『痛みを乗り越えたり包むような優しさの達人』の小路幸也さんの作品です!
特別な絆で結ばれたクラスメートたちの友情や想いや優しさは真に素晴らしく、様々な涙を感じました!
そして僕自身、かつて自殺で婚約者を亡くし、自身も後追い自殺決行して奇跡的に行き長らえた者として、
今作品が、 『現在、自殺を考えてる方』『現在、自殺者から残されて哀しみに暮れてる方』に贈ったであろうメッセージを感じ、その温もりと優しさの深さに敬愛と感動を抱き続けるばかりです……。
また、僕自身は学生時代の虐め被害や、人生で5回の引っ越し経験により、クラスメートの絆や温もりや地元愛なんて全く経験なく理解不能な世界であり、そういう要素があるとひねくれて反発する事もありますが、
小路さんの場合はきちんと『様々な痛みを理解なされた上での優しさや温もりを描かれるので』僕でも、 クラスメートの絆や温もりを疑似体験出来て作品内のクラスメートたちとの結び付きが理解出来た点は、小路さんの卓越された描き方や筆力の賜物だなと敬愛するばかりです……!
小路さんの痛みや優しさや温もりの描き方の引き出しの多さ・懐の深さに、改めて真の感動を覚えた作品であり、誰にでもオススメしたい神作品でした(^-^*)/
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21twenty one 単行本 – 2008/6/1
小路 幸也
(著)
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- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2008/6/1
- ISBN-104344015290
- ISBN-13978-4344015296
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2008/6/1)
- 発売日 : 2008/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 253ページ
- ISBN-10 : 4344015290
- ISBN-13 : 978-4344015296
- Amazon 売れ筋ランキング: - 738,287位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 17,266位日本文学
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2019年1月29日に日本でレビュー済み
2012年3月4日に日本でレビュー済み
21世紀に21歳になる21人の中学時代の同級生「21」。
その同級生が25歳になる年に起きた、仲間の自殺。彼はなぜ死んだのか。しかも仲間と過ごした教室で。
同級生の自殺を機に、同級生たちが胸に秘めていた秘密や本音を曝け出していくのが胸に詰まる。
幼い頃の美しい思い出は、苦しく生々しい現在によって過剰に美化されてしまう。
けれど思い出の美しさは、そのまま美しく残っていてほしいときっと誰もが思う。だから余計に苦しい。
小路作品の中でも、センチメンタルというかいい意味でウェットで、読後に残るものが重い作品です。
その同級生が25歳になる年に起きた、仲間の自殺。彼はなぜ死んだのか。しかも仲間と過ごした教室で。
同級生の自殺を機に、同級生たちが胸に秘めていた秘密や本音を曝け出していくのが胸に詰まる。
幼い頃の美しい思い出は、苦しく生々しい現在によって過剰に美化されてしまう。
けれど思い出の美しさは、そのまま美しく残っていてほしいときっと誰もが思う。だから余計に苦しい。
小路作品の中でも、センチメンタルというかいい意味でウェットで、読後に残るものが重い作品です。
2010年1月2日に日本でレビュー済み
人の死って やっぱりこれくらい重いもんなんだよね
今は人と人との繋がりが薄れてるなんて言うけど どんな人でも 絶対一人でなんて生きてはいないんだよね
誰かが死ぬことによって、必ず生きている誰かの人生に何らかの影響を及ぼすはずなんだよ…
<<死ぬまで生きる>>
こんな当たり前な事が難しくなりつつある現代
この現代を生きる若者に 是非 読んでもらいたい作品です。
あ!勿論、明日死ぬ 年寄りも読んで良いと思うぜ!(b^ー°)イェイ!
今は人と人との繋がりが薄れてるなんて言うけど どんな人でも 絶対一人でなんて生きてはいないんだよね
誰かが死ぬことによって、必ず生きている誰かの人生に何らかの影響を及ぼすはずなんだよ…
<<死ぬまで生きる>>
こんな当たり前な事が難しくなりつつある現代
この現代を生きる若者に 是非 読んでもらいたい作品です。
あ!勿論、明日死ぬ 年寄りも読んで良いと思うぜ!(b^ー°)イェイ!
2008年11月20日に日本でレビュー済み
21世紀に21歳になる21人ー21・21・21。<twenty one>。
この本は、21人のうちの5人の同級生たちのモノローグとして語られる。
5人がそれぞれの中学校の思い出と、その後の自分と周りの仲間のことを話す。
21人の仲間とはいえ、主要人物は決まっているので、それぞれのモノローグも登場する人物が重なる。
それが語る人によって、微妙に描かれ方が違うのがいい。
どんなに仲の良いクラスでも、卒業してそれぞれ違う道に進み、大人になるにしたがい疎遠になるのが普通だ。
少人数の仲の良い友だち同士ですらそうなのだから、クラス全員がつき合い続けるというのは奇跡みたいなもんだ。
自殺した晶は、連絡用のサイトを作り、みんなにマメに電話をしたり、会いにいったり、みんながバラバラにならないように、ずっと仲間でいられるように、がんばっていたことがわかってくる。
晶ががんばって「21」の仲間を守ろうとしていた様々な行為が痛々しい。
晶はどうしてそこまでそのクラスを大切にしていたのか?
