まだ全部を読んでいないから内容については
何も言えない。図書館にいて別の仕事をしている時
息抜きのつもりで気まぐれに借りだして読んでみた。
最初の数ページで、のめりこんでしまいそうだった。
中程、終わりと拾い読みすると、ますます
のめりこんでしまいそうだった。
日本語訳が素晴らしいことも原因だと思う。
これじゃ、息抜きにならない、するべきことが
できなくなってしまうと思って、返却してしまった。
私は結局買うだろう。
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キャッチ=22〔新版〕(上) (ハヤカワepi文庫 ヘ) 文庫 – 2016/3/9
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購入オプションとあわせ買い
第二次大戦末期。中部イタリアの米空軍基地に勤務するヨッサリアン大尉の願いはただ一つ、生き延びること。仮病を使い、狂気を装い、なんとか出撃を免れようとするのだが……。強烈なブラック・ユーモアで戦争の狂気、現代社会の不条理を鋭く風刺し、アメリカ文学に新たな地平を切り開いた傑作。解説/松田青子
- 本の長さ448ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2016/3/9
- 寸法15.6 x 10.6 x 2 cm
- ISBN-104151200835
- ISBN-13978-4151200830
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2016/3/9)
- 発売日 : 2016/3/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 448ページ
- ISBN-10 : 4151200835
- ISBN-13 : 978-4151200830
- 寸法 : 15.6 x 10.6 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 336,986位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
という一文が本作のコメディ的要素として伝えたい真芯のように感じました。
「われわれはみんなこのような幻想つくりに励んでいるんだ」
という同じような文章もありますが、基本的には世の中の不条理というものをそれが最も露見しやすい戦争というものを舞台に伝えているものなのですが、基本的にそんな不条理をかなり早い段階からコメディとして捉えて生きているような私のようなタイプの人間にとっては
「そりゃそうだろう」
ということの連続でそれを圧倒してくるようなコメディ破壊的コメディのような爆発力が存在しないように思いました。
レビューを読むと上巻はコメディ下巻は文学という事をおっしゃられている方もおられますので後悔するのでしょうが私は上巻だけでこれは読むのをやめます。
「われわれはみんなこのような幻想つくりに励んでいるんだ」
という同じような文章もありますが、基本的には世の中の不条理というものをそれが最も露見しやすい戦争というものを舞台に伝えているものなのですが、基本的にそんな不条理をかなり早い段階からコメディとして捉えて生きているような私のようなタイプの人間にとっては
「そりゃそうだろう」
ということの連続でそれを圧倒してくるようなコメディ破壊的コメディのような爆発力が存在しないように思いました。
レビューを読むと上巻はコメディ下巻は文学という事をおっしゃられている方もおられますので後悔するのでしょうが私は上巻だけでこれは読むのをやめます。
2018年4月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
変人の羅列なだけで、高度な風刺や娯楽も感じられない。一般の評価からすると、それを感じ取れないこちらが悪いのだろうか?とりあえず下巻も読んでみる。
2012年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
皆さんのプレビュー評価があまりにも高かったためワクワクしながら読み始めたのですが、上巻の半分ほど読んでも全く状況が把握できませんでした。理由として時間軸が前後していることと直訳に近い文体なのか、日本語が素直に頭に入ってこないことの二点があげられます。これ以上読み進めるのをあきらめようかと考えたときに、巻末の解説に時間軸を丁寧に記していることに気づき、それを読んで初めて本当の時間軸を確認することができました。そして、時間軸の前後は本書の主人公であるヨッサリアン大尉の戦時下における心理的な不安定さを助長させるための手法であることに気づきます。本書は一貫して「戦争」というものをあらゆるポジションの人々の言動によって表現しようとしています。たとえば戦争によって自分の名声を高めようとする人や戦争によってひと儲けすることを考える人、戦時下であっても自分の恋人を追い続ける人等が描かれます。各々の立場によって見方が異なる「戦争」。その戦争により、まともだからこそ変人扱いされるヨッサリアン。
上下巻ともに読み続けるのに多少苦労はしましたが、読み終えた後に色々と考えさせられることのある面白い本でした。
上下巻ともに読み続けるのに多少苦労はしましたが、読み終えた後に色々と考えさせられることのある面白い本でした。
2014年6月18日に日本でレビュー済み
アメリカには、「キャッチ=22」という造語があります。
「不条理なこと」という意味です。
この物語のタイトルが新しい言葉に。そのくらい「不条理が生む衝撃」を読者に与える力をもった物語です。
主人公は、軍隊に所属。しかし、いつ死ぬかわからないから、もう国に帰りたい。
当初設定された義務となる出撃回数はこなしているのに、帰らせてくれない。
しかし、方法はある。「頭がおかしくなった」と認定されれば、精神患者扱いで、国に帰れるのだ。
主人公は必死に自分が狂っていることを証明しようとする。
しかし、医者はそれを認めてくれない。
それはそうだ。主人公に比べれば、基地にいる他の人間の方が、よほど狂っている人物は多い。
しかし彼らは、「自分は狂っている」とは思っていないのだ。
主人公はもはや、彼らが狂っているのか、自分が狂っているのか、わからない。医者もわからない。誰も分からない。
だからどんなに自分が戦争をやめて国に帰りたくても、この不条理な状況では、どうすればいいのだ!
