この本を読む前提として、物事の示唆を読み取り、事例を抽象化できる事が必須であると考えられる。
上記前提を念頭におき、読んでいくと1ページ1ページの密度の濃さに大変驚かされた。
本へ書き込むことを始めて、この本は私事、仕事、副業にといかせる用途が多岐に渡る。
今までなんとなくでやっていた分析に対して地に足がついて行えるようになった。
おすすめできる必読の一冊です。
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意思決定のための「分析の技術」―最大の経営成果をあげる問題発見・解決の思考法 (戦略ブレーンBOOKS) 単行本 – 1998/12/1
後 正武
(著)
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「分析」には確かな切り口と方法論がある。その技術は、磨き、蓄積し、改善することができる。豊富な事例をもとに、有効かつ実行可能な、全体最適の経営判断を導く戦略思考の枠組みを示す。 ○分析の基本は「大きさを考える」「分けて考える」「比較して考える」「時系列を考える」の四つである。 ○そして、そのバリエーションとして「バラツキを考える」「過程/プロセスを考える」「ツリーで考える」という工夫が生まれる。 ○さらに、自然科学と違って、「人間の問題」や社会の現象は複雑に入り組んだ事象を含み、かつ「ファジーで不確定・不確実な要素」を積極的に取り扱っていかなければならない。それらを取り扱うためには「枠組みの工夫」「データの取り方の工夫」などの実践的な工夫が重要になる。 ○現実の分析は、これらの手法を単独に使うのではなく、組み合わせ、併用して、複雑な事象を解明することが要求される。 ○それが、勘や情緒的反応に流されがちな判断に合理性の光を当て、正しい結論に導くのに役立つと信じているし、事実、そのような成果を筆者はあげてきたつもりである。
- ISBN-104478372608
- ISBN-13978-4478372609
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日1998/12/1
- 言語日本語
- 本の長さ263ページ
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「分析」には確かな切り口と方法論があり、その技術は磨き、蓄積し、改善することができる。豊富な事例をもとに、有効かつ実行可能な全体最適の経営判断を導く戦略思考の枠組みを提示する。
著者について
後 正武(ウシロ マサタケ) 株式会社東京マネジメントコンサルタンツ 代表取締役 ○1942年生まれ。東京大学法学部卒業。ハーバード大学経営学修士 (MBA・ディスティンクション) 。新日本製鉄、マッキンゼー・アンド・カンパニー(パートナー)、ベイン・アンド・カンパニー取締役副社長/日本支社長を経て、1995年東京マネジメントコンサルタンツを設立。外資系の高額フィーを支払えないが真に改善・革新を必要とする会社に対して質の高いコンサルティングサービスを提供することを目指す。 ○事業戦略、販売・マーケティング戦略、収益改善計画、研究開発戦略、組織革新などの戦略系コンサルティングに豊富な実績を有し、大企業から中堅企業まで幅広い企業層に対してコンサルタント活動を行なっている。そのかたわら、コンサルタント会社の立て直し、社員の能力開発・教育訓練に携わった経験をもとにセミナー等で講師を務め、実務の体験に基づく具体的で成果重視の指導が受講者の好評を得ている。
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (1998/12/1)
- 発売日 : 1998/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 263ページ
- ISBN-10 : 4478372608
- ISBN-13 : 978-4478372609
- Amazon 売れ筋ランキング: - 6,412位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 61位オペレーションズ (本)
- - 63位マネジメント・人材管理
- - 75位経営管理
- カスタマーレビュー:
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2020年1月12日に日本でレビュー済み
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2020年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
既に古い本ではありますが、コンサルタントの立場から各種の分析手法や考え方について整理された本です。
特にITだけに限った話ではなく、いろんな分野にまたがるため、特定の分野での具体例を求めるには不向きかもしれません。その分、各分野において共通する考え方について学び・整理できるため、何度か読み返してみることが大事だと感じました。
特にITだけに限った話ではなく、いろんな分野にまたがるため、特定の分野での具体例を求めるには不向きかもしれません。その分、各分野において共通する考え方について学び・整理できるため、何度か読み返してみることが大事だと感じました。
