「ダウト」は疑うという意味で
原題は「 SLOW BURN 」
いろいろな意味がありますが本作では
「じわじわと意味のわかってくる…」といった感じでしょうか?
監督が脚本も書いていますね。
「誰も見破れない!」謎が少しずつ明かされていく感じにゾクゾクします。衝撃のラストは?
検事補のノラ・ティマーは部屋に忍び込んだ男にレイプされてしまいます。
ノラは抵抗し男を撃ち殺します。
フォード検事のもとに撃ち殺されたルーサーの親友だというアイザックが現れ「殺人だ」
「2人は半同棲の仲だった」と証言します。
正当防衛なのか?殺人なのか?
ノラと男女の仲にあるフォード検事。
ノラが殺人犯ならフォード検事は自身の市長選に響きます。正当防衛なら好都合です。
フォード検事は謎を追います…
謎がわかり終わったあとでもう1度観たくなります。
以下 ネタバレ 感想あります
2005年アメリカ映画で観ている途中から
1995年「ユージュアル・サスペクツ」に感じが似てるなぁ…と感じました。
裏社会の亡霊ダニー・ルーデンはまるでカイザー・ソゼのようです。
「性別さえ分からない」のせりふの時にはノラがダニーなのでは?と思いましたし
「二重人格で警官のときは殺し屋の自分を知らず殺し屋のときは警官の自分を知らない」の話の時はフォード検事のことかと考えました。
ラストで明かされるダニーの正体。
ダニーは記者のトリッピン ( 偽名 ) でしたが
FBIに逮捕されてしまいます。
「陽炎の女」ノラの正体は「知らん」と結局は謎のまま。
ジェフリーの話から全てダニーの計略でしたが
ケイマン諸島に資産を移すように助言したノラがダニーより上手だったということですね。