当事者です。
自分がこの病気になったことで誰かを恨んだりはしていません。発病したことは紛れもない事実。受け入れています。今後どう生きていくか不安はありますが。
ただ今を生きていくしか選択肢はありません。この先、また深い鬱が訪れるかもしれません。軽い鬱で乗り越えられるかもしれません。それは誰も分かりません。
僕自身がこの状況をどう受け止めるか・・・・。それしかないと思います。
坂口恭平氏のこの本にこんなフレーズがありました。
「現実を空間ではなく他者として捉える」「現実の他者化」
彼の思考回路はかなり自分自身の思考回路と似ています。この混沌とした思考を文字化した坂口氏。すごいなと思いました。僕には自分の思考回路を文字化することは出来ませんでした。坂口氏は僕の代わりに文字化してくれました。文字化してくれたおかげで少し頭の中がスッキリしましした。
「現実の他者化」。
これが言葉に出来なかった僕の思考です。
文字で表現したり絵で表現したり音楽で表現したり、表現の仕方はたくさんあります。頭の中が整理出来れば、表現する必要が必ずしも必要ではないのかもしれません。
僕は文字で表現することが違和感なく受け入れられただけです。
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現実脱出論 (講談社現代新書) 新書 – 2014/9/18
坂口 恭平
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「現実」って何だろう? 私たちが知覚している世界と「現実」は、実はかなりズレている!? 「現実」ではノイズとしてカットされているかすかな五感のささやきに、異能の作家・坂口恭平が耳を澄ます。そこで浮かび上がってきたものとは? 驚きの(そしてどこか懐かしい)世界をありありと体験できる本。私たちは本当は、見えないものたち、触れることのできないものたちに包まれて生きているのだ。
目に映っている現実は、決して唯一無二の世界じゃない!
目で見ることも、手で触れることもできないけれど、
たしかに存在するあの〈懐かしい世界〉へ読者を誘う
ベストセラー『独立国家のつくりかた』で〈社会〉と対峙した坂口恭平が、
今度は私たちの〈無意識〉にダイブする!
【目次】
プロローグ 現実さんへの手紙
第1章 疑問の萌芽
第2章 語り得ない知覚たち
第3章 時間と空間
第4章 躁鬱が教えてくれたこと
第5章 ノックの音が聞こえたら
第6章 だから人は創造し続ける
エピローグ ダンダールと林檎
目に映っている現実は、決して唯一無二の世界じゃない!
目で見ることも、手で触れることもできないけれど、
たしかに存在するあの〈懐かしい世界〉へ読者を誘う
ベストセラー『独立国家のつくりかた』で〈社会〉と対峙した坂口恭平が、
今度は私たちの〈無意識〉にダイブする!
【目次】
プロローグ 現実さんへの手紙
第1章 疑問の萌芽
第2章 語り得ない知覚たち
第3章 時間と空間
第4章 躁鬱が教えてくれたこと
第5章 ノックの音が聞こえたら
第6章 だから人は創造し続ける
エピローグ ダンダールと林檎
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/9/18
- 寸法10.7 x 1.1 x 17.3 cm
- ISBN-104062882744
- ISBN-13978-4062882743
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商品の説明
著者について
坂口 恭平
1978年、熊本生まれ。建築家・作家・絵描き・歌い手、ときどき新政府内閣総理大臣。著書に『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(河出文庫)、『独立国家のつくりかた』(講談社現代新書)、『幻年時代』(幻冬舎、熊日出版文化賞)、『坂口恭平 躁鬱日記』(医学書院)、『徘徊タクシー』(新潮社)、弾き語りCDアルバムに『Practice for a Revolution』などがある。
1978年、熊本生まれ。建築家・作家・絵描き・歌い手、ときどき新政府内閣総理大臣。著書に『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(河出文庫)、『独立国家のつくりかた』(講談社現代新書)、『幻年時代』(幻冬舎、熊日出版文化賞)、『坂口恭平 躁鬱日記』(医学書院)、『徘徊タクシー』(新潮社)、弾き語りCDアルバムに『Practice for a Revolution』などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2014/9/18)
- 発売日 : 2014/9/18
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4062882744
- ISBN-13 : 978-4062882743
- 寸法 : 10.7 x 1.1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 388,476位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 901位哲学・思想の論文・評論・講演集
