なんとなく気になった中古本の「クリスマスのフロスト」。
最近の日本のミステリー小説と比べると倍近いページ数だったけど
とても楽しくあっという間に読んでしまい、読み応えも抜群でした。
全く”フロストシリーズ”を知らなかったので
今更、こんな有名な本を持ち出してなにを・・・・と言われてしまいそうですが本当に面白かった。
日本で人気の犯罪ミステリー小説と言えば、
何人も怪しい人物が登場し、有能な刑事が犯罪トリックを崩していくストーリーが人気ですが、
こちらは時間軸に沿って捜査を進めていくタイプなので本筋とは別に署には色々な事件が舞い込みます。
それがまた良い意味で読んでいる人を飽きさせない。
主人公のフロストは”刑事コロンボ”を想像させる風貌なのに、
頭は全く冴えなく、数字や確立、犯罪書類作成なんて物はクソくらえ。
長年の経験と感だけを頼りに動き、無駄な事はしないダメ刑事。
頭の回転が速いのは、唯一相手が迷惑しようが、嫌味と捉えようが
周りがドン引きするようなブラックジョーク(それもシモネタを絡めた)を常に連発すること。
読んでいる私も、何度も”クスッ”っと、時には”アハハハッ”と笑ってしまう。
読み終わってみれば、人間味があり、実は人情味の厚いフロストにどっぷりはまっていました。
フロストシリーズは何冊か出ているので全て読みたいと思うほどハマってしまいました。
外国の本というと、難しいと言うイメージを持っている人もいると思いますが
翻訳家の芹沢恵みさんの訳がとても読みやすく、分かりやすく、訳してくれてあるお陰なのか、
楽しくスラスラと読み進む事ができました。翻訳家の功績も大きいのでは。。。。
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クリスマスのフロスト (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ウ 8-1) 文庫 – 1994/9/21
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ここ田舎町のデントンでは、もうクリスマスだというのに大小様々な難問が持ちあがる。日曜学校からの帰途、突然姿を消した少女、銀行の玄関を深夜金梃でこじ開けようとする謎の人物。続発する難事件を前に、不屈の仕事中毒にして下品きわまる名物警部のフロストが一大奮闘を繰り広げる。構成抜群、不敵な笑い横溢する第一弾!
- 本の長さ534ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日1994/9/21
- ISBN-104488291015
- ISBN-13978-4488291013
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登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (1994/9/21)
- 発売日 : 1994/9/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 534ページ
- ISBN-10 : 4488291015
- ISBN-13 : 978-4488291013
- Amazon 売れ筋ランキング: - 127,669位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 511位創元推理文庫
- - 748位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 924位英米文学研究
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2015年1月8日に日本でレビュー済み
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2015年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多分 ドラマタイトルとかで聞いたことあるのかな?見てないけど。
でも ドラマ化されるのはやはり人気の証。
みなさんのレビュー読んでると ジャック・フロスト警部への愛情や このデントンという街やデントン署の面々への愛着が伝わってきます。クリスマスがタイトルにあるように、冬のデントン(架空の街ですが)の厳しさが ひしひしと伝わります。メインの事件以外でも 次々と事件や 出来事が起きます。ワーカホリックのフロスト警部は 事務仕事以外なら むしろウエルカム?みたいです。本人言うとおり ヘマもかなりやります。服装もだらしない。でも なんか 実はカッコいいの?男性ファンも多いようなので 男性が惚れるような要素がどこかに?、、て読んでると なんのオチもなくカッコいい!てとこがないです。
なんかすごい勲章ももらってますが、あ〜そういう実は実績がすごいんだ 、て期待してると それも裏切られます。やっぱりそのまんまの、フロスト警部です。ブレないキャラでした。情は濃いです。みんなに公平に情があるわけではないです もちろん。フロスト警部が嫌いと思ってる人間からはもちろん 嫌われてます。でもやはり訳者の方が 素晴らしいと思います。イギリスの、食事風景や やはり紅茶率が高かったり。作品の時代は70年代?の終わりくらいなのかなぁ。1951年の事件の時 、フロスト警部が、18歳だった書かれてるので。なのでタバコもどこでも吸ってる時代です 、タバコ率も高い。
食事事情は 個々で違いますが、
イギリスて ペースト塗って サンドウィッチとかよく小説で出てきますが、こちらでも
「鰊のペースト」やらを塗ったのを食べてる警察官かいたり。そんな事も楽しめます。
次作も多分読みます
