雲を見るのは好きで、時にスマホで撮っていたので、本書を見つけて逡巡なく購入。
学術書っぽくてもいいけど、文系によりすぎたポピュラーサイエンスだったらヤだなあと思いつつ読み始めたが、
雲の種類毎の章立てはとてもわかりやすかったし、雲にまつわるお話—神話や詩の引用―も(わたしとしては)嫌みなく楽しんで読めた。
一方で、本にどこまで求めるかというのもあるけれど、やはり表題に“楽しみ方”とあるので、
正直なところ、写真をもっと増やしてほしいなあ、カラーだともっと興味が湧くなあ、というのもあった。
日本版独自の図版・挿絵など入れると、著者独特のウイットがさらに効くかもしれない。
こんなことを言うのも、たくさんの人に読んでもらいたいからです、はい。
読了後、空を眺めるのがさらに面白くなった。
それまでは、自分がイイと思った雲と、その時の自分の心もちを考えるだけだったけれど、
今は加えて、その雲の成り立ちなども考えて、なんだか自分の思考に深みが増したように思うのでした。
新品:
¥3,980¥3,980 税込
無料お届け日:
3月31日 - 4月1日
発送元: 令和書店 毎日発送中です!【安心の返金保証適用品】 販売者: 令和書店 毎日発送中です!【安心の返金保証適用品】
新品:
¥3,980¥3,980 税込
無料お届け日:
3月31日 - 4月1日
発送元: 令和書店 毎日発送中です!【安心の返金保証適用品】
販売者: 令和書店 毎日発送中です!【安心の返金保証適用品】
中古品: ¥192
中古品:
¥192

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
「雲」の楽しみ方 単行本 – 2007/7/18
ギャヴィン・プレイター=ピニー
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥3,980","priceAmount":3980.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"3,980","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"0ao%2FVOttSEFiQTJm82hyEXfUjx%2FGVZq6bnCX0qM9r5J8GgbCCcDbH90ZgcHlPpzpqwEvN83ZU2QQwASnvx%2B1s3JP35%2FIMC3LnyxvoNJY1%2FumuNZehrWyLBFBYsHjbTA6NEjsGpLYaA7B5bHndxfwis7i35jQbDWwJ2y%2FA06DNh3Owl%2FY3pdqzQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥192","priceAmount":192.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"192","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"0ao%2FVOttSEFiQTJm82hyEXfUjx%2FGVZq6Bub6yREe6MRJR25bbuq2VW7Ra8RCpcR5dJRzCZAatk%2FyyB2k3gZCDaHX3tVbWoQGaxG%2FP8%2BMcgCAUmIDLaQhvZXpP%2F3arQyC%2BnIozzLvv2CEWr2fafmx66rs%2F8p7RsMjFChosEluOYTnSA7O%2BF%2FAqQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
大空にさまざまな表情を与えてくれる雲。来る日も来る日も青一色の空を見せられたら人生は退屈だ。本書は、英国でベストセラーになった、豊富な写真入りの愉快でへんてこな雲一族を真面目に紹介する世界初の科学エッセイ・ガイドブック。
- 本の長さ345ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2007/7/18
- ISBN-104309252117
- ISBN-13978-4309252117
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2007/7/18)
- 発売日 : 2007/7/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 345ページ
- ISBN-10 : 4309252117
- ISBN-13 : 978-4309252117
- Amazon 売れ筋ランキング: - 538,320位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 686位地球科学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年5月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
空と雲の変化に連続した意味があり、長距離移動するときダイジェストで見れる。
ということに魅力を感じる方にはオススメします。
ということに魅力を感じる方にはオススメします。
2007年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自由研究で天気図を書いたり、山岳部で気象担当をしていたりと天気とよくふれあうことがあったけれども、曇ってよくわからなかった。
積乱雲は特徴的だし、雷を鳴らしてくれるから好きなので、見てすぐに名前をいえたけれども、そのほかの雲は全く区別がつかなかった。みんな同じように見えるのだもの
夏休み、この本を読みながら旅行に出かけた。雲ばっかりの空を飛ぶ飛行機に乗ったし、悪天候に見舞われもした。でも、この本を読んでいたからよりいっそう楽しむことができた。雲の種類を大まかではあるけれども判断することができたから。
雲について詳しくなるだけならば、気象の本を読んだ方がよっぽど楽かもしれない。でも、僕はこの本をお勧めします。雲について努力することなく覚えることができる(読んだだけで雲の10種の名前と成り立ちを言えるようになりました)し、雲に関係するすてきな詩や物語の一節、エピソードなども読むことができます。
「曇ってすてきだよね!」というのではなく、「雲についてもっともっと興味を持ってもらおう」というスタンスの本です。
暇なときに空を見上げることがある人には是非読んでもらいたいです。その暇な時間がもっと有意義なものにできるから!
