,なるほど,と思えるものもたくさんありました.
価値と費用の関係だけでなく,人間がもつ基本的な欲求をもとにした説明があり,
自分の行動を省みたりもしました.
自分の行動や,人気の商品をこの考え方にしたがって分析してみるのは楽しいかもしれません.
すでに経済心理学を勉強されているかたには物足りないかもしれません.
初心者向きの本だと思います.
全くその道に心得がなくても楽しく読むことができました.
値ごろ感をわかりやすく説明しています.
あぁ,なるほど,と思えるものもたくさんありました.
価値と費用の関係だけでなく,人間がもつ基本的な欲求をもとにした説明があり,
自分の行動を省みたりもしました.
自分の行動や,人気の商品をこの考え方にしたがって分析してみるのは楽しいかもしれません.
すでに経済心理学を勉強されているかたには物足りないかもしれません.
初心者向きの本だと思います.