とてもキレイな表紙絵に惹かれて購入したのですが、大正解でした。
美人でスタイルも良い女子高生・悠里は、人を上辺だけで判断する
生活を送っていますが、訳あって参加した男子高生・天也の
葬儀以降、身の回りに不思議なことが起こり・・・という序盤は、
主人公のキツイ行動・言動が目立ちます。
しかし、天也の存在を感じてからは、徐々に心の氷が溶けていき、
人を信じること、そして人を好きになることを知っていく、
という青春ストーリーです。
あらすじだけを簡単に書くと、「よくある話なのでは?」と
思われそうですが、後半の悠里と天也の清涼感・透明感に溢れる
会話に惹きこまれ、ラストまで一気に読み進んでしまいました。
30過ぎのオヤジでも感動した本作、お勧めです!
# 読後に表紙絵を見ると感慨深いですよ。

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夏空に、きみと見た夢 (ヴィレッジブックス edge イ 1-1) 文庫 – 2006/9/1
飯田 雪子
(著)
- 本の長さ251ページ
- 言語日本語
- 出版社フリュー
- 発売日2006/9/1
- ISBN-104863328354
- ISBN-13978-4863328358
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登録情報
- 出版社 : フリュー (2006/9/1)
- 発売日 : 2006/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 251ページ
- ISBN-10 : 4863328354
- ISBN-13 : 978-4863328358
- Amazon 売れ筋ランキング: - 589,141位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまりこの手の青春モノ?的な作品は読まないのですが、
レビューの評価が高かったので
購入してみました!
まず、いきなり見ず知らずの人間の葬式に来てくれと頼まれた設定は面白かった!
文章も読みやすく、主人公の心情も丹念に書かれている。
身の回りで、不穏な出来事が起き、「もしかして、祟りか?」的な主人公の発想も面白かった。
だんだんと不穏な出来事の真相や
主人公の心情の変化も悪くない感じでした。
涙が出るほどの感情移入は出来なかったけど
ステキな作品だと思いました。
レビューの評価が高かったので
購入してみました!
まず、いきなり見ず知らずの人間の葬式に来てくれと頼まれた設定は面白かった!
文章も読みやすく、主人公の心情も丹念に書かれている。
身の回りで、不穏な出来事が起き、「もしかして、祟りか?」的な主人公の発想も面白かった。
だんだんと不穏な出来事の真相や
主人公の心情の変化も悪くない感じでした。
涙が出るほどの感情移入は出来なかったけど
ステキな作品だと思いました。
2010年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
天也が、例えば悠里と同じ学校の写真部で、たまたまよく写真を撮っている好きな場所が、悠里の帰り道だったとか、自然な感じの出会いにしてくれないと、単にストーカーまがいのキモい奴になってしまう。もし天也が生きていて日記や写真のことを悠里が知ったらドン引きだと思う。死んだ息子が他所の学校の女の子に一目ぼれして隠し撮りをしていた写真とストーキングの記録を書いた日記を、母親がその子に見せる神経も理解しがたい。もっと自然に天也の片思いを書けなかったのか?
そんな思いが頭をよぎり続けたので、最後まで話に入り込めませんでした。
そんな思いが頭をよぎり続けたので、最後まで話に入り込めませんでした。
2010年12月8日に日本でレビュー済み
最近涙もろいとは言え、こんなありがちな青春純愛ストーリーに、ちょっと泣きそうになるなんて。ストレス溜まってるのかもしれない。
人が心を動かされる大きな要因の一つに「ギャップ」がありますよね。
よく、第一印象の見た目と後から知った中身に「ギャップ」がある場合、その人に心引かれることって多くないですか?
特に最初の印象が悪い程、その揺り戻しは大きい訳で。
その辺を上手く扱った物語です。
主人公の成長振りにも清々しい感動を覚えます。
ありがちと言えばありがちな設定ですけど。
でも、ちょっと泣きそうになりました。
人が心を動かされる大きな要因の一つに「ギャップ」がありますよね。
よく、第一印象の見た目と後から知った中身に「ギャップ」がある場合、その人に心引かれることって多くないですか?
