ワタシを破綻させることで、新しい可能性が浮上する。
自我の解体と同義だろう。
吉福さんの言葉はテロリストのように衝撃的で、あらゆる古きもの にうんざりしている私には気持ちよかった。
私も硬い自我をぶっ壊していきたい。
自分のために、他者を癒す という考えはもっともだ。
世のため 人のため は偽善に思える。

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世界の中にありながら世界に属さない 単行本 – 2015/7/27
吉福伸逸
(著)
【推薦】
「不安と挫折と破綻こそが『人に成る』ための最大の契機だと、
君はアメリカから帰ってきた30歳の頃に喝破していたね。
この遺稿を読んでいると、いろいろ涙が出てきたよ。」(松岡正剛氏・推薦帯)
「不安と挫折と破綻こそが『人に成る』ための最大の契機だと、
君はアメリカから帰ってきた30歳の頃に喝破していたね。
この遺稿を読んでいると、いろいろ涙が出てきたよ。」(松岡正剛氏・推薦帯)
- 本の長さ152ページ
- 言語日本語
- 出版社サンガ
- 発売日2015/7/27
- ISBN-104865640088
- ISBN-13978-4865640083
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商品の説明
出版社からのコメント
70年代以降の日本の精神文化の底流を流れる思想、吉福人間学の集大成!!
『ビー・ヒア・ナウ』『タオ自然学』などを翻訳し、カウンターカルチャー以降の新しい精神文化を精力的に日本に紹介した、吉福伸逸氏。
トランスパーソナル心理学を日本に導入したあと、日本を離れハワイに居を移し、カウンセラーとして活躍されて多くの人材を育てられました。
惜しまれつつ2013年4月に逝去されましたが、その遺稿の書籍化です。
『ビー・ヒア・ナウ』『タオ自然学』などを翻訳し、カウンターカルチャー以降の新しい精神文化を精力的に日本に紹介した、吉福伸逸氏。
トランスパーソナル心理学を日本に導入したあと、日本を離れハワイに居を移し、カウンセラーとして活躍されて多くの人材を育てられました。
惜しまれつつ2013年4月に逝去されましたが、その遺稿の書籍化です。
登録情報
- 出版社 : サンガ (2015/7/27)
- 発売日 : 2015/7/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 152ページ
- ISBN-10 : 4865640088
- ISBN-13 : 978-4865640083
- Amazon 売れ筋ランキング: - 448,451位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,051位超心理学・心霊
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アイデンティティの破綻を、自ら進んでしなさい、愚かなことをしなさい、と吉福さんは言う。なぜなら、それが存在の力を強め、人に成るために必要なことだから。
社会に適応することで人は生きられるけど、社会に適応することで同時に抑圧されてしまうものもある。吉福さんは社会に適応することをむしろ良しとしない、自身のセラピーもそういう趣だったそう。
自我は、社会的な要請があってつくられてきたもの。つまり、絶対的なものではない。アイデンティティも、自ら壊さなくても破綻に追い込まれるようなことはあると思う。
今までの自分の立場が脅かされたときとか、挫折を繰り返して心底絶望したときとか、環境が大きく変わるときなど。
自我の狭い価値観や投影のなかに人生を収めてしまえば、楽かもしれない。しかし、それはいずれ壊されるときがくる。それならば、自ら進んで壊して、生まれ変わっていくほうがより洗練された人間になれるのかもしれない。
講演録ということだけど、短いながらに本質的な話が詰まっていると思う。
社会に適応することで人は生きられるけど、社会に適応することで同時に抑圧されてしまうものもある。吉福さんは社会に適応することをむしろ良しとしない、自身のセラピーもそういう趣だったそう。
自我は、社会的な要請があってつくられてきたもの。つまり、絶対的なものではない。アイデンティティも、自ら壊さなくても破綻に追い込まれるようなことはあると思う。
今までの自分の立場が脅かされたときとか、挫折を繰り返して心底絶望したときとか、環境が大きく変わるときなど。
自我の狭い価値観や投影のなかに人生を収めてしまえば、楽かもしれない。しかし、それはいずれ壊されるときがくる。それならば、自ら進んで壊して、生まれ変わっていくほうがより洗練された人間になれるのかもしれない。
講演録ということだけど、短いながらに本質的な話が詰まっていると思う。
2015年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
身の回りにいる人が、職場の人間関係やご近所の人間関係に悩んでいて
「どうしてそこから離れないの?」
と思っても、結局は同じことの繰り返しに陥り、
苦しみながら同じことを続けている。
ところが、突然の事故が起こり、それまでのしがらみから一気に引き剥がしてしまうことがある。
そんな事故のような天災のような
考えを与えてくれるのは、吉福さんの文章なのだと思う。
「どうしてそこから離れないの?」
と思っても、結局は同じことの繰り返しに陥り、
苦しみながら同じことを続けている。
ところが、突然の事故が起こり、それまでのしがらみから一気に引き剥がしてしまうことがある。
そんな事故のような天災のような
考えを与えてくれるのは、吉福さんの文章なのだと思う。
2017年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
吉福氏、死後にまとめられたせいか、読みやすく、すらすら読めました。今さら吉福さんは深いですね〜。
2018年6月6日に日本でレビュー済み
私に色々なことを教え、心揺り動かした本です。この方に導かれて救われた生徒さんはさぞ多いだろうと思いました。私が吉福氏を知ったのはこの本が上梓されてからのこと、読者も有難いのですが、生徒になれなかったことが残念です。このように肚のすわった男がいるのか、と女性視線でも熱く思います。
自分を変えるにはIDを破綻せよ、とおっしゃっていますが、ご自身がその破綻を次々と勇気をもってされた方。そして次を切り開かれた方だからそう言えるのでしょうし、肚の座った男になられたのでしょう。たいしたものです。この方の後継者を名乗る方々が学者肌なのはどうしてだろう?と少し不思議です。荒波を乗り越えた肚の座ったお弟子さんにお会いしたいものです。
自分を変えるにはIDを破綻せよ、とおっしゃっていますが、ご自身がその破綻を次々と勇気をもってされた方。そして次を切り開かれた方だからそう言えるのでしょうし、肚の座った男になられたのでしょう。たいしたものです。この方の後継者を名乗る方々が学者肌なのはどうしてだろう?と少し不思議です。荒波を乗り越えた肚の座ったお弟子さんにお会いしたいものです。
2017年6月25日に日本でレビュー済み
悟りに関することを書いているような気がするんだけど、普通に独自の心理学の延長のような感じで進んでいくので、最後に本のタイトルの言葉が出てきた時に、非二元の本のアプローチと全然違うところから来てて驚いた。
2016年12月27日に日本でレビュー済み
人生とは何だろうと考えながら生きている人にはぜひ読んでもらいたい。吉福さんの考えが正しいとも思わないが、こんな考え方・感じ方もあるのか〜と純粋な心に感動した。自分なりの人生観を模索する人たちの参考になるような気がする。
2020年4月8日に日本でレビュー済み
感覚的な表現が多く、一読した段階では、はたして著者の論旨がきちんと理解できたのかどうかわからなかった。もっと論理的に説明してほしかった。