- - 1,438位講談社現代新書
- - 58,965位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2020年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現実逃避では解決しない、現実から脱出するんだ。その脱出のヒントは僕たちの生活の意外と傍にある。いや、僕たちの生活そのものの中に、現実から抜け出す方法がちりばめられている。
これは小説ではなく、実用書だ。
これは小説ではなく、実用書だ。
2014年12月20日に日本でレビュー済み
自分、時間、空間との付き合い方で、現実のとらえ方や、距離の置き方が変わるのは、うなずけるし、共感できる。
2014年9月26日に日本でレビュー済み
(15年5月17日追加)
本書は村上春樹著『ダンス・ダンス・ダンス』(評価済)に波動が似ている。
機会があれば合わせて読みたい本といえる。
(10月8日追加)
『大辞林』という辞書で「現実」という言葉を引いてみる。
「今、現に事実として存在している事柄・状態 ⇔理想」とある。
この解釈が本当ならば、つけこむスキもないように思える。(唯一の現実)
ところが、著者は内蔵の 躁鬱マシーンを徹底活用し、自分の空間知覚をじっと探る。
観察の結果を言葉に変えると、次々に……。
現実というユートピア(p.21)
現実という仮想空間(p.36)
現実が思考を促す(p.80)
現実は最初から歪んでいる(p.122)
現実は一つの生命体(p.121)
現実の他者化(p.123)
現実もしっかりと作り話である可能性がある(p.131)
現実とは、集団が共有している空間(p.137)
いつの間にか、辞書とは解釈が逆転したり、とんでもなく離れたりしている。
辞書の解釈ではつながりようのない言葉とも仲良く手をつないでいる。
「思考」(下にいくつか用例をあげた)、「創造」(複雑なので割愛)なども同様だ。
これを受け入れるかどうかは、何度でも読み返し、自問し、自ら実感することで判断すればいい。
言葉を新たに名づけるのは詩人の特権といえようが、
本書はつらい「現実」を一時的に忘れるためのファンタジーとして書かれてはいない。
その目的は、しっかり生きていくための「思考マシーン」を読者に提供するためと思われる。まずは「現実」との付き合い方のヒントがいくつも得られることがありがたい。
著者の躁鬱マシーンに較べて、はるかに私の操縦する「思考マシーン」の性能は低いだろうが、海外旅行でのカルチャーショックのような、考える、というか感じるためのツールとして役立ちそうだ。
----------10月8日の追加はここまで----------
熱気球・恭平号の意外な着地点!(9月26日発行)
本書の一読後の感想は言語明瞭、意味不明瞭だった。
この言葉は政治家の発言を貶すときによく使われるが、本書ではテキストを何度も読めば少しずつでも分かってくる。
意味が分かりにくいのは、著者の実感に合わせるため、四方・八方からワイヤーで引っ張って元の意味からずらそうとしているから。
例えば、重要な言葉の「思考」については、こんな感じ。
色に対しての思考にスイッチが入り(p.42)
壁にぶつかり続けた思考の軌跡が(p.61)
思考という土の中に埋まっている(p.85)
蜜蜂が飛び回るさまを「思考が飛んでいる」と(p.135)
思考という巣(p.154)
現実を脱出すること(=思考)(p.155)
思考という無重力空間(p.160)
動植物の思考(p.164)
思考は感覚器官から現実という草原へ出る(p.166)
帰巣本能(思考)(p.184)
これでは論理で追っても追いきれないが、なんとなく分かる。
幼いころから「現実」を無視して生きてきた著者は、原発爆発後に「新政府」を立ち上げ、熱気球で高く飛び上がった。本書では、題名からみて、さらなる高みを目指すのかと思ったら、意外にいい所に着地していた。その着地点を確認するだけでも本書を読む価値がある。今後の人生をよりよく生きるヒントになると思う。
(熱気球という比喩は評者の勝手なイメージです)
本書は村上春樹著『ダンス・ダンス・ダンス』(評価済)に波動が似ている。
機会があれば合わせて読みたい本といえる。
(10月8日追加)
『大辞林』という辞書で「現実」という言葉を引いてみる。
「今、現に事実として存在している事柄・状態 ⇔理想」とある。
この解釈が本当ならば、つけこむスキもないように思える。(唯一の現実)
ところが、著者は内蔵の 躁鬱マシーンを徹底活用し、自分の空間知覚をじっと探る。
観察の結果を言葉に変えると、次々に……。
現実というユートピア(p.21)
現実という仮想空間(p.36)
現実が思考を促す(p.80)
現実は最初から歪んでいる(p.122)
現実は一つの生命体(p.121)
現実の他者化(p.123)
現実もしっかりと作り話である可能性がある(p.131)
現実とは、集団が共有している空間(p.137)
いつの間にか、辞書とは解釈が逆転したり、とんでもなく離れたりしている。
辞書の解釈ではつながりようのない言葉とも仲良く手をつないでいる。
「思考」(下にいくつか用例をあげた)、「創造」(複雑なので割愛)なども同様だ。
これを受け入れるかどうかは、何度でも読み返し、自問し、自ら実感することで判断すればいい。
言葉を新たに名づけるのは詩人の特権といえようが、