積乱雲は特徴的だし、雷を鳴らしてくれるから好きなので、見てすぐに名前をいえたけれども、そのほかの雲は全く区別がつかなかった。みんな同じように見えるのだもの
夏休み、この本を読みながら旅行に出かけた。雲ばっかりの空を飛ぶ飛行機に乗ったし、悪天候に見舞われもした。でも、この本を読んでいたからよりいっそう楽しむことができた。雲の種類を大まかではあるけれども判断することができたから。
雲について詳しくなるだけならば、気象の本を読んだ方がよっぽど楽かもしれない。でも、僕はこの本をお勧めします。雲について努力することなく覚えることができる(読んだだけで雲の10種の名前と成り立ちを言えるようになりました)し、雲に関係するすてきな詩や物語の一節、エピソードなども読むことができます。
「曇ってすてきだよね!」というのではなく、「雲についてもっともっと興味を持ってもらおう」というスタンスの本です。
暇なときに空を見上げることがある人には是非読んでもらいたいです。その暇な時間がもっと有意義なものにできるから!
2014年10月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単に雲の写真を掲載するだけでなく、
その雲のできかたをわかりやすい説明でした。
著者の雲に対する熱意が好きなのが感じられます。
事故にあった人の経験談とか絵とか、
寄り道的な話もあり肩肘張らずに読むことができ
雲が好きになりそうです。
その雲のできかたをわかりやすい説明でした。
著者の雲に対する熱意が好きなのが感じられます。
事故にあった人の経験談とか絵とか、
寄り道的な話もあり肩肘張らずに読むことができ
雲が好きになりそうです。
2008年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雲を眺めるのが好きで「雲を愛でる会」まで創設した著者の本。雲形10種の紹介、それぞれの雲の生成過程など、きわめて科学的な内容が半分、残り半分は雲にまつわる気ままなエッセイ。それこそ気ままにふわふわと読んでもらえればいい。
もう少しカラー写真が豊富ならなお良かった。
もう少しカラー写真が豊富ならなお良かった。
2020年7月25日に日本でレビュー済み
トレッキング行くと雲の形に目が行き、興味はあった。以前気象予報士のテキスト読もうとして天気図や気圧のパートで挫折した。それにしても雲の名前は似た漢字ばかりで紛らわしい。
この本は学術なパートとイギリスのインテリらしい、さまざまなジャンルの中の雲の話が短いスパンで交互に出てくるので、読み繋ぎやすかった。雲の形が刻々と変わる前提で語られているのでイメージしやすい。
これまで雲の形にだけ気をとられていたが、高度を意識して雲を観ることができそう。漠然と場当たりで個々に見ていた雲が、流れや時間経過をイメージして見えるきっかけになりそう。
雲だけでなく虹やハロ、飛行機雲のこと、気象を操る技術の話も面白い。最終章のモーニンググローリーを見に行った話がワクワクした。
この本は学術なパートとイギリスのインテリらしい、さまざまなジャンルの中の雲の話が短いスパンで交互に出てくるので、読み繋ぎやすかった。雲の形が刻々と変わる前提で語られているのでイメージしやすい。
これまで雲の形にだけ気をとられていたが、高度を意識して雲を観ることができそう。漠然と場当たりで個々に見ていた雲が、流れや時間経過をイメージして見えるきっかけになりそう。
