もう何回読み返しているかわかりません。
たとえばこの本の中で江國さんの
「一番欲しいもの」
という章があるのですが、「ハイジのような優しいこころ」や
「勇気」についての説明は、ものすごく共感した部分の一つです。
でもこの部分にものすごく共感する中で、自分の心の中の、すっごく
暗い部分に気づき、涙が溢れてきたこともあります。
この本はとてもいいですよ~。
すべてが暖かみのある優しい文章で表現されているように思います。
そして頑張ろうという気持ちもでます。
江國さんのように言葉を表現できたら素敵だな~と常々思います。
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泣く大人 (角川文庫) 文庫 – 2004/8/22
江國 香織
(著)
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大人というのは本質的に「泣く」生き物だと思います。
夫、愛犬、男友達、旅、本にまつわる思い……刻一刻と姿を変える、さざなみのような日々の生活の積み重ねを、簡潔な洗練を重ねた文章で綴る。大人がほっとできるような、上質のエッセイ集。
夫、愛犬、男友達、旅、本にまつわる思い……刻一刻と姿を変える、さざなみのような日々の生活の積み重ねを、簡潔な洗練を重ねた文章で綴る。大人がほっとできるような、上質のエッセイ集。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2004/8/22
- ISBN-104043480040
- ISBN-13978-4043480043
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商品の説明
著者について
●江國 香織:1964年東京生まれ。89年「409ラドクリフ」でフェミナ賞を受賞。02年「泳ぐのに安全でも適切でもありません」で山本周五郎賞、04年「号泣する準備はできていた」で直木賞を受賞、童話的作品から恋愛小説まで幅広く独自の世界を築き、女性を中心に幅広い読者の支持を得ている。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2004/8/22)
- 発売日 : 2004/8/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4043480040
- ISBN-13 : 978-4043480043
- Amazon 売れ筋ランキング: - 29,894位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 83位ロシア・東欧文学研究
- - 473位日本文学研究
- - 587位近現代日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964年東京生まれ。1987年『草之丞の話』で毎日新聞社主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本 周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞を受賞。「409ラドクリフ」(1989年フェミナ賞)、『こうばしい日々』(1991年産経 児童出版文化賞、1992年坪田譲治文学賞)、『きらきらひかる』(1992年紫式部文学賞)、『ぼくの小鳥ちゃん』(1999年路傍の石文学賞)、『が らくた』(2007年島清恋愛文学賞)など作品多数(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 真昼なのに昏い部屋 (ISBN-13:978-4062161053)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実感で描いている。「泣く大人」と言い切れる著者ならでの作品であろう。
「泣く大人」凄いタイトルである。そして「泣く大人」が登場しない、不思議な作品でもある。大人の女が泣くのに必要な条件は、無垢な心と自信だろう。つまり著者はそれらを持ち合わせているのかもしれない。だから、いつでも自信を持って無垢になれる。例えばNYについて、実感で綴っている。
皮膚で好きになった街だ。…….真冬のあの街のかわいた空気、幸福ないそぎ足。たくさんのあかり、コート、贈り物の包み、クリスマスソング。あたたかさでみちたりた夜。愛ということばがうさんくさくならないのが、真冬のあの街の底力だと思う。
いや底力はNYだけではない。「泣く大人」と言い切れる著者にも底力がある。
「泣く大人」凄いタイトルである。そして「泣く大人」が登場しない、不思議な作品でもある。大人の女が泣くのに必要な条件は、無垢な心と自信だろう。つまり著者はそれらを持ち合わせているのかもしれない。だから、いつでも自信を持って無垢になれる。例えばNYについて、実感で綴っている。
皮膚で好きになった街だ。…….真冬のあの街のかわいた空気、幸福ないそぎ足。たくさんのあかり、コート、贈り物の包み、クリスマスソング。あたたかさでみちたりた夜。愛ということばがうさんくさくならないのが、真冬のあの街の底力だと思う。
いや底力はNYだけではない。「泣く大人」と言い切れる著者にも底力がある。
2008年6月1日に日本でレビュー済み
泣かない子供 に続いて 泣く大人も読みました。
泣かない子供から5年です。
比べて読むと、受ける印象が違っています。
5年の間にやはり文章が大人になってるなぁという印象を受けました。
少女らしさがなくなってすっかり大人の女性になったなぁと感じます。
「雨が世界を冷やす夜」の章 が一番楽しめました。
「男友達の部屋」の章 は江國さん自身が厄介なテーマと書いているだけあって、
ちょっとたどたどしいです。
泣かない子供から5年です。
比べて読むと、受ける印象が違っています。
5年の間にやはり文章が大人になってるなぁという印象を受けました。
