元内閣総理大臣である小泉純一郎氏の、クラシックとの出会いに始まり、多くの気に入った楽曲にまつわるエピソードなど、興味深い話が多数収められている。
クラシック初心者である私にも参考になる話が多かった。
ドイツのシュレーダー首相からバイロイト音楽祭に招待された話なども面白かった。
巻末には取り上げられた主な作曲家とその作品が紹介されている。
また、小泉氏が選曲をした二つのチャリティアルバムも紹介されている。
「私の好きなエルヴィス」と
私の大好きなモリコーネ・ミュージック‾小泉純一郎選曲チャリティ・アルバム
日本経済新聞記者を前にインタビュー形式でまとめられたもののようだ。文章は読みやすい。
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音楽遍歴 新書 – 2008/5/1
小泉 純一郎
(著)
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購入オプションとあわせ買い
私の人生は音楽と切り離せない。音楽は心の奥の深いところに感動を与えてくれる--。政界きってのクラッシック通、音楽ファンとして知られる著者が、12歳で始めたヴァイオリン、オペラ、エルヴィス・プレスリーとの出会い、モリコーネ、X JAPAN、演歌、カラオケ、ミュージカルまで、半世紀を超す「音楽遍歴」を語り尽くす。
- 本の長さ198ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2008/5/1
- ISBN-104532260019
- ISBN-13978-4532260019
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商品の説明
著者について
1942年1月8日横須賀生まれ。慶應大学経済学部卒業後、ロンドン大学に留学。72年衆院選初当選。2001年自民党総裁に選出され第87代内閣総理大臣に就任、「小泉劇場」と言われる熱狂的なブームを巻き起こす。06年退任。クラシック、ポップスを問わず音楽、芸術全般に造詣が深い。エルヴィス・プレスリーやモリコーネのコンピレーションCDの企画・監修も手掛けた。
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2008/5/1)
- 発売日 : 2008/5/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 198ページ
- ISBN-10 : 4532260019
- ISBN-13 : 978-4532260019
- Amazon 売れ筋ランキング: - 546,891位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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3 星
元内閣総理大臣でクラシック音楽好きでも知られる小泉純一郎氏
元内閣総理大臣でクラシック音楽好きでも知られる小泉純一郎氏による「音楽遍歴」[日経プレミアシリーズ:刊]。まるで講演会を聞いているかのごとく、音楽への熱い言葉の数々は「小泉節」全開だ。個人的にはピアノものへの言及が多くあって欲しかったが、他のインタビューで「ピアノ曲はあまり聴かない。」と述べていたので、元々好みではないのだろう。
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2008年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2008年5月14日に日本でレビュー済み
音楽好き、特にクラシック好きで知られる元首相の音楽談義。
基本的に語り口調そのままで、読みやすい本に仕上がっている。
私もクラシック好きであり、また著者と同じく協奏曲好きであるためか、
「話の合う音楽好きのおっちゃんとの気の置けない対話」
という読後感だった。
ただ、約200ページの本書のうち、小泉氏の書いた(語った)パートは3分の2ほど。
しかも1ページの文章量はやたらと少なく、どう考えても行数稼ぎにしか見えない注釈がやたらと入る。
普通の新書にしたらおそらく100ページにも満たないであろう本を、新書にしては少々高めのこの値段で売るのは正直どうかと思う。
音楽に対する見解にしても、「ふーん」とは思えども、「なるほど」と思えるようなものはあまりない。
インタビュー時間が足りなかったのだろうが、表面だけさらっとなでて終わり、という印象。
このことも、本書の物足りなさを増す要因になっている。
もっとも、特に音楽家と個人的に付き合おうとしない、という件に関して、「芸術家だって政治家との付き合いなんて本当は迷惑なはずだ」なんて言ってしまうあたり、「小泉節」が少々垣間見られて興味深かったりする。
