コンプライアンス -服従の心理- [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 字幕付き |
コントリビュータ | アン・ダウド, ビル・キャンプ, クレイグ・ゾベル, ドリーマ・ウォーカー, パット・ヒーリー |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 30 分 |
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商品の説明
全米メディアが騒然とした問題作!
コンプライアンス社会の盲点をつく震撼の心理スリラー! !
●【実験心理スリラー】×【社会派エンターテインメント】×【衝撃の実話】 多くの傑作を生み出した題材を織り交ぜ、“権威と服従"の実験として有名な「ミルグラム実験」を下敷きに、人間の本質を炙り出すー!
●全国劇場公開スマッシュヒット!
社会問題を扱う意欲作として固めの媒体で紹介される一方、ゴシップ的な面でも取り上げられることで幅広く情報がリーチし、満席の回が続出!
●新鋭クレイグ・ゾベル監督
L.A.タイムズ紙にて、2012年最もブレイクした映画人に選出!
【特典映像】にはクレイグ・ゾベル監督 & アン・ダウド[2012年ナショナル・ボード・オブ・レビュー助演女優賞受賞]のインタビュー映像収録! !
【イントロダクション】
2004年、ケンタッキー州にあるファストフード店で事件は起きた。警察官を名乗る男からの1本の電話により、従業員だった少女が窃盗の濡れ衣を着せられただけでなく、身体検査と称して裸にされ、性的行為を強要されたのだ。監督クレイグ・ゾベルは不合理極まりないこの事件を、“権威と服従の実験"で有名な[ミルグラム実験]を結び付けて映像化。善悪の判断を超えて人はなぜ権威に服従してしまうのか?という人間の本質に鋭く迫る。
【ストーリー】
アメリカのあるファストフード店。朝からトラブル続きの金曜日、店は賑わいをみせていた。そこへ警察官を名乗る男から一本の電話が入る。その男は、女性店員に窃盗の疑いがかかっていると言い、店長のサンドラに、その女性店員の身体検査を命じた。警察官の言うことなら―と、サンドラはその指示に忠実に従うことに。しかしこれは、その後数時間にわたって行われる“信じがたい行為"のはじまりにすぎなかった―。
【特典映像】
■クレイグ・ゾベル監督×アン・ダウドのインタビュー収録
【仕様】
2012年/アメリカ/カラー/16:9 ビスタサイズ/片面1層/16:9 ビスタサイズ
<音声>1ドルビーデジタルステレオ2.0ch(英語) 2ドルビーデジタルステレオ2.0ch(日本語)
<字幕>1日本語字幕 2日本語吹替用字幕
【キャスト】
アン・ダウド、ドリーマ・ウォーカー、パット・ヒーリー、ビル・キャンプ
【スタッフ】
監督・脚本:クレイグ・ゾベル
※ジャケットデザイン、仕様、特典等は予定です。変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
発売元:アット エンタテインメント 販売元:東宝
©2012 Bad Cop Bad Cop Film Productions, LLC
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 100 g
- EAN : 4988104082688
- 監督 : クレイグ・ゾベル
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, 字幕付き
- 時間 : 1 時間 30 分
- 発売日 : 2014/1/24
- 出演 : アン・ダウド, ドリーマ・ウォーカー, パット・ヒーリー, ビル・キャンプ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 英語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B00G8ZQJKG
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 172,242位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 6,328位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
苦行の90分でした。
しかし啓蒙作品としては秀逸でしたので星4つ。
【ネタばれ有り】
文化の違いなども考慮にいれなければならないとは思うのですが。
スンナリと受け入れることができなかった点も多くあったため、星マイナス1にしました。
いくつか例を挙げるとすると。
いくら従業員の服を調べるため脱がせたからといって、裸エプロンなんていうギャグネタみたいな格好をずっとさせ続けている時点で早々と文化の違いを感じ、ドン引き。
日本なら男女など問わず、そんな姿をみたら「羽織るものを持ってきてあげて」くらい誰もが言いそうなのですが、この映画に限っていえば総スルーで従業員の女性はずっと裸エプロン…そんなこと有り得るか!?
脱がせた服の扱いも意味不明。
何故わざわざ店長が所有する車の中に放置しにいったのか。
警官がお店に向かっている、到着するまでの時間、ただ待っているのは惜しいから捜査に協力してくれ、という話しだったにも関わらず、従業員の服を無造作に袋に詰め車の中にポイー。
田舎のレストランで起きた事件だったようですが、警官の到着が5分後だろうが数日掛かろうがそんなことは関係なく、手渡し一択の私は頭が固いのだろうか?
