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偽りの明治維新―会津戊辰戦争の真実 (だいわ文庫) (だいわ文庫 H 93-1) 文庫 – 2008/1/10
星 亮一
(著)
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- 本の長さ268ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2008/1/10
- ISBN-104479301518
- ISBN-13978-4479301516
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著者について
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1935年仙台市生まれ。
1959年東北大学文学部国史学科卒業。
2002年日本大学大学院総合社会情報研究科修士課程修了。
福島民報記者(県政キャップ)、福島中央テレビ報道制作局長等を経て現在、歴史作家。
著書『奥羽越列藩同盟』『幕末の会津藩』『会津落城』(以上、中公新書)、『最後の幕臣小栗上野介』(中公文庫)、『呪われた明治維新』『京都大戦争』『明治維新血の最前戦』『伊達政宗』(以上、さくら舎)、『偽りの明治維新』(だいわ文庫)、『東北を置き去りにした明治維新』(文芸社)、『明治維新というクーデター』『脱フクシマ論』(イースト・プレス)など多数。
『奥羽越列藩同盟』で福島民報出版文化賞、新選組の研究とテレビ出演でNHK東北ふるさと賞、『国境の島・対馬のいま』(現代書館)で日本国際情報学会功労賞受賞。
福島の原発問題と地域再生についても雑誌その他に寄稿している。
日本国際情報学会会員/戊辰戦争研究会を主宰
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年6月10日に日本でレビュー済み
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2021年11月3日に日本でレビュー済み
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明治時代は無かった方が良かった。日本の伝統や。廃仏毀釈などで。日本の文化が壊された。
2018年8月11日に日本でレビュー済み
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先日初の会津若松へ参りました。
この本で初めて明治維新の裏側を知り、居ても立っても居られず。
哀しい歴史、されどだった150年前の事実。
この本で初めて明治維新の裏側を知り、居ても立っても居られず。
哀しい歴史、されどだった150年前の事実。
2018年12月19日に日本でレビュー済み
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物語としては、おもしろい。でも、歴史書としては、真に受けていいのか悩むところ。
例えば、
「容保は断ることができないタイプである。いつの間にか押し切られ、『お受け仕る』と承諾した」
「盟友関係にあった二人の運命をのちにわけた。大久保の障害は冷徹な官僚政治家であり、情に厚く最後まで武士道を捨てなかった西郷とは違っていた」
という所。
これは筆者の主観。筆者の好き嫌いや好みが伝わってきてしまう。そういうのが嫌な人にとっては、あまりおすすめできないかも。
例えば、
「容保は断ることができないタイプである。いつの間にか押し切られ、『お受け仕る』と承諾した」
「盟友関係にあった二人の運命をのちにわけた。大久保の障害は冷徹な官僚政治家であり、情に厚く最後まで武士道を捨てなかった西郷とは違っていた」
という所。
これは筆者の主観。筆者の好き嫌いや好みが伝わってきてしまう。そういうのが嫌な人にとっては、あまりおすすめできないかも。
2018年8月21日に日本でレビュー済み
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詳しい実情を知らなかったので、悲惨な会津藩への仕打ちにはただただ驚くばかりです。
2018年8月31日に日本でレビュー済み
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維新ではなく、西国の単なる下級武士達の反乱にすぎなかったが、結果として欧米列強の我が国への侵略を防いだことに意義を見いだしたい。