そのへんが悲しいのだ。
そのへんの悲しいのが分かる人と分からない人で、この本の評価が分かれるんじゃないかな。
晶の悲しさは分かるけど、それでも生きていくのだ、と言ってるところが小路幸也の良いところ。
「何もかもうまく行くなんてありえないし、うまく行かないほうがあたりまえなんだと思っているけど、それでも。
生きていくことが、幸せへと向かう唯一の手段だと思っている。」
ラストの一文がいつもこの人の世界の核だ。
この本は、21人のうちの5人の同級生たちのモノローグとして語られる。
5人がそれぞれの中学校の思い出と、その後の自分と周りの仲間のことを話す。
21人の仲間とはいえ、主要人物は決まっているので、それぞれのモノローグも登場する人物が重なる。
それが語る人によって、微妙に描かれ方が違うのがいい。
どんなに仲の良いクラスでも、卒業してそれぞれ違う道に進み、大人になるにしたがい疎遠になるのが普通だ。
少人数の仲の良い友だち同士ですらそうなのだから、クラス全員がつき合い続けるというのは奇跡みたいなもんだ。
自殺した晶は、連絡用のサイトを作り、みんなにマメに電話をしたり、会いにいったり、みんながバラバラにならないように、ずっと仲間でいられるように、がんばっていたことがわかってくる。
晶ががんばって「21」の仲間を守ろうとしていた様々な行為が痛々しい。
晶はどうしてそこまでそのクラスを大切にしていたのか?
そのへんが悲しいのだ。
そのへんの悲しいのが分かる人と分からない人で、この本の評価が分かれるんじゃないかな。
晶の悲しさは分かるけど、それでも生きていくのだ、と言ってるところが小路幸也の良いところ。
「何もかもうまく行くなんてありえないし、うまく行かないほうがあたりまえなんだと思っているけど、それでも。
生きていくことが、幸せへと向かう唯一の手段だと思っている。」
ラストの一文がいつもこの人の世界の核だ。
2008年9月7日に日本でレビュー済み
静かに何度も涙がこぼれました。
仲間とは、絆とは、本当に大切な事とは、生きていくとは・・・
登場人物達と共に考えながら読みました。
21世紀に21歳になる21人の中学時代のクラスメート。
21歳をとうに越した25歳の夏、半沢晶が自殺、みんなが共に過ごしたあの教室で首を吊って。
何故彼は自殺してしまったのか。それぞれが自問自答していきます。
仲が良いだけでは無かったそれぞれの秘密が明かされ、
自分が晶を死に追い込んだのではないかと責め、止めることは出来なかったのかと悔やみます。
ラストに明かされるその真相には胸がつまりました。
そして、彼の死を心に刻み、進んでいく彼らのゆるぎない絆に、泣けてしまいました。
埋めようの無い孤独を持つからこそ人と繋がっていたい。
仲間って良いな、こんなふうに繋がっていかれたらいいなと思いました。
パピルス掲載作品(06年4月〜07年12月)を修正、書下ろしを加えた作品です。
仲間とは、絆とは、本当に大切な事とは、生きていくとは・・・
登場人物達と共に考えながら読みました。
21世紀に21歳になる21人の中学時代のクラスメート。
21歳をとうに越した25歳の夏、半沢晶が自殺、みんなが共に過ごしたあの教室で首を吊って。
何故彼は自殺してしまったのか。それぞれが自問自答していきます。
仲が良いだけでは無かったそれぞれの秘密が明かされ、
自分が晶を死に追い込んだのではないかと責め、止めることは出来なかったのかと悔やみます。
ラストに明かされるその真相には胸がつまりました。
そして、彼の死を心に刻み、進んでいく彼らのゆるぎない絆に、泣けてしまいました。
埋めようの無い孤独を持つからこそ人と繋がっていたい。
仲間って良いな、こんなふうに繋がっていかれたらいいなと思いました。
パピルス掲載作品(06年4月〜07年12月)を修正、書下ろしを加えた作品です。
2008年8月27日に日本でレビュー済み
すぐ傍にある現実。限りなくノンフィクションに近い作品だと思いました。不名誉な事ながら、自殺率ナンバーワンの県に暮らす私にとって、21分の1という数字は、嫌にリアルだった。
【揺りかごから墓場まで】という言葉があるが、【揺りかご】というぬるま湯から一歩出てしまったら淋しさに耐えられず、直結して【墓場】を選んでしまう人間もいるという事実。
読後に気付いたら口ずさんでました。Mr.Childrenの『Tomorrow never knows』
優しさだけじゃ生きられない 別れを選んだ人もいる 再び僕らは出会うだろう この長い旅路のどこかで
【揺りかごから墓場まで】という言葉があるが、【揺りかご】というぬるま湯から一歩出てしまったら淋しさに耐えられず、直結して【墓場】を選んでしまう人間もいるという事実。
読後に気付いたら口ずさんでました。Mr.Childrenの『Tomorrow never knows』
優しさだけじゃ生きられない 別れを選んだ人もいる 再び僕らは出会うだろう この長い旅路のどこかで