雲だけでなく虹やハロ、飛行機雲のこと、気象を操る技術の話も面白い。最終章のモーニンググローリーを見に行った話がワクワクした。
2011年2月11日に日本でレビュー済み
例えば、花の楽しみ方や鳥の楽しみ方は、ガーデニングやバードウォッチとしてその行為自体が一般化されているのに対し、雲を愛でるクラウドウォッチャーが存在することは全く気がつかなかった。どこか特別な場所へ行かずとも、ただ「上を見上げる」だけで、その趣味の対象が有ることは素晴らしい。宇宙人ジョーンズ氏のレポートによると、「この惑星の住人は、ただ上を見るだけで元気になれる」らしいので、なんと手軽でかつ元気の出る趣味なんだろうと感心してしまう。こんなに身近にあったのに、この年まで気づかなかったことが悔しくて残念でならないと考えさせられる。ただ、遅くはない、これからは雲を楽むためには、まずは、本書で言う10種類の雲の分類を頭に叩き込むことで始めることができる。
2008年7月27日に日本でレビュー済み
羊、鰯、入道…。白、灰色、オレンジ…。形も色も時々刻々と変化する雲は、水と風、太陽が生み出す物理現象であるとともに、地球上に描かれる壮大な芸術作品だ。
しかし、雲についてもっと知ろうと本を探しても、写真付きで分類する図鑑か、図入りで水滴・氷粒の動きを解説する気象の本か、とにかく雲がなぜ様々な色、形を見せて人の心をとらえるのか、多角的に紹介してくれる本がなかなか見つからない。そんな中でようやく見つけたのがこの1冊。
著者は雑誌の発行人であり雲をこよなく愛する素人。しかし、雲への愛情に支えられ、様々な雲の発生する原理から、中世イタリアの壁画に残るレンズ雲の美しさ、雲・雨の大気浄化作用など、ありとあらゆる角度から、雲の魅力を私たちの前に楽しい読み物として差し出してくれる。口絵のカラー写真はもちろん、白黒とはいえ本文中の写真・イラストも多彩で楽しい。
長さ1000キロに連なり、時速60キロで移動する雲「モーニング・グローリー」見たさに、イギリスからオーストラリアまで駆けつける著者。もし空が毎日雲一つない青空だとしたら、どんなに退屈か、という言葉が印象的。もしこの言葉に少しでも共感したら、この本を手にしてほしい。きっと後悔しないはずだ。
しかし、雲についてもっと知ろうと本を探しても、写真付きで分類する図鑑か、図入りで水滴・氷粒の動きを解説する気象の本か、とにかく雲がなぜ様々な色、形を見せて人の心をとらえるのか、多角的に紹介してくれる本がなかなか見つからない。そんな中でようやく見つけたのがこの1冊。
著者は雑誌の発行人であり雲をこよなく愛する素人。しかし、雲への愛情に支えられ、様々な雲の発生する原理から、中世イタリアの壁画に残るレンズ雲の美しさ、雲・雨の大気浄化作用など、ありとあらゆる角度から、雲の魅力を私たちの前に楽しい読み物として差し出してくれる。口絵のカラー写真はもちろん、白黒とはいえ本文中の写真・イラストも多彩で楽しい。
長さ1000キロに連なり、時速60キロで移動する雲「モーニング・グローリー」見たさに、イギリスからオーストラリアまで駆けつける著者。もし空が毎日雲一つない青空だとしたら、どんなに退屈か、という言葉が印象的。もしこの言葉に少しでも共感したら、この本を手にしてほしい。きっと後悔しないはずだ。