でも ドラマ化されるのはやはり人気の証。
みなさんのレビュー読んでると ジャック・フロスト警部への愛情や このデントンという街やデントン署の面々への愛着が伝わってきます。クリスマスがタイトルにあるように、冬のデントン(架空の街ですが)の厳しさが ひしひしと伝わります。メインの事件以外でも 次々と事件や 出来事が起きます。ワーカホリックのフロスト警部は 事務仕事以外なら むしろウエルカム?みたいです。本人言うとおり ヘマもかなりやります。服装もだらしない。でも なんか 実はカッコいいの?男性ファンも多いようなので 男性が惚れるような要素がどこかに?、、て読んでると なんのオチもなくカッコいい!てとこがないです。
なんかすごい勲章ももらってますが、あ〜そういう実は実績がすごいんだ 、て期待してると それも裏切られます。やっぱりそのまんまの、フロスト警部です。ブレないキャラでした。情は濃いです。みんなに公平に情があるわけではないです もちろん。フロスト警部が嫌いと思ってる人間からはもちろん 嫌われてます。でもやはり訳者の方が 素晴らしいと思います。イギリスの、食事風景や やはり紅茶率が高かったり。作品の時代は70年代?の終わりくらいなのかなぁ。1951年の事件の時 、フロスト警部が、18歳だった書かれてるので。なのでタバコもどこでも吸ってる時代です 、タバコ率も高い。
食事事情は 個々で違いますが、
イギリスて ペースト塗って サンドウィッチとかよく小説で出てきますが、こちらでも
「鰊のペースト」やらを塗ったのを食べてる警察官かいたり。そんな事も楽しめます。
次作も多分読みます
2020年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
刑事ものでは最高。
ペーソスあり、奇抜なトリックはないが読ませる。
主人公が何よりおもしろく、署長も秀逸。
著者死去により数編しかないのが惜しまれます。
ペーソスあり、奇抜なトリックはないが読ませる。
主人公が何よりおもしろく、署長も秀逸。
著者死去により数編しかないのが惜しまれます。
2017年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、長いですね。
それを飽きさせずに最後まで一気に読ませる構成力は素晴らしいと素直に脱帽します。
しかしながら、8歳の女の子の顛末は、個人的好みではないかな。
詳しくは書けませんが、作品全体を包んでいる明るい雰囲気を考えれば、違う顛末を考えられたんじゃないかと思います。
もちろん、娼婦の母親に育てられて……という部分は分かるのですが。
星三つですが、すでに次作をAmazonで注文済みです。
その意味では、結構はまってるのかもしれません。
それを飽きさせずに最後まで一気に読ませる構成力は素晴らしいと素直に脱帽します。
しかしながら、8歳の女の子の顛末は、個人的好みではないかな。
詳しくは書けませんが、作品全体を包んでいる明るい雰囲気を考えれば、違う顛末を考えられたんじゃないかと思います。
もちろん、娼婦の母親に育てられて……という部分は分かるのですが。
星三つですが、すでに次作をAmazonで注文済みです。
その意味では、結構はまってるのかもしれません。
2019年9月30日に日本でレビュー済み
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とにかくフロスト警部のキャラが立っている。少々抜けていて下品であるという点をのぞけばあらゆる点においてダンディーで魅力的で、フィリップ・マーロウにも負けてない。かれとともにイギリスの地方都市を舞台にした「警察二十四時」を過ごすのはたいへん愉快なひとときだった。シリアスじゃなければミステリじゃない、日本が舞台でなければ警察小説じゃない、という固い信念をお持ちの方以外は、ぜひとも手に取るべき一冊である。てかこれつまんないって人は逆になに読んでるのって聞きたくなる。
2019年5月6日に日本でレビュー済み
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ようやく読みました。読み始めたら、止まりませんでした。2日で読みました。小さな街の中の警察署の中の動き、その中でのちょっとした動きーフロストの部屋の引き出しの中から時々消える小銭ーといった何気ない出来事が大きな出来事ー女の子の失踪ーの合間に合間に行くつも散りばめられています。今でいう猫の多頭飼いの女占い師、埋められていた切られた腕とその先の箱、10数年前の現金輸送途中の強奪事件などなど。いったい何がどのように結びつくのかと思いながら読み進めていく、最後、一つ一つがビタッと繋がっていきます。
これが、フロストシリーズの面白さかとわかりました。
これが、フロストシリーズの面白さかとわかりました。
2018年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
だらしない主人公は基本的に好き!
脇が絵に描いたような上昇志向の俗物だらけなのはお約束過ぎるきらいはあるけど、フロストを好人物に仕立てるのは不可欠なのかな?
事件は緊迫するけどイギリス流のおかしさが混ざるから程よく緩みがでてしまう。
シリーズを読み進めるのが楽しみです。
脇が絵に描いたような上昇志向の俗物だらけなのはお約束過ぎるきらいはあるけど、フロストを好人物に仕立てるのは不可欠なのかな?
事件は緊迫するけどイギリス流のおかしさが混ざるから程よく緩みがでてしまう。
シリーズを読み進めるのが楽しみです。
2016年1月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本はきれいです。とにかく本が厚くなかなか読み終わりません。前を忘れてしまいます。