子どもは親を選んで
産まれてくることはできません。
当たり前に愛されて
守られて生きている子はたくさんいます。
でも、その陰で、親に虐待をうけ
生きることに価値を見いだせないまま
必死で生きてもがいている
子どもたちもいます。
『最後のオオカミ』の主人公
ロビー・マクロードも、そのひとりでした。
孤児のロビーは
おじに虐待をされ、
生きることに価値を見いだせないまま
必死で生きている子どもでした。
虐待に耐えかねておじの家を飛び出し
着の身着のままで、ひとりさまよって
何か月も空腹で死にそうになりながら
スコットランド高知の丘や谷をあてもなく歩く。
野獣のように獲物を探し、
くさった肉をあさっては口に入れ
自分を支えるすべがなく、
生きのびる為に盗みもする。
そして、ただただ捕まらないように
寒さと空腹、絶望感の中
逃げ回る・・・あてもなく。
熱が出て死にそうになり、
馬小屋に倒れこんだ。
もう二度と起き上がれない、そう思いながら・・・。
しかし、目を覚ますと
幸運の女神会うことが出来た!
辛い前書きがあったからこそ
この女神に会う場面は
心が温かく、胸に染みる場面です。
やっと、温かい家庭に巡りあえ
ロビーはしあわせになるのだ!
と歓喜にふるえて読み進めると
たった3年間の夢のように
温かい家庭。
しあわせな時間は
戦争によって、終わりを遂げる。
また両親を失い孤児になったロビーは
イギリス兵に殺されないように
スコットランド高地へと逃げる。
悲しくて気が狂いそうになりながら
出会ったのが、イギリス兵に殺さた
『最後のオオカミ』
と、記された、子、チャーリーだった。
この過酷な日々を
オオカミの子、チャーリーと生き抜く姿
また、手を差し伸べてくれる人の出会い。
ロビーはオオカミの子
チャーリーと共に自由の地
アメリカを求めて船に乗る!
イギリス兵が
最後のオオカミを殺したと
記したオオカミ。
その子、チャーリーは
ロビーとの出会いで
命をつないでいく。
そして、ロビーも命をつないでいく。
愛ほど大切なものはなく
愛によって命がつながれていく・・・。
児童書であるが
大人のわたしが読んでも心を打たれた一冊でした。
課題図書ということで
手に取った本ですが
素晴らしい本です。
子どもたちが、この本を読んで
家庭がある幸せ。
愛して守ってくれる大人がいる幸せに
改めて感謝して、
その愛が連鎖となって未来へ繋げて
いけるように
命を繋いで生きてほしいなぁと
強く思いました。
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最後のオオカミ (文研ブックランド) - – 2017/12/30
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マイケル・マクロードは、孫娘から教わったパソコンで自分の家系を調べているうちに、ひいひいひいひいひいおじいさんのロビーが残した遺言書に出会う。それは「最後のオオカミ」と題された希有の回想録だった。
- 本の長さ111ページ
- 言語日本語
- 出版社文研出版
- 発売日2017/12/30
- ISBN-104580823370
- ISBN-13978-4580823372
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商品の説明
出版社からのコメント
歴史を背景としつつ、運命を共にする子オオカミと少年の、友情と冒険と別れの物語。 家族を引き裂く戦争の熱狂と悲劇、新世界に逃れる人々の自由への思いなど、歴史の一齣が鮮明に描かれています。
登録情報
- 出版社 : 文研出版 (2017/12/30)
- 発売日 : 2017/12/30
- 言語 : 日本語
- - : 111ページ
- ISBN-10 : 4580823370
- ISBN-13 : 978-4580823372
- Amazon 売れ筋ランキング: - 290,897位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 21,785位絵本・児童書 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦火の中、必死で生き抜く少年と最後のオオカミ。
とても面白かったです。
オオカミとの別れはとても切ないですが、オオカミのお話ではなく、戦争のお話。
特に中盤までは戦争の中逃げ惑う様子が主軸で、ミシェル・ペイヴァーのクロニクル『オオカミ族の少年』のように、オオカミとの友情が深く描かれているお話では無いです。
これは出品者さんの問題ですが、中古80円で買ったとは言え、消しゴムのカスから髪の毛まで色々挟まっていて、少し気分悪かったです。
とても面白かったです。
オオカミとの別れはとても切ないですが、オオカミのお話ではなく、戦争のお話。
特に中盤までは戦争の中逃げ惑う様子が主軸で、ミシェル・ペイヴァーのクロニクル『オオカミ族の少年』のように、オオカミとの友情が深く描かれているお話では無いです。
これは出品者さんの問題ですが、中古80円で買ったとは言え、消しゴムのカスから髪の毛まで色々挟まっていて、少し気分悪かったです。
2018年2月12日に日本でレビュー済み
孫娘に勧められて、パソコンを始めた「私」は、ネットを使って自分の先祖を辿ることにする。行き詰まった「私」は家系サイトに自分の系図を公開する。と、アメリカから遠い親戚ではないかという連絡が来て、両者の祖先である、スコットランド出身のロビー・マクロードの遺言書を手に入れる。そこには、ロビーがスコットランド最後のオオカミと過ごした日々が綴られていた。
短い作品ですが、一千七百年代、スコットランド独立運動のこと。アメリカに移住したロビーの開拓生活などが、興味深く描かれています。
短い作品ですが、一千七百年代、スコットランド独立運動のこと。アメリカに移住したロビーの開拓生活などが、興味深く描かれています。
2018年5月27日に日本でレビュー済み
「最後のオオカミ」ロビー・マクロードの波乱万丈のストーリー展開に引き込まれて一気に読んでしまいました。
はら・るいさんのわかりやすい翻訳で、日本の子供たちがスコットランドでの「ボニー・プリンス・チャーリーの反乱」のことや、最後の
オオカミのことを知ることができるのは、とても素晴らしいことだと思います。
はら・るいさんのわかりやすい翻訳で、日本の子供たちがスコットランドでの「ボニー・プリンス・チャーリーの反乱」のことや、最後の
オオカミのことを知ることができるのは、とても素晴らしいことだと思います。