……という話です。大筋は。
不条理文学というと、この本を読むまでは、私はカフカとかカミュなどの、ヨーロッパの作家作品を思い浮かべていたはずです。
それらの本の多くでは、みんな「静かに狂っている(狂っていく)」=不条理世界の様子が描かれています。
だから、何が「不条理(狂っている)」なのかの境界が、曖昧です。そしてそれが文学的魅力だと思います。
「不条理に飲みこまれていく恐怖・悲しみ」とでも言いましょうか。
比べて、この物語では、出てくる人物がかたっぱしから、「はじめから狂って」います。狂っていることが前提です。
だから、「はじめから不条理にがんじがらめにされて、出ていけない」悲しみがあるのです。
この「アリ地獄的不条理世界」は、カフカなどが描く不条理世界よりも、現在生きている人々がより身近に感じられるものではないでしょうか。
なにしろ現代世界では、ほとんどすべてのことが私たちが生まれたときにもう決まっています。私たちは「生まれながらにアリ地獄の中」なのです。
だからって、この物語を読んで、自分の生の悲しさを嘆けばすこし楽になる、ということではありません。
この物語の主人公は、けっこうめげません。がんばるタイプです。
これを感じて、現状現実の不条理世界から抜け出そうという、そういう気持ちになれればいいのではないでしょうか。
だから、他のレビュアーさんも書いていますが、なるたけ熱意溢れる若いうちに読むといいと思います。
でも、そういう「作品的意味」を抜いても、話自体がむちゃくちゃ面白いので、誰が読んでもOKOK.
※1 私は原書でも読みましたが、うーん。日本語訳が少し辛いかな?
※2 本の表紙絵が寒すぎる。もっと若い人が手に取るような、ポップな表紙にしたらいいのでは?
「不条理なこと」という意味です。
この物語のタイトルが新しい言葉に。そのくらい「不条理が生む衝撃」を読者に与える力をもった物語です。
主人公は、軍隊に所属。しかし、いつ死ぬかわからないから、もう国に帰りたい。
当初設定された義務となる出撃回数はこなしているのに、帰らせてくれない。
しかし、方法はある。「頭がおかしくなった」と認定されれば、精神患者扱いで、国に帰れるのだ。
主人公は必死に自分が狂っていることを証明しようとする。
しかし、医者はそれを認めてくれない。
それはそうだ。主人公に比べれば、基地にいる他の人間の方が、よほど狂っている人物は多い。
しかし彼らは、「自分は狂っている」とは思っていないのだ。
主人公はもはや、彼らが狂っているのか、自分が狂っているのか、わからない。医者もわからない。誰も分からない。
だからどんなに自分が戦争をやめて国に帰りたくても、この不条理な状況では、どうすればいいのだ!
……という話です。大筋は。
不条理文学というと、この本を読むまでは、私はカフカとかカミュなどの、ヨーロッパの作家作品を思い浮かべていたはずです。
それらの本の多くでは、みんな「静かに狂っている(狂っていく)」=不条理世界の様子が描かれています。
だから、何が「不条理(狂っている)」なのかの境界が、曖昧です。そしてそれが文学的魅力だと思います。
「不条理に飲みこまれていく恐怖・悲しみ」とでも言いましょうか。
比べて、この物語では、出てくる人物がかたっぱしから、「はじめから狂って」います。狂っていることが前提です。
だから、「はじめから不条理にがんじがらめにされて、出ていけない」悲しみがあるのです。
この「アリ地獄的不条理世界」は、カフカなどが描く不条理世界よりも、現在生きている人々がより身近に感じられるものではないでしょうか。
なにしろ現代世界では、ほとんどすべてのことが私たちが生まれたときにもう決まっています。私たちは「生まれながらにアリ地獄の中」なのです。
だからって、この物語を読んで、自分の生の悲しさを嘆けばすこし楽になる、ということではありません。
この物語の主人公は、けっこうめげません。がんばるタイプです。
これを感じて、現状現実の不条理世界から抜け出そうという、そういう気持ちになれればいいのではないでしょうか。
だから、他のレビュアーさんも書いていますが、なるたけ熱意溢れる若いうちに読むといいと思います。
でも、そういう「作品的意味」を抜いても、話自体がむちゃくちゃ面白いので、誰が読んでもOKOK.
※1 私は原書でも読みましたが、うーん。日本語訳が少し辛いかな?
※2 本の表紙絵が寒すぎる。もっと若い人が手に取るような、ポップな表紙にしたらいいのでは?