上記以外にも違和感は随所に散りばめられているので、視聴する際には気を付けてもらいたいところです。
さて、この映画の主人公は誰なんでしょうか。
従業員の女性? 警官になりすました犯人?
… 私はこの女性店長だと思います。
クルーへの指示をテキパキと出したり。
犯人との電話では、子機で取ってはいるが休憩室まで電波は届かない旨を聞かれもしていないのに説明していたり。
一見すると頭の回転が速い、できる店長といったところでしょうか。
しかし、ここで数十分前の店長を思い出してください。
冷凍庫のドアが開けっぱなしだったために食材を無駄にしてしまったことを本部長に報告せず、自分でなんとかしようと悪あがきをするだけして。
どうにもならないと分かってから仕方なく本部長に連絡するという、実はミスを隠すタイプのダメ店長なんだと、既に冒頭で紹介済みなんです。
そう、この映画は女性店長がどんだけド屑であったのかを延々と描いた作品なんです。
裸エプロンという滑稽な格好を強いておきながら、その女性従業員の監視役に、次々と男を当てがう鬼畜なド屑店長。
内心こう思っていたりするんでしょうか… 同時に3人もの男と付き合ったりするんだから平気よね!
従業員は10代の若い女性。
それに張り合っているつもりな恋多きそうな中年の店長。
世の中にいそうな人で、またありそうなシチュエーション、さすが実話が元ネタと納得です。
また人を束ねる立場の店長ともなれば、どれだけ頑張っても褒めてなんかもらえないものですが。
警官に成りすました犯人は、そんな店長を褒めまくって言葉巧みに信用させていきます。
日本には、豚もおだてりゃ木に登るなんて諺がありますが。
案の定、店長もスッカリご機嫌で。
警官に成りすました犯人をアッサリ信用しただけでなく、彼の良き理解者の立場に収まった自分の姿に酔いしれるド屑店長。
クレーマーに言いくるめられ、クレーマーの代弁者のようになってしまう人がたまにいることを思い出します。
そして、さすが実話が元ネタとまた納得。
しまいには見張り役の男性に、ただ見張ってればいいからとカンタンな説明だけしてついて来させるが。
部屋に入った途端、犯人と繋がっている電話を無理矢理渡し「先方の指示に従って」と言い渡す、見事なまでのド屑っぷり。
ただ見張ってりゃいいのと、何か指示を受けて言われた通りにこなさなきゃならないのとでは、任される内容に相違がありすぎ。
もうなんというか、ここまでくると見てる側からすれば『まだ電話繋がってたんだ!』いうか『なんで切らないんだ!?』とね。
ただこの映画は実話がベースにあるいうことなので、過ぎた演出のように思えて仕方ありませんが、本当に切らなかったんだと思います。
しかし、裸エプロンの女性従業員の監視役3人も実に興味深く。
1人目は同僚の男性。
2人目は店長の彼氏。
3人目はお店の常連さん。
この中で、警官に成りすました犯人の言いなりになったのは、店長の彼氏だけ。
類は友を呼ぶし、結婚は同レベルでしか成立しないんだなということを痛感させられる展開ですね。
店長がド屑なんだったら、その彼もたいがいド屑だよね!
そしてここでもまた、実話が元ネタなことに納得。
しかし、ここまでド屑な店長が実在したかどうかは分かりませんが。
何故こんなド屑店長が主人公だと思うのかというと、これが啓蒙作品だからです。
この作品で店長は、ド屑であればあるほどいいんです。
この店長みたいになっちゃダメだよ!
そう思わせるには十分過ぎてもまだ足りない、ということで苦行の90分。長かった!
