自宅でギターアンプシミュレーター(Kemper),シンセ(yamaha montage)を入力して運用するために購入。
Allen&heath Z10も一緒に購入して比較検討したが、こちらが圧倒的なクオリティで一蹴してしまいました。
■音質
z10ではヘッドホンで聞くいたときせっかくのmontageの素晴らしい音がスカみたいな音になり、
montageのヘッドホン端子で直接聞く音と全然違う音になってしまったのに対し、
AR8だとそのまんまの音がでます。ピアノにかかっているリバーブも綺麗に聞かせてくれます。
(モニタースピーカー(yamaha ms5)からの出音はまだ良かったが）
Kemperの音も同様でした。もちろんモニタースピーカーでも同じ
少しだけAR8のマイクプリのクセはわずかに感じられますが、
クリスタルクリアなモニタリングしやすい音質という基本原則からは外れません。
EQの効きも良く、Low Cutスイッチも不要なところだけに作用し、美味しいところは残したままです。
■機能
このCH数だとなかなか無い各CHのミュート、ソロボタンが付いているのも便利です。
（練習用の音楽を流すプレーヤをつないでいないときにミュートが無いとノイズが出てしまうことに
これまで悩まされていました。）
また7/8のステレオチャンネルがブルートゥース入力も可能ということで、
やってみれば簡単だけど、なんで他の製品に無いのだろうということをユーザーの使いやすさを考え
入れてくれているのに好感が持てます。
いらないと思っていたエフェクターですが、品質が良く、曲に合わせて練習するときに少しリバーブをかければ
ミックスにギターの音が自然に溶け込むので実は非常に便利でした。
普段の練習をSDカードを挿すだけで録音できる点も非常に便利です。
総じてあまり複雑にしすぎないように使い勝手の部分を殺さずシンプルにして多機能にしているので、
使い方に悩むこともなく使いこなせる印象です。
オーディオインターフェイス機能はまだ試していませんが、十分なレベルのものがついています。
■他
マニュアルにこの製品の精神が顕われていると思います。
単なる機能の説明では無く、より良い状況で音楽をすることのためにこれをどう使っていくかという点で作られており、
楽器ごとのブーストすべき/削るべき帯域のチャートなどユーザー視点での使い方が書かれています。
デザインもシンプルながら非常に洗練されていて気に入っています。
■
ユーザーマニュアルの最後になぜか唐突にPreSonusの秘伝のレシピと称し
チキンとソーセージのガンボの作り方が書いてありました。（しかも１２人分）
今度作ってみようと思います。
| メーカーにより製造中止になりました | いいえ |
|---|---|
| コネクタ | バランス・マイク入力4系統, ステレオXLRメイン出力, バランスTRSモニター出力1系統, SuperChannel入力：ステレオRCA, 1/8"ステレオ, SD/USB,Bluetooth, バランスTRSエフェクト出力1系統, インストゥルメント入力2系統, バランス・ライン入力8系統, レベル・コントロールを搭載したヘッドフォン出力 |
| インターフェース | USB 2.0 |
| 対応ソフトウェア | Studio One |
| サイズ | 284mm x 313mm x 89mm |
| OS | MAC® OS X 10.8.5, Windows® 7 x64/x86 SP1 + プラットフォームアップデート、Windows 8.1 x64/x86、またはWindows 10 x64/x86 |
| 電源 | 電源コード式 |