2017年2月5日に日本でレビュー済み
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この著者の本は以前一冊読んでいる。会津の武士道と乃木将軍を絡ませた本だった。図書館で借りた本で、自分で購入しようというほどのものではなかった。で、退職後、幕末維新の本をあれこれ読んできた。私自身が長州人なので、しばらくは長州出身の歴史上の人物絡みの本が中心だったが、日本人が書いたものよりは、当時日本に来た欧米人が書いた日本論のほうが面白いと思うようになった。シーボルト、アーネスト・サトウなどのものをかなり読んだ。サトウなどは幕府側とも薩長側とも付き合っていて、これは当時の日本人にはほとんできなかったことだ。幕府という腐った組織が260年も続いた不思議さは彼らも分かっている。(近年、明治維新後よりも幕藩体制のほうがよかったなどというアホな本もあるらしいが、そんなものは読む気もない。負け組のほうが正しいというような本を書く人がいるというのが信じがたい。両班や德川幕府は楽していい時代だったなあというインサイダー同志の下種な本音の本なら意図は理解するが。。)
この書も「偽りの明治維新」と題していて、星氏自ら会津贔屓と述べている通りの展開だ。本論は1章から10章までちゃんと読んだ。そういう可能性もあっただろうから、本論には目くじら立てて反論する気もない。歴史学的に官軍の行動が非道であるという指摘もそうであったかもしれない。負けたほうから見れば、官軍の非道ぶりはいくらでも集まるだろう。
よって立つ偏りのない歴史資料を正しく理解しているとすれば、星氏の主張は成立するだろう。そこは私は問題にしていない。私も大学で研究者として学術論文を国内外に発表してきた人間であり、それらにはすべて証拠データや参考論文や関連論文のリストがつけてある。星氏もこれだけかとは思うが一応巻末に参考文献が7点ほどあげている。普通の小説家よりはましだ。ただ、歴史学者というほどの文献を調べている感じでもない。。。
ただ、一番気になったのは「はじめに」と「あとがき」だ。そこを読むと出版意図が理解しがたくなる。「はじめに」に、2007年、「安倍晋三が総理在任中に会津若松市を訪れ、会津戊辰戦争に関して「長州の先輩が会津の人々にご迷惑をかけた」と謝罪したことがあった。」が、会津市長も会津若松商工会議所の幹部も「。。。軽すぎますよ。」とのこと。さらに、下関市の市長や萩市の市長も会津若松を訪問して「わだかまり越え交流」のような呼びかけをしたが、しかし、星氏は「会津戊辰戦争の真実には、表面的な交流だけではとてもうめることができない、深い溝があるからだ。」とある。じゃ、どうすればいいのだろうか?
さらに、「あとがき」には、筆者は会津人ではないが「すっかり会津びいきになった。」と明言されている。さらに会津出身の伊東正義という元外務大臣が「おれは長州人が大嫌いだ。長州は会津で散々、悪事を働いた」とおっしゃる。。。。外務大臣がですよ。びっくりしたものです。骨のある人だったなあ」(と)北原社長は懐かしそうにおっしゃった。」 北原社長というのは福島中央テレビの社長だそうだが、こういうレベルの人が堂々と述べることばかと呆れた。これらの発言を躊躇なく紹介した星氏の意図も理解しがたい。もし、こういうレベルの人が会津若松を現在も牛耳っているのであれば、お付き合いはこちらから願い下げたいところだ。
さらに、「あとがき」では「ともあれ会津と長州の確執はまだ続いている。会津サイドの壁はきわめて厚く、いまのままだと、あと100年、200年続いていくことになるかもしれない。どういう決着がはかられるのか、それは誰にもわからない。」と書いている。多分、長州側には確執をしている意識は殆どないと思うが。。。これにはパク・クネの「日本には1000年たっても。。」のセリフを思い出してしまった。
実は私は在職時代は国際交流促進派だったので、かなりの国の大学と交流促進してきた。韓国とも真面目に対応した。国立大学同志の交流でかなり行き来した。その幹部レベルの方や教育部(文科省に相当)の幹部たちとはかなりやりとりもしてきたが、そのレベルだと韓国は情けない国だとちゃんと理解しておられるから、私もできる助言はしてきた。ただ、韓国もマスコミ・レベルの中央日報などを読むと本当に酷い!政治家や大統領候補も酷い!反日に命を捧げているような人が目立つし、そういう人が選ばれるようだ。暗い発想ばかりで人生が詰まらないだろうに。。。私はこういう韓国のポピュリストたちの発想と星氏の紹介する会津の人たちの反応との類似性を感じざるを得ない。本当に会津はこういう人ばかりなのだろうか?もしそうなら、怖くて会津には旅行では行けない。。。(逆に、そっと、行ってみようかという気もあるが。。。)