基本的に語り口調そのままで、読みやすい本に仕上がっている。
私もクラシック好きであり、また著者と同じく協奏曲好きであるためか、
「話の合う音楽好きのおっちゃんとの気の置けない対話」
という読後感だった。
ただ、約200ページの本書のうち、小泉氏の書いた(語った)パートは3分の2ほど。
しかも1ページの文章量はやたらと少なく、どう考えても行数稼ぎにしか見えない注釈がやたらと入る。
普通の新書にしたらおそらく100ページにも満たないであろう本を、新書にしては少々高めのこの値段で売るのは正直どうかと思う。
音楽に対する見解にしても、「ふーん」とは思えども、「なるほど」と思えるようなものはあまりない。
インタビュー時間が足りなかったのだろうが、表面だけさらっとなでて終わり、という印象。
このことも、本書の物足りなさを増す要因になっている。
もっとも、特に音楽家と個人的に付き合おうとしない、という件に関して、「芸術家だって政治家との付き合いなんて本当は迷惑なはずだ」なんて言ってしまうあたり、「小泉節」が少々垣間見られて興味深かったりする。
2017年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の内容はタイトルの通り、小泉元首相の音楽遍歴が書かれている。
文章からして、小泉さん自らが書いたものではなく、インタビュアーが小泉さんから聞いた話をそのまま文字にしたものだ。
ページ後半は、小泉さんが好む楽曲の紹介となっているが、これも編集者によるもので、小泉さんによる執筆ではない。
元首相のクラシック音楽に対する想いを知りたい人が読む本であり、よほどの小泉ファンでなければ必要のない内容である。
文章からして、小泉さん自らが書いたものではなく、インタビュアーが小泉さんから聞いた話をそのまま文字にしたものだ。
ページ後半は、小泉さんが好む楽曲の紹介となっているが、これも編集者によるもので、小泉さんによる執筆ではない。
元首相のクラシック音楽に対する想いを知りたい人が読む本であり、よほどの小泉ファンでなければ必要のない内容である。
2008年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当然、元人気(?)総理大臣ということは差っ引かなくてはいけないが、純粋に音楽を楽しもうというところが伺え、素人である私(と言っても、iTuneには7-80ぐらいのクラシックは入っているのですが)にはかなり参考になるところが多かった。
対象としては、クラシックにとどまらず、オペラ、カラオケ、ミュージカル、エルビス、X Japanなど、多岐に亙る。まあ、かなり止め処も無く羅列してある感も無きにしも非ずですが、その中に小泉氏が一言二言コメントを加えており、それが押し付けがましくなく良かった。
彼なりの音楽の聴き方で、これは参考になる聴き方と思った。
首相だったときの話しも出ており(当然音楽の話しだが)、それはそれで面白い。
さすがに、首相の仕事も楽ではないなと勝手に感じてしまった。
対象としては、クラシックにとどまらず、オペラ、カラオケ、ミュージカル、エルビス、X Japanなど、多岐に亙る。まあ、かなり止め処も無く羅列してある感も無きにしも非ずですが、その中に小泉氏が一言二言コメントを加えており、それが押し付けがましくなく良かった。
彼なりの音楽の聴き方で、これは参考になる聴き方と思った。
首相だったときの話しも出ており(当然音楽の話しだが)、それはそれで面白い。
さすがに、首相の仕事も楽ではないなと勝手に感じてしまった。
2021年5月30日に日本でレビュー済み
元内閣総理大臣でクラシック音楽好きでも知られる小泉純一郎氏による「音楽遍歴」[日経プレミアシリーズ:刊]。
まるで講演会を聞いているかのごとく、音楽への熱い言葉の数々は「小泉節」全開だ。
個人的にはピアノものへの言及が多くあって欲しかったが、他のインタビューで「ピアノ曲はあまり聴かない。」と述べていたので、元々好みではないのだろう。
まるで講演会を聞いているかのごとく、音楽への熱い言葉の数々は「小泉節」全開だ。
個人的にはピアノものへの言及が多くあって欲しかったが、他のインタビューで「ピアノ曲はあまり聴かない。」と述べていたので、元々好みではないのだろう。

元内閣総理大臣でクラシック音楽好きでも知られる小泉純一郎氏による「音楽遍歴」[日経プレミアシリーズ:刊]。
まるで講演会を聞いているかのごとく、音楽への熱い言葉の数々は「小泉節」全開だ。
個人的にはピアノものへの言及が多くあって欲しかったが、他のインタビューで「ピアノ曲はあまり聴かない。」と述べていたので、元々好みではないのだろう。
まるで講演会を聞いているかのごとく、音楽への熱い言葉の数々は「小泉節」全開だ。