2020年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に真新しい発見がある訳でもなく、「うん、そうだよね」という感じ。例に用いられてる表が参考になる。
2018年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は経営コンサルタントとして長年活躍しており、企業は選択の連続であり、その選択は日々の結果・原因を見極めその蓋然性の高さから決定することができると記している。具体には結果・原因には、かならず要因があり、それを分析することでより確実で安心できる選択が可能となると謳っている。
その分析の技術手法を全9章で説明しており、各章で1つの分析手法を取り上げ、著者が企業の分析を行った際のケースを例題として紹介しており、その生の活用方法まで垣間見ることができて、わかりやすかった。どの章も読みごたえがあり、最善な選択をするための深い分析方法であり、うまく扱うことができれば自身の業務に多大な恩恵があると思った。それと同時にどれも一朝一夕で身に着けられるほど簡単そうなものでないので、繰り返し読むことと、実践の中で徐々に練習していくことで収斂していきたい。また、読んでいて単純にいろんな思考方法を知ることができて、とても面白かったし、難しくものの本質をついている分、身に付けることができれば一生もののスキルにできると感じた。
以下、各章の項目
・大きさを考える
・比較して考える
・変化、時系列を考える
・わけて考える
・ばらつきを考える
・過程を考える
・ツリーを考える
・不確定を考える
・人の行動、ソフトの要素を考える
その分析の技術手法を全9章で説明しており、各章で1つの分析手法を取り上げ、著者が企業の分析を行った際のケースを例題として紹介しており、その生の活用方法まで垣間見ることができて、わかりやすかった。どの章も読みごたえがあり、最善な選択をするための深い分析方法であり、うまく扱うことができれば自身の業務に多大な恩恵があると思った。それと同時にどれも一朝一夕で身に着けられるほど簡単そうなものでないので、繰り返し読むことと、実践の中で徐々に練習していくことで収斂していきたい。また、読んでいて単純にいろんな思考方法を知ることができて、とても面白かったし、難しくものの本質をついている分、身に付けることができれば一生もののスキルにできると感じた。
以下、各章の項目
・大きさを考える
・比較して考える
・変化、時系列を考える
・わけて考える
・ばらつきを考える
・過程を考える
・ツリーを考える
・不確定を考える
・人の行動、ソフトの要素を考える
2019年5月14日に日本でレビュー済み
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色んな分析技術を事例をあげて、非常にわかりやすく書かれている。
経営分析をこれからやる人には役立つ本です。
経営分析をこれからやる人には役立つ本です。
2018年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会現象・経営課題を解決するには、「大きさを考える」「分けて考える」「比較して考える」「時系列を考える」等のいくつかの視点から、色々な技法を組み合わせて分析する必要があることが理解できた。
用途、目的により色々なツリーが考えられること、具体的には、「ロジック・ツリー」「イシュー・ツリー」「業務ツリー/テーマ・ツリー」「デシジョン・ツリー」等について、具体的な解説がなされていて分かりやすかった。
用途、目的により色々なツリーが考えられること、具体的には、「ロジック・ツリー」「イシュー・ツリー」「業務ツリー/テーマ・ツリー」「デシジョン・ツリー」等について、具体的な解説がなされていて分かりやすかった。
2014年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロジカルシンキングをはじめとした、コンサルティング会社が持ち込んだ思考技術はたくさんある。
そして、コンサルタントが書いた「思考技術」に関する本も山ほどあふれている昨今。
ただ、その”コンサルタント本”の質は玉石混合だ。
中には、パソコンソフトのショートカットの紹介が中心になっていたりする本もある。
そんな中で、この本は珠玉の一冊。
出版年は古いが、今でもまったく古びていない、
考え方そのものの技術を教えてくれる。
しかも、文章そのものが読みやすい。
絶対に読んでおいて損はない一冊だと思う。
そして、コンサルタントが書いた「思考技術」に関する本も山ほどあふれている昨今。
ただ、その”コンサルタント本”の質は玉石混合だ。
中には、パソコンソフトのショートカットの紹介が中心になっていたりする本もある。
そんな中で、この本は珠玉の一冊。
出版年は古いが、今でもまったく古びていない、
考え方そのものの技術を教えてくれる。
しかも、文章そのものが読みやすい。
絶対に読んでおいて損はない一冊だと思う。
2020年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コンサルタントの分析について細かく書かれている。
しかし、現状、私には難しく繰り返し読む必要があると感じた
しかし、現状、私には難しく繰り返し読む必要があると感じた