少女らしさがなくなってすっかり大人の女性になったなぁと感じます。
「雨が世界を冷やす夜」の章 が一番楽しめました。
「男友達の部屋」の章 は江國さん自身が厄介なテーマと書いているだけあって、
ちょっとたどたどしいです。
2004年10月23日に日本でレビュー済み
「ぼんやりした」というのは、もちろん悪い意味ではありません。
江國さんのエッセイを読むと、江國さんの周りに流れているゆったりとした空気とゆっくりとした時間の中に自分も包まれるような気がして、心が安らぐのです。
「男友達の部屋」の章を読んでは、こんな素敵な男友達がいる江國さんがうらやましいと思ったり、そうそうこんな男苦手よねと思ったりしました。
でも私が一番好きな章は「ほしいもののこと」。私のほしいものって一体何だろう、そしてそのために私がしなければいけないことって?そんなことを考えさせてもらいました。
江國さんのエッセイを読むと、江國さんの周りに流れているゆったりとした空気とゆっくりとした時間の中に自分も包まれるような気がして、心が安らぐのです。
「男友達の部屋」の章を読んでは、こんな素敵な男友達がいる江國さんがうらやましいと思ったり、そうそうこんな男苦手よねと思ったりしました。
でも私が一番好きな章は「ほしいもののこと」。私のほしいものって一体何だろう、そしてそのために私がしなければいけないことって?そんなことを考えさせてもらいました。
2005年2月16日に日本でレビュー済み
小説かと思って図書館でかりたら、エッセイ集でした。
(ちゃんと中身を確かめてから借りよう。>自分)
いろんなエッセイがおさめられているのですが、正直あんまり…いや、最後まで読みましたが、なんか共感できない感じというか、いや、ほんと申し訳ないのですが…。
とくに「欲しい物」についてのエッセイで「井戸がほしい」ということを書かれているのですが、これがなんかひっかかってしまってですね。
この人とはお友達にはなれないな、というか。
(向こうだってなりたかないとは思いますが。)
うーん。
すいませんでした。
(ちゃんと中身を確かめてから借りよう。>自分)
いろんなエッセイがおさめられているのですが、正直あんまり…いや、最後まで読みましたが、なんか共感できない感じというか、いや、ほんと申し訳ないのですが…。
とくに「欲しい物」についてのエッセイで「井戸がほしい」ということを書かれているのですが、これがなんかひっかかってしまってですね。
この人とはお友達にはなれないな、というか。
(向こうだってなりたかないとは思いますが。)
うーん。
すいませんでした。
2002年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
江国さんが書かれる文章は、どこか、私の日常でも沢山共感する瞬間があるような、すごく近いものを感じます。今回のエッセイ集の中にあった、「思いがけない人と思いがけない時に再会して、神様の存在を信じたくなる瞬間がある」というお話には、特に、あるあるっ!!なんて、気持ちが高まりました。
どう言葉にしたらいいか上手く表現できない気持ちを、江国さんが代弁してくださっているようで、とても良かったです。
どう言葉にしたらいいか上手く表現できない気持ちを、江国さんが代弁してくださっているようで、とても良かったです。
2004年9月22日に日本でレビュー済み
別に江國ファンではない私が、初めて手に取った彼女のエッセイ集。もともとエッセイはそれほど読む方ではなかったのだけど、こんなに楽しめるとは思わなかった。
江國さんの文章はこちらを素直にさせてくれる。共感すれば「そうそう」と喜び、そうでないときは「そうかな、そうかも」と譲歩しちゃったり。知らなかったことには「へぇ」と感心し、考えもしなかったことには「ほぉ」と納得した。どうしてこうも単純に受け入れちゃったのかしら、と不思議な気分。でも、しみじみ幸せな感情が広がった。
で、読み終わってからようやく気づいたこと。彼女は句点の使い方が巧いのだと思う。だから、文章がこちらにしみこんでくるのだ。
お気に入りの一文は、「柳腰」の最後。これに宮沢賢治を連想したのは、私だけだろうか。。。
江國さんの文章はこちらを素直にさせてくれる。共感すれば「そうそう」と喜び、そうでないときは「そうかな、そうかも」と譲歩しちゃったり。知らなかったことには「へぇ」と感心し、考えもしなかったことには「ほぉ」と納得した。どうしてこうも単純に受け入れちゃったのかしら、と不思議な気分。でも、しみじみ幸せな感情が広がった。
で、読み終わってからようやく気づいたこと。彼女は句点の使い方が巧いのだと思う。だから、文章がこちらにしみこんでくるのだ。
お気に入りの一文は、「柳腰」の最後。これに宮沢賢治を連想したのは、私だけだろうか。。。
2001年12月24日に日本でレビュー済み
人間の喜怒哀楽は、それなりにドラマチックな出来事の中で生まれてきますが、「一過性」のものであることも少なくないと感じます。
喜怒哀楽が「一過性」でなくなるのは、日常の些細なことで思い出したり
して、気持ちが動く時なのかなという気がします。
江国さんの「日常の中の発見、大切にしていること」は、読んでいて、
幸せにそして、切なくなるものに僕には映りました。
色々な気持ちが入っていて、それを素敵な言葉で切り取っていて、
読んでいて気持ちが良かったです。
「人生に予定を立てたおぼえはないが、往々にして予定外のことがおきる」
こんなフレーズが当たり前のように入っていて、言葉の楽しさも味わえ
ます。
喜怒哀楽が「一過性」でなくなるのは、日常の些細なことで思い出したり
して、気持ちが動く時なのかなという気がします。
江国さんの「日常の中の発見、大切にしていること」は、読んでいて、
幸せにそして、切なくなるものに僕には映りました。
色々な気持ちが入っていて、それを素敵な言葉で切り取っていて、
読んでいて気持ちが良かったです。
「人生に予定を立てたおぼえはないが、往々にして予定外のことがおきる」
こんなフレーズが当たり前のように入っていて、言葉の楽しさも味わえ
ます。