まんまと、それも有り得ないレベルで騙されていく人達を、ただ見守らなければならない歯痒さゆえに星を少なくつけたくなる気持ちはよく分かります。
しかし現実は案外、この映画とそう変わらないのかもしれないと思う恐怖心や不安から、反対に星が多くなりがちな傾向があるのかもしれません。
解釈は様々だと思いますが、大人版道徳の授業… といった作品なのかなと思います。
忙しい時間のファストフード店に警察を名乗る男から電話が入り、店員から金を盗まれたという被害届が出たという。
店長のサンドラは店員のベッキーを呼び、電話の主に求められるまま、ベッキーの服を脱がせ、身体検査をして金が盗まれていないかどうかを確認する。
服従の心理という日本語のサブタイトルがついているんだけど、権威に対して人間は従いがちという心理学の研究はさまざまあります。ミルグラムとか有名だよね。
こうした事件がアメリカではたくさん続いたという話が出ているそうな。
日本でいえば振り込め詐欺など、人間心理を利用して犯罪行為が行われるというのはよく聞く話です。
そういう視点で観ていたんですけどね。
ドキュメンタリータッチで、退屈かなぁと思ったら、けっこう最初の方から引き込まれます。
「検査」される店員のベッキー、わりとかわいいし、スタイルもよく、なんかそっちの関心に引っ張られそうになるんだけど、それすらも映画の作り手の仕掛けたトラップかもしれないと思えました。
人間の本能を利用しながら、ひっかけるというね。
描かれているのは、もっと深い闇だったんじゃないでしょうか。
歴史を感じさせる闇、というかなぁ。
この映画で描かれているのは、悪の陳腐さ、というやつではないかと思ったんですよ。
いくらなんでも、こんなことしないだろう、おかしいと気づけよと思う自分と、同じ立場に置かれたら自分も同じことをするんだろうかという恐怖をともなう疑問。
はじめは「そんなことできない」といっていたはずのサンドラが、率先してベッキーを疑う側にまわっていく。
サンドラに呼び出された彼女の婚約者にしても、はじめは疑問を提示しながら、飲酒したまま運転したという弱みを突かれたり、巧妙にひきずりこまれ、引き返せないところまでいっちゃったあげく、あとで茫然としたりねぇ。
弱さがあるからこそ人間と言いつつも、その弱さゆえにどうしようもないことをしてしまうことがあります。
アイヒマンであったり、ナチスに従っていったドイツ国民、あるいは日本の隣組、非国民だぁとさけぶ、歴史上に存在した人間たぢ。
この映画が訴えているのは、彼らは私たちと連続した線上にあるということなんじゃないかと思えました。
映画の最後。
なぜそんなことをしたんですか?おかしいとは思わなかったんですか?とインタビューされるサンドラが、苦笑いも交えながら答えます。
「誰でも同じことをしたと思います」
戦争が終わった後、当時の事を問われて、人は同じように答えたんじゃないか。
事実をもとにした映画、といいながら描かれていたのはその事実じゃない。
人間の中にある深いようで、実は陳腐で浅い闇。
遠い世界の話じゃない。市井を生きる自分と、その闇までの距離は、ほんのわずか。
その闇によって、どんなひどいことが行われうるかを描いた映画だったんじゃないかな。
面白くひきこまれるとともに、いろんなことを考えさせられる映画でした。
サムネから次々に選んでみてるだけ。軽い気持ちでつい見たら非常に後味の悪い作品で、見る側の
ストレスは予想できたろうにフォローがない。
事実をそのまま再現する、そこに何の必要があるのか、損壊された死体などを事実であっても見せない
のはなぜか、視聴する側の心理的悪影響を考えるからではないのか。
こんな胸糞の悪い話をのんべんだらりと見せられたら、相当に精神衛生上よろしくない。
犯人が逮捕されて警察や裁判でバカげた性癖を暴かれ恥をさらしまくり、刑務所でひどい扱いを受ける
とか、一定の解消をさせてほしかった。むしろそういう取り上げ方をしてもらったらそこはフィクション
でも問題なく、犯罪者を戒める社会の気迫を描いた方が見る側にとっては望ましいと思う。
詐欺やら盗撮やら、人の財産や尊厳を棄損するような輩を、ありそうな程度で最大にいたぶる映画を
ぜひ作ってほしい。格闘の天才が悪の組織に立ち向かうとか、始まる前から展開が読めてしまうような
しゃらくさい映画でさえ、人々は反社会的勢力と闘う姿に共感して発散するものがあるわけだから。
しかしこんな事件を70件も起こすとはなんとも変わった趣味の犯罪者だ。
出演者が全員冴えない感じがして、リアルでよかったです。
冷凍庫締め忘れ事件のせいで「もう失敗できない!」の気持ちがにじみ出ています。
そんな馬鹿な!って思うけど、焦ってるし、信じちゃうんだな、これが・・・って思いました。
ハンバーガーやポテトなど、まったく美味しそうにみえないところもよかったです。
いい映画でした。
★気に入らなかったこと
ありません。
★どうやって使ったか
PCとモニタをHDMIでつないでみました。
〓コンプライアンス -服従の心理-(字幕版)〓