特に最初の印象が悪い程、その揺り戻しは大きい訳で。
その辺を上手く扱った物語です。
主人公の成長振りにも清々しい感動を覚えます。
ありがちと言えばありがちな設定ですけど。
でも、ちょっと泣きそうになりました。
2007年12月31日に日本でレビュー済み
主人公の悠里は、自他共に認める美人。
多くの男性から好意を持たれている。
ある日、生前、自分に好意を持っていたという見知らぬ男子高校生、天也の葬式に行くことになる。
その日以降、身の回りで不思議なことが起こり始める。
悠里は、大勢の仲間がいても、自分の悩みを打ち明けられる親友はいないことに気付く。
誰も知らない、本人でさえ気付いていない魅力を発見するという天也。
悠里の顔以外のどこを好きになったのか。
天也との不思議な交流を続けていくうちに、自分の居場所や親友は身近に存在することを知る。
人を好きになることの意味を気付かせてくれる、素敵な作品。
多くの男性から好意を持たれている。
ある日、生前、自分に好意を持っていたという見知らぬ男子高校生、天也の葬式に行くことになる。
その日以降、身の回りで不思議なことが起こり始める。
悠里は、大勢の仲間がいても、自分の悩みを打ち明けられる親友はいないことに気付く。
誰も知らない、本人でさえ気付いていない魅力を発見するという天也。
悠里の顔以外のどこを好きになったのか。
天也との不思議な交流を続けていくうちに、自分の居場所や親友は身近に存在することを知る。
人を好きになることの意味を気付かせてくれる、素敵な作品。
2007年8月30日に日本でレビュー済み
『泣ける』という広告につられて購入しました。
前半部は、かなりつまらなかったです。
「あっちゃー失敗したっ」って思っていました。
主人公の女子高校生の描写がウザく、あげくに幽霊の登場・・・。
うんざりしながら読み進め、後半に入り、一気に読むペースが加速しました。
切ない、あまりにも切ない恋・・・・。
とても透明感のある文章で、描写も素敵です。
読んでいてぐんぐん引き込まれていきました。
通勤電車の中で、涙をこらえることが出来ませんでした。
こんな素敵な物語、映像化してほしいです。
前半部は、かなりつまらなかったです。
「あっちゃー失敗したっ」って思っていました。
主人公の女子高校生の描写がウザく、あげくに幽霊の登場・・・。
うんざりしながら読み進め、後半に入り、一気に読むペースが加速しました。
切ない、あまりにも切ない恋・・・・。
とても透明感のある文章で、描写も素敵です。
読んでいてぐんぐん引き込まれていきました。
通勤電車の中で、涙をこらえることが出来ませんでした。
こんな素敵な物語、映像化してほしいです。
2016年5月22日に日本でレビュー済み
設定は非現実的ですが、楽しめることはできました。
最後に、主人公が自分を見つめなおし、父親や恋人を家族として受け入れることができたのですが、そこに至る主人公の思いの変化が丁寧に描かれており、話に大変引き込まれました。
最後に、主人公が自分を見つめなおし、父親や恋人を家族として受け入れることができたのですが、そこに至る主人公の思いの変化が丁寧に描かれており、話に大変引き込まれました。
2012年7月19日に日本でレビュー済み
この本では恋人に対する愛情だけでなく、家族や友人に対するものも含めた愛情がテーマになっていると思います。
主人公の悠里は結構殺伐としたリアルな恋愛をしてきた女子高生で、その分根っこの所にあるピュアな部分が良く映えて見えました。
全体的にロマッチクな切ないお話になっていて好きな人は引き込まれるんじゃないかと。
ただ、天也がとっても魅力的だっただけに、こいつストーカーだったんだよなぁとか。
天也の母親の悠里に対しての接し方とか、脳裏に引っかかってしまう残念な部分が多かった気がします。
主人公の悠里は結構殺伐としたリアルな恋愛をしてきた女子高生で、その分根っこの所にあるピュアな部分が良く映えて見えました。
全体的にロマッチクな切ないお話になっていて好きな人は引き込まれるんじゃないかと。
ただ、天也がとっても魅力的だっただけに、こいつストーカーだったんだよなぁとか。
天也の母親の悠里に対しての接し方とか、脳裏に引っかかってしまう残念な部分が多かった気がします。