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唯川恵

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キスよりもせつなく (集英社文庫) 文庫 – 1997/9/19

唯川恵 (著)

61

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恋人が親友と婚約!?愛する彼の突然の裏切り。もう恋なんかしない、そう誓って心を閉ざす27歳の知可子。でも偶然、出会った徹の一途な愛の告白に、彼女の心は揺らぎ始める…。(解説・角田光代)

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本の長さ

288ページ
言語

日本語
出版社

集英社
発売日

1997/9/19
ISBN-10

4087486842
ISBN-13

978-4087486841
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 集英社 (1997/9/19)
発売日 ‏ : ‎ 1997/9/19
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 288ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4087486842
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087486841

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- - 13,079位日本文学

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61

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唯川恵

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1955年石川県金沢市生まれ。1984年「海色の午後」にて第3回コバルト・ノベル大賞を受賞。2002年『肩ごしの恋人』にて第126回直木賞を受賞。2008年『愛に似たもの』にて第21回柴田錬三郎賞を受賞。恋愛小説、エッセイなど多数。多くの読者の圧倒的支持を集めている(「BOOK著者紹介情報」より：本データは『夢美と愛美の謎がいっぱい？　怪人Ｘを追え！　(ISBN-13: 978-4046310774 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

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Customer*

夢中になって読みました。

2021年3月4日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

先が気になって、ついつい読んでしまう！
そんな本でした。
女性として感情移入できるし、
唯川恵さんらしい、上品な文章にやはり惹かれます。

2015年3月9日に日本でレビュー済み

このお話の主人公の知可子は東京の外車輸入販売会社に勤める27歳のOL。
大学を卒業しtから５年が経ち、知可子としては結婚を意識して２年間おつきあい
していた同僚の慎二にふられ、その傷がまだ癒えない。

週末を一人で過ごすしかない知可子はレンタルビデオ店でビデオ目星をつけて
借りようと手を伸ばしたその時。知可子とほぼ同時、それよりほんの少し早くビデ
オをとってしまった男性がいた。「悪いね」という言葉を残して。

その後家に帰る途中、同期入社の有季車で通りかかった。運転席には慎二を乗
せて。そう、２人は付き合っていたのだ。悔しさとつまらない見栄に駆り立てられた
知可子は、近くを通りかかったさっきのレンタルビデオ店の男を彼氏として紹介する…。
そして、その後、知可子がたまたま抜擢された仕事現場で、慎二と思わぬ再会を果
たすことになる…。

このお話の序盤を紹介すれば、このような展開になる。そう、まさに恋愛小説の王道
ともいうべき展開で、ドラマでもよく見るパターンといってもいいだろう。でも、このお話
を日本を代表する恋愛小説家のお一人の唯川恵さんがえがくと、王道の味わいがで
てきます。

失恋した傷がまだ癒えなく、次の恋に向かうのにも心残りがある。でも毎日の仕事や
生活は時に新しい場面を迎えながら進んでゆく…。出会いの場面はドラマチックな感じ
もしますが、その後の展開はOLの抱える日常が本当によくえがかれています。最後は
知可子が自分の道を見つけ力強く一歩を踏み出すので、失恋したばかりの女性は特に
知可子の姿に勇気づけられるかもしれません。

2019年3月17日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

20代の頃に読んでいたらきっと感情移入していたのだろうけど、今は冷静に『お洒落な恋愛小説』としてサラリと読みました。
ドラマになりそうな舞台設定と人物像で、それなりに楽しめました。

2020年10月22日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

めちゃくちゃ切ないしめちゃくちゃええやん
オモローやった
しんじ最低すぎやわ

2019年2月20日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

選択肢を持ちすぎると、わがままになりすぎると、両手に抱えた荷物が重荷になって前に進めない。捨てるということをすれば、身軽な体で我が道へ進むことができる。最後の方に出てきたこの言葉は素晴らしいんじゃないでしょうか

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

タカカズ

うーん・・・イマイチ

2008年3月17日に日本でレビュー済み

唯川恵さんのエッセイファンで、それから小説にも手を出して
初めて読んだ作品がこの本でした。
エッセイから想像する、イメージでかってに作品の雰囲気を
自分なりに作り上げていたせいでしょうか・・・
読み終わって、ちょっとガッカリ。

恋愛のエッセンスには共感出来るものの、どうしても
物語の展開がイマイチに思えてしまう。
安っぽ過ぎると言うか、先がミエミエと言うか・・・。
強引さや不自然さもあって、どうもしっくりこない。
丸で平凡な作品のままで終わってしまった。

エッセイでは、あんなに輝いていた作者の才能が、
この作品では残念ながら見て取れませんでした。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

kaizen

角田光代の母の世代を説明している。

2013年1月28日に日本でレビュー済み

解説は角田光代。
角田光代の母の世代を説明している。

物語は，女性の20代後半の模様をうまく描いている。

27歳といえば，今ならたいした歳だとは思われない。
30年前は，結婚適齢期が24歳だったことを思い起こしながら読むといいかもしれない。

それぞれに，自分を考える著者の分身なのだろう。
人は一つの人生しか送れないが，作品の中では複数の人生を歩める。

どれが著者の実像で，どれが著者の虚像なのだろう。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

non-liber

久しぶりに

2009年9月3日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

夢中になって読んだ本でした。寝る時も、先が気になって気になって頭から離れませんでした！少しキャラクターの説明不足で、主人公が信頼するキャラクターに好感を持てなかったりということがありましたが、それでも、主人公の失恋の傷ついた心を繊細に描けていて、共感しました。一歩前に進む勇気を与えてくれる本です。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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