本書はつらい「現実」を一時的に忘れるためのファンタジーとして書かれてはいない。
その目的は、しっかり生きていくための「思考マシーン」を読者に提供するためと思われる。まずは「現実」との付き合い方のヒントがいくつも得られることがありがたい。
著者の躁鬱マシーンに較べて、はるかに私の操縦する「思考マシーン」の性能は低いだろうが、海外旅行でのカルチャーショックのような、考える、というか感じるためのツールとして役立ちそうだ。
----------10月8日の追加はここまで----------
熱気球・恭平号の意外な着地点!(9月26日発行)
本書の一読後の感想は言語明瞭、意味不明瞭だった。
この言葉は政治家の発言を貶すときによく使われるが、本書ではテキストを何度も読めば少しずつでも分かってくる。
意味が分かりにくいのは、著者の実感に合わせるため、四方・八方からワイヤーで引っ張って元の意味からずらそうとしているから。
例えば、重要な言葉の「思考」については、こんな感じ。
色に対しての思考にスイッチが入り(p.42)
壁にぶつかり続けた思考の軌跡が(p.61)
思考という土の中に埋まっている(p.85)
蜜蜂が飛び回るさまを「思考が飛んでいる」と(p.135)
思考という巣(p.154)
現実を脱出すること(=思考)(p.155)
思考という無重力空間(p.160)
動植物の思考(p.164)
思考は感覚器官から現実という草原へ出る(p.166)
帰巣本能(思考)(p.184)
これでは論理で追っても追いきれないが、なんとなく分かる。
幼いころから「現実」を無視して生きてきた著者は、原発爆発後に「新政府」を立ち上げ、熱気球で高く飛び上がった。本書では、題名からみて、さらなる高みを目指すのかと思ったら、意外にいい所に着地していた。その着地点を確認するだけでも本書を読む価値がある。今後の人生をよりよく生きるヒントになると思う。
(熱気球という比喩は評者の勝手なイメージです)
2015年2月25日に日本でレビュー済み
ここで言われている「現実」とは「一般的」な常識・知覚・考え方・行動様式を指しているだけです。
そしてこの本は、人によってそれぞれ知覚・考え方・行動様式が異なるからそれを認識・尊重しよう、常識に惑わされるな、自分を信じろ、とありふれたことを述べているにすぎず、特に目新しいことを述べているわけではない。
著者が言いたい「逃避ではなく脱出」している人は、実際には珍しい存在ではない。
単に「現実逃避ではなく現実脱出しよう」と言葉遊びしているだけだ。
内容は基本的に著者本人の体験とそれに基づく考えをつらつらと綴っているだけで、タイトルから想定されるような「論考」「論説」などでは決してない。
この本の本来あるべきタイトルは、「論」といったような普遍的内容をてらうのではなく、
「僕の体験したことや感じ方・考え方と芸術」といったように、個人的体験談を前面にすべきである。
それでも著者の文章・体験が心に響くのであれば読む価値があるのだろうが、実際には著者の「ファン」とこの「体験談」に新味を感じる読者にしか響かない内容である。
文体は馴染みやすさを狙っているようだが、わざとらしい「気取らなさ」が悪目立ちしているようにしか感じられない。
新しい知見が得られるような内容ではないため、著者のファン以外には勧められない。
そしてこの本は、人によってそれぞれ知覚・考え方・行動様式が異なるからそれを認識・尊重しよう、常識に惑わされるな、自分を信じろ、とありふれたことを述べているにすぎず、特に目新しいことを述べているわけではない。
著者が言いたい「逃避ではなく脱出」している人は、実際には珍しい存在ではない。
単に「現実逃避ではなく現実脱出しよう」と言葉遊びしているだけだ。
内容は基本的に著者本人の体験とそれに基づく考えをつらつらと綴っているだけで、タイトルから想定されるような「論考」「論説」などでは決してない。
この本の本来あるべきタイトルは、「論」といったような普遍的内容をてらうのではなく、
「僕の体験したことや感じ方・考え方と芸術」といったように、個人的体験談を前面にすべきである。
それでも著者の文章・体験が心に響くのであれば読む価値があるのだろうが、実際には著者の「ファン」とこの「体験談」に新味を感じる読者にしか響かない内容である。
文体は馴染みやすさを狙っているようだが、わざとらしい「気取らなさ」が悪目立ちしているようにしか感じられない。
新しい知見が得られるような内容ではないため、著者のファン以外には勧められない。
2015年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
坂口恭平さんの文章は体験のように自分の中に定着します。
これを読んで知った知識がどうとかではなく体験した感覚をどう活かすかを問われていると感じます。
これからの時代にこそ読むべき本だと思います。
これを読んで知った知識がどうとかではなく体験した感覚をどう活かすかを問われていると感じます。
これからの時代にこそ読むべき本だと思います。
2017年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中身は著者の世界観や、体験談などだが、なかなか興味深い内容でした。
2015年3月5日に日本でレビュー済み
本人も言っているとおり当たり前のことしか書いていない。この本を読んで新しい発見というものは特になかった。