それに会津の方はいまだに本当に松平容保をみんなが信奉しているのだろうか?不思議でしょうがない。この会津びいきの星氏が書いた本を読んでも、容保のイメージはまったく改善されなかった。もう少しはいいところがあるのかと思ったのだが。。。言っておくが、長州の幕末の人間について、私はちっとも過大評価はしていない。欠点を並べれば、いくらでもあろだろうし、この書に書かれていることもそうだったかもしれない。
長州がまともだった点は、高杉晋作が内戦を長州内でちゃんとやったことだ。守旧派と先に戦って破り、それから幕府と戦ったのだ。どの藩でも普通の健全な構成なら一部の士族のやりたい放題を怪しからんと思う人は必ずいたはずだが、会津藩の話を読むと、全員、常に藩主のいいなりに思えてくる。容保の政治は拙劣だったと思う人間はいないのだろうか?(まさか、キム・ジョンウン並みに言論統制されているわけではないだろうが。。)
長州は、その点は自由だ!常に反対派がいる。そもそも毛利一族も関ケ原のころから裏切りや反対者がいた。幕末でもそうだ。政治方針がちっとも一貫していない。山口県はその後もそうで、共産党幹部や民主党幹部を輩出している県だ。自民党ばかりではない。私のように右派も左派も拒否する国際派というのもいる。多分自立している人が多いのだと思う。だから、奇兵隊などに参加する人もたくさんいたのだ。前原一誠のような古臭いのもいたし、松陰や久坂のような真面目すぎる人もいた。(追加:萩博物館の学芸員の一坂太郎氏などは、長年長州研究をしているが、この星氏みたいな一方的な本は書いていない。星氏は会津出身でないとこの本で書いているが、実は福島県郡山出身のようだ。。。なんだ。。。地元の応援部隊なのだ。。。学術的な中立的な本が書けない人だと今は理解した。韓国の「中央日報」や「朝鮮日報」の記者と似てくるはずだ。ジャーナリスト系なら、あまり追及してもしょうがない。。。今後、読まなければいいのだ。)
高杉晋作の功山寺の決起の判断とそれに急遽参加した伊藤博文のとっさの判断などは凄いと思う。それに比べると今回読んだ会津側の対応は官軍に対しても鈍い。玉砕は当たり前だ。(追加:近年、東大の箱石教授の研究で明らかにされたことはショックだ。会津藩と庄内藩は、プロイセン(ドイツ)に北海道の藩の領地を売り渡して、武器を購入しようとしたことの証拠がドイツの公文書館で出てきた。追いつめられると売国奴になる。。。弁護する余地はない。)
第2次大戦ではそういうみじめな日本兵の話はいくらでもある。それらは上官の判断が悪いに決まっている。戦いは負けたほうがみじめなのはどこの歴史でも同じだ。そんなことは世界史を読めばいくらでも例がある。だから、この本も負け組に同情して読めばみじめになれる。そういう効果は抜群の本だろう。こういう本を読んで奮い立つとしたら韓国の反日ポピュリストと同じで、憎しみと復讐心を強めるしかないだろう。それを私は心配する。。。私は元教師として、こんな本は学生には勧めないだろう。
この書も「偽りの明治維新」と題していて、星氏自ら会津贔屓と述べている通りの展開だ。本論は1章から10章までちゃんと読んだ。そういう可能性もあっただろうから、本論には目くじら立てて反論する気もない。歴史学的に官軍の行動が非道であるという指摘もそうであったかもしれない。負けたほうから見れば、官軍の非道ぶりはいくらでも集まるだろう。
よって立つ偏りのない歴史資料を正しく理解しているとすれば、星氏の主張は成立するだろう。そこは私は問題にしていない。私も大学で研究者として学術論文を国内外に発表してきた人間であり、それらにはすべて証拠データや参考論文や関連論文のリストがつけてある。星氏もこれだけかとは思うが一応巻末に参考文献が7点ほどあげている。普通の小説家よりはましだ。ただ、歴史学者というほどの文献を調べている感じでもない。。。
ただ、一番気になったのは「はじめに」と「あとがき」だ。そこを読むと出版意図が理解しがたくなる。「はじめに」に、2007年、「安倍晋三が総理在任中に会津若松市を訪れ、会津戊辰戦争に関して「長州の先輩が会津の人々にご迷惑をかけた」と謝罪したことがあった。」が、会津市長も会津若松商工会議所の幹部も「。。。軽すぎますよ。」とのこと。さらに、下関市の市長や萩市の市長も会津若松を訪問して「わだかまり越え交流」のような呼びかけをしたが、しかし、星氏は「会津戊辰戦争の真実には、表面的な交流だけではとてもうめることができない、深い溝があるからだ。」とある。じゃ、どうすればいいのだろうか?