2009年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よくもここまでの不条理と登場人物のキャラクター設定をなしえたものだと思う。
時間軸の混乱は読みにくいという意見もあるだろうが、むしろ読者をいろいろなところに、ベストのタイミングで連れてゆく作者の仕掛けともいえる。
上巻はとにかく面白く、非常に良質のコメディ映画を見ているような気にさせられる。しかし、終盤に向かっての展開を読み進むうちに、この作品が不滅の文学作品だという評価を得た理由がよく理解できる。
本当にベストの作品。手放したくない。
時間軸の混乱は読みにくいという意見もあるだろうが、むしろ読者をいろいろなところに、ベストのタイミングで連れてゆく作者の仕掛けともいえる。
上巻はとにかく面白く、非常に良質のコメディ映画を見ているような気にさせられる。しかし、終盤に向かっての展開を読み進むうちに、この作品が不滅の文学作品だという評価を得た理由がよく理解できる。
本当にベストの作品。手放したくない。
2017年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原文で読みながら補助として読むためこの上下巻を購入した。各章の時系列が色々であるために仮に正しく読めていないとして読み進む事へ躊躇いがあったのと、軍用語や比喩の補助が欲しくて購入。が、結論としては、この上下巻は不要であった。原文で頭の中に描かれた面白さが本書を読むことによって半減する。軍用語は、わかっていないといけないのは階級の名称くらいなものです。他は不明なままでも読み進む上で問題ありません。
下巻の最後に時系列ごとのまとめがあるが、これを見てしまうと一番面白い所のネタバレがあるので読まない方が良い。あと、何か知らないが、「この部分は作者の間違いと思われる」、だのと小うるさい指摘が細々と書かれていてほんとうにウザい。そんな事よりもう少しマトモに訳せよと言いたい。しかも何やらの協定か何かで、他社からは他の訳版を出版できないようにしているとのこと。
訳が下手すぎて萎える。他のレビューにもあるように、長文が多いので訳すとしても大変なんだろうとは思うが、それだけではない。例えば"Tee he he." という笑いは「テへへッ。」ではなく、どちらかと言えば「クシシッ!」という笑い方に近いはず。音ではテヘヘではなく、ティーヒーヒーなのである。テヘヘッていうのは日本発祥の日本語であり、そういう笑いの場面では絶対にないのだから、字だけ見て勝手に字を充てたものなど訳とは言えないと思う。ましてや時代背景にも合っていない。
私と同様な理由で本書の購入を検討される方には、絶対に原文だけで挑戦することをお勧めする。
下巻の最後に時系列ごとのまとめがあるが、これを見てしまうと一番面白い所のネタバレがあるので読まない方が良い。あと、何か知らないが、「この部分は作者の間違いと思われる」、だのと小うるさい指摘が細々と書かれていてほんとうにウザい。そんな事よりもう少しマトモに訳せよと言いたい。しかも何やらの協定か何かで、他社からは他の訳版を出版できないようにしているとのこと。
訳が下手すぎて萎える。他のレビューにもあるように、長文が多いので訳すとしても大変なんだろうとは思うが、それだけではない。例えば"Tee he he." という笑いは「テへへッ。」ではなく、どちらかと言えば「クシシッ!」という笑い方に近いはず。音ではテヘヘではなく、ティーヒーヒーなのである。テヘヘッていうのは日本発祥の日本語であり、そういう笑いの場面では絶対にないのだから、字だけ見て勝手に字を充てたものなど訳とは言えないと思う。ましてや時代背景にも合っていない。
私と同様な理由で本書の購入を検討される方には、絶対に原文だけで挑戦することをお勧めする。
2020年9月4日に日本でレビュー済み
戦争がいかにクレイジーかをブラック・ユーモアたっぷりに描いている。
読み始めは、あまりに色々混み入って、話がこんがらがって頭が変になりそうだった。何が何だか、面白いんだかなんだか気が変になってきそうな…。それが作者の意図するところで、戦争という狂気の世界では時間軸含め何もかも狂うのだ(人間の意識も狂うのだ)と。と解説を読んで納得。
いつまでも逃げられない繰り返しなど、かぶせてかぶせてかぶせる、なんかちょっと吉本喜劇的なおもしろさも(ブラックだけど)。こういうデストピア小説の中では珍しく、もう一度読みたくなった。それはひとつには、ただただ狂気の世界を描くだけでなく、希望が描かれていることと、戦争だけに限らずもっと普遍的な世界が描かれていると思えるから。そして、戦争物にでてくるグロテスクな描写がないのもいつでも読もうという気になる理由のひとつ。手元に置いておきたい本となりました。
読み始めは、あまりに色々混み入って、話がこんがらがって頭が変になりそうだった。何が何だか、面白いんだかなんだか気が変になってきそうな…。それが作者の意図するところで、戦争という狂気の世界では時間軸含め何もかも狂うのだ(人間の意識も狂うのだ)と。と解説を読んで納得。
いつまでも逃げられない繰り返しなど、かぶせてかぶせてかぶせる、なんかちょっと吉本喜劇的なおもしろさも(ブラックだけど)。こういうデストピア小説の中では珍しく、もう一度読みたくなった。それはひとつには、ただただ狂気の世界を描くだけでなく、希望が描かれていることと、戦争だけに限らずもっと普遍的な世界が描かれていると思えるから。そして、戦争物にでてくるグロテスクな描写がないのもいつでも読もうという気になる理由のひとつ。手元に置いておきたい本となりました。