個人的にはピアノものへの言及が多くあって欲しかったが、他のインタビューで「ピアノ曲はあまり聴かない。」と述べていたので、元々好みではないのだろう。
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2008年6月13日に日本でレビュー済み
若者に迎合した人気取りだったのでしょうが、X JAPANなんかを持ち上げる人間がそもそも音楽なぞ語れるわけがありません。文化程度の低い政治家が多い中にあっては、ましなほうかもしれませんが、底の浅さが露呈しています。
2008年5月17日に日本でレビュー済み
政治家でありながら、一冊の本にして語れるほど音楽に接する時間を作れるのはすごい。
それだけ音楽が好きなんだろうと思った。
筆者はクラシック音楽は一度聴いただけではなかなか分からない、
と述べているが、その考えには勇気付けられる。
なぜなら、私は樋口裕一氏のクラシック入門書を読んでクラシックの森に分け入ったが、
なかなかその良さが理解できずにまた退場してしまったからだ。
忍耐強さが足りなかったのか。
朝六時からNHKFMで放送されている「バロックの森」をまた聴きはじめたいと思った。
ちなみに、
個人的にはブラームスの交響曲第一番第4楽章が一番好きだ。
それだけ音楽が好きなんだろうと思った。
筆者はクラシック音楽は一度聴いただけではなかなか分からない、
と述べているが、その考えには勇気付けられる。
なぜなら、私は樋口裕一氏のクラシック入門書を読んでクラシックの森に分け入ったが、
なかなかその良さが理解できずにまた退場してしまったからだ。
忍耐強さが足りなかったのか。
朝六時からNHKFMで放送されている「バロックの森」をまた聴きはじめたいと思った。
ちなみに、
個人的にはブラームスの交響曲第一番第4楽章が一番好きだ。
2010年8月26日に日本でレビュー済み
「商業音楽評論家」で、こういう生き生きした文章を書ける人はいないんじゃないかな。とにかく自分の「愛している音楽」を率直に書きつづった、とても好感のもてる本です。
彼の文章の勢いをその記録したかったのだろうか、ところどころに「小泉さんちょっと落ち着いて、正確にはこうですよ」「それじゃ読者のみなさんに伝わりませんよ、えと、補足すると」という感じで、小さい注釈がところどころに入って、これが自分には面白いと思った。そして、巻末にクラシック作曲家の、新書にしては十分充実していると言っていい注釈がつく。
幼少期のヴァイオリン音楽から始まって、オペラへの偏愛、そしてワーグナーの挫折・・・・彼の音楽の趣向をそのままなぞることはないけれど、一つのジャンルへの偏向が、ゆくゆくは大の音楽好きになってゆく過程は、クラシックマニアのスノッブな壁にうんざりしている初心者にとって大きな励みと指針を与えると思う。それを包み隠さず素直に書いているのが、そこらへんの「ネクラ評論家」とは違うところだ。
現在の彼がコンサートに行きたいと思う演目は「大きな音で聴きたいと思う音楽、マーラーかブルックナーぐらい」だという。そして、この4つのオペラ「椿姫」「トゥーラン・ドット」「イル・トロヴァトーレ」「アンドレア・シェニエ」を聞いて何も感じないのだったら、オペラは聴かない方がいい提言する。
スノッブさのかけらもない。この言葉で、僕は小泉純一郎という人間をとても好きになった。そうじゃない?
まあ、政治家としては、まあ、あの、ね、ちょっと…もごもご。
とにかく面白い。
彼の文章の勢いをその記録したかったのだろうか、ところどころに「小泉さんちょっと落ち着いて、正確にはこうですよ」「それじゃ読者のみなさんに伝わりませんよ、えと、補足すると」という感じで、小さい注釈がところどころに入って、これが自分には面白いと思った。そして、巻末にクラシック作曲家の、新書にしては十分充実していると言っていい注釈がつく。
幼少期のヴァイオリン音楽から始まって、オペラへの偏愛、そしてワーグナーの挫折・・・・彼の音楽の趣向をそのままなぞることはないけれど、一つのジャンルへの偏向が、ゆくゆくは大の音楽好きになってゆく過程は、クラシックマニアのスノッブな壁にうんざりしている初心者にとって大きな励みと指針を与えると思う。それを包み隠さず素直に書いているのが、そこらへんの「ネクラ評論家」とは違うところだ。
現在の彼がコンサートに行きたいと思う演目は「大きな音で聴きたいと思う音楽、マーラーかブルックナーぐらい」だという。そして、この4つのオペラ「椿姫」「トゥーラン・ドット」「イル・トロヴァトーレ」「アンドレア・シェニエ」を聞いて何も感じないのだったら、オペラは聴かない方がいい提言する。
スノッブさのかけらもない。この言葉で、僕は小泉純一郎という人間をとても好きになった。そうじゃない?
まあ、政治家としては、まあ、あの、ね、ちょっと…もごもご。
とにかく面白い。