さらに、「あとがき」には、筆者は会津人ではないが「すっかり会津びいきになった。」と明言されている。さらに会津出身の伊東正義という元外務大臣が「おれは長州人が大嫌いだ。長州は会津で散々、悪事を働いた」とおっしゃる。。。。外務大臣がですよ。びっくりしたものです。骨のある人だったなあ」(と)北原社長は懐かしそうにおっしゃった。」 北原社長というのは福島中央テレビの社長だそうだが、こういうレベルの人が堂々と述べることばかと呆れた。これらの発言を躊躇なく紹介した星氏の意図も理解しがたい。もし、こういうレベルの人が会津若松を現在も牛耳っているのであれば、お付き合いはこちらから願い下げたいところだ。
さらに、「あとがき」では「ともあれ会津と長州の確執はまだ続いている。会津サイドの壁はきわめて厚く、いまのままだと、あと100年、200年続いていくことになるかもしれない。どういう決着がはかられるのか、それは誰にもわからない。」と書いている。多分、長州側には確執をしている意識は殆どないと思うが。。。これにはパク・クネの「日本には1000年たっても。。」のセリフを思い出してしまった。
実は私は在職時代は国際交流促進派だったので、かなりの国の大学と交流促進してきた。韓国とも真面目に対応した。国立大学同志の交流でかなり行き来した。その幹部レベルの方や教育部(文科省に相当)の幹部たちとはかなりやりとりもしてきたが、そのレベルだと韓国は情けない国だとちゃんと理解しておられるから、私もできる助言はしてきた。ただ、韓国もマスコミ・レベルの中央日報などを読むと本当に酷い!政治家や大統領候補も酷い!反日に命を捧げているような人が目立つし、そういう人が選ばれるようだ。暗い発想ばかりで人生が詰まらないだろうに。。。私はこういう韓国のポピュリストたちの発想と星氏の紹介する会津の人たちの反応との類似性を感じざるを得ない。本当に会津はこういう人ばかりなのだろうか?もしそうなら、怖くて会津には旅行では行けない。。。(逆に、そっと、行ってみようかという気もあるが。。。)
それに会津の方はいまだに本当に松平容保をみんなが信奉しているのだろうか?不思議でしょうがない。この会津びいきの星氏が書いた本を読んでも、容保のイメージはまったく改善されなかった。もう少しはいいところがあるのかと思ったのだが。。。言っておくが、長州の幕末の人間について、私はちっとも過大評価はしていない。欠点を並べれば、いくらでもあろだろうし、この書に書かれていることもそうだったかもしれない。
長州がまともだった点は、高杉晋作が内戦を長州内でちゃんとやったことだ。守旧派と先に戦って破り、それから幕府と戦ったのだ。どの藩でも普通の健全な構成なら一部の士族のやりたい放題を怪しからんと思う人は必ずいたはずだが、会津藩の話を読むと、全員、常に藩主のいいなりに思えてくる。容保の政治は拙劣だったと思う人間はいないのだろうか?(まさか、キム・ジョンウン並みに言論統制されているわけではないだろうが。。)
長州は、その点は自由だ!常に反対派がいる。そもそも毛利一族も関ケ原のころから裏切りや反対者がいた。幕末でもそうだ。政治方針がちっとも一貫していない。山口県はその後もそうで、共産党幹部や民主党幹部を輩出している県だ。自民党ばかりではない。私のように右派も左派も拒否する国際派というのもいる。多分自立している人が多いのだと思う。だから、奇兵隊などに参加する人もたくさんいたのだ。前原一誠のような古臭いのもいたし、松陰や久坂のような真面目すぎる人もいた。(追加:萩博物館の学芸員の一坂太郎氏などは、長年長州研究をしているが、この星氏みたいな一方的な本は書いていない。星氏は会津出身でないとこの本で書いているが、実は福島県郡山出身のようだ。。。なんだ。。。地元の応援部隊なのだ。。。学術的な中立的な本が書けない人だと今は理解した。韓国の「中央日報」や「朝鮮日報」の記者と似てくるはずだ。ジャーナリスト系なら、あまり追及してもしょうがない。。。今後、読まなければいいのだ。)
高杉晋作の功山寺の決起の判断とそれに急遽参加した伊藤博文のとっさの判断などは凄いと思う。それに比べると今回読んだ会津側の対応は官軍に対しても鈍い。玉砕は当たり前だ。(追加:近年、東大の箱石教授の研究で明らかにされたことはショックだ。会津藩と庄内藩は、プロイセン(ドイツ)に北海道の藩の領地を売り渡して、武器を購入しようとしたことの証拠がドイツの公文書館で出てきた。追いつめられると売国奴になる。。。弁護する余地はない。)
第2次大戦ではそういうみじめな日本兵の話はいくらでもある。それらは上官の判断が悪いに決まっている。戦いは負けたほうがみじめなのはどこの歴史でも同じだ。そんなことは世界史を読めばいくらでも例がある。だから、この本も負け組に同情して読めばみじめになれる。そういう効果は抜群の本だろう。こういう本を読んで奮い立つとしたら韓国の反日ポピュリストと同じで、憎しみと復讐心を強めるしかないだろう。それを私は心配する。。。私は元教師として、こんな本は学生には勧めないだろう。
2017年8月29日に日本でレビュー済み
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歴史は両面から見ないと分からない。
そういう意味では非常に参考になりました。
まさしく勝てば官軍現在の政治にも繋がっていますね。
そういう意味では非常に参考になりました。
まさしく勝てば官軍現在の政治にも繋がっていますね。