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マルチバース宇宙論入門 私たちはなぜ〈この宇宙〉にいるのか (星海社新書) 新書 – 2017/7/27
野村 泰紀
(著)
現在は人類の長い宇宙探求の歴史の中でも特に面白い時期だ!
我々が生きる「この宇宙」は、物理法則も次元の数も異なる無数の「宇宙たち」の一つにすぎない……。宇宙論の最前線である〈マルチバース宇宙論〉が描く驚くべき宇宙像は、20世紀末から本格的に行われた宇宙膨張に関する詳細な観測と、超弦理論やインフレーション理論といった最新の理論物理学の進展から、自然な帰結として導き出された。その先進性から、かつては研究者の間ですら「哲学」であると揶揄されるものであったこの描像は、近年になって急速に受け入れられつつある。このマルチバース宇宙論の核心部分へと読者を誘うこと、それが本書の目標である。
目 次
まえがき
第1章「宇宙」って何?
我々の宇宙とは?
膨張する宇宙
若い宇宙は見えている!
より初期の宇宙(ビッグ・バン宇宙)
謎の物質ダークマター
物質が反物質より多い宇宙へ
ビッグ・バン宇宙に残された謎
ビッグ・バン以前の宇宙(インフレーション宇宙)
我々の住む宇宙の全貌
第2章 よくできすぎた宇宙
素粒子の不思議な構造
基本的構造にしてはあまりにも恣意的だ
真空のエネルギーと宇宙の加速的膨張
大いなる謎
第3章 「マルチバース」―無数の異なる宇宙たち
ワインバーグの洞察
超弦理論と量子重力の問題
余剰次元が沢山の種類の宇宙を予言する!
永久インフレーションと無数に生成される宇宙
ユニバースからマルチバースへ
泡宇宙なのに無限に大きい?
マルチバースと新たな時空の描像
我々の宇宙の将来
第4章 これは科学? ―観測との関係
よくある誤解
「人間原理」について
マルチバースと科学の方法論
マルチバースと観測
現代物理学の挑戦
第5章 さらなる発展 ―時空の概念を超えて
永久インフレーションと無限大
量子力学の不思議な世界
エヴェレットの多世界
ブラックホールの量子力学
量子的マルチバース
観測的な探索
さらに先へ
あとがき
我々が生きる「この宇宙」は、物理法則も次元の数も異なる無数の「宇宙たち」の一つにすぎない……。宇宙論の最前線である〈マルチバース宇宙論〉が描く驚くべき宇宙像は、20世紀末から本格的に行われた宇宙膨張に関する詳細な観測と、超弦理論やインフレーション理論といった最新の理論物理学の進展から、自然な帰結として導き出された。その先進性から、かつては研究者の間ですら「哲学」であると揶揄されるものであったこの描像は、近年になって急速に受け入れられつつある。このマルチバース宇宙論の核心部分へと読者を誘うこと、それが本書の目標である。
目 次
まえがき
第1章「宇宙」って何?
我々の宇宙とは?
膨張する宇宙
若い宇宙は見えている!
より初期の宇宙(ビッグ・バン宇宙)
謎の物質ダークマター
物質が反物質より多い宇宙へ
ビッグ・バン宇宙に残された謎
ビッグ・バン以前の宇宙(インフレーション宇宙)
我々の住む宇宙の全貌
第2章 よくできすぎた宇宙
素粒子の不思議な構造
基本的構造にしてはあまりにも恣意的だ
真空のエネルギーと宇宙の加速的膨張
大いなる謎
第3章 「マルチバース」―無数の異なる宇宙たち
ワインバーグの洞察
超弦理論と量子重力の問題
余剰次元が沢山の種類の宇宙を予言する!
永久インフレーションと無数に生成される宇宙
ユニバースからマルチバースへ
泡宇宙なのに無限に大きい?
マルチバースと新たな時空の描像
我々の宇宙の将来
第4章 これは科学? ―観測との関係
よくある誤解
「人間原理」について
マルチバースと科学の方法論
マルチバースと観測
現代物理学の挑戦
第5章 さらなる発展 ―時空の概念を超えて
永久インフレーションと無限大
量子力学の不思議な世界
エヴェレットの多世界
ブラックホールの量子力学
量子的マルチバース
観測的な探索
さらに先へ
あとがき
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社星海社
- 発売日2017/7/27
- 寸法10.7 x 0.9 x 17.3 cm
- ISBN-104061386166
- ISBN-13978-4061386167
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商品の説明
著者について
野村 泰紀
理論物理学者
1974年神奈川県生まれ。カリフォルニア大学バークレー校教授、バークレー理論物理学センター所長。東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員、ローレンス・バークレー国立研究所上席研究員を併任。主要な研究領域は素粒子物理学、量子重力理論、宇宙論。現在は主に、我々が「時空」と呼んでいたものは、実は量子力学的な情報から生じる「二次的な」ものにすぎないという新たな描像が、量子重力理論および宇宙論において持つ意味の研究に取り組む。米国フェルミ国立加速器研究所研究員、カリフォルニア大学バークレー校助教授、同准教授を経て現職。その他、マサチューセッツ工科大学客員教授、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構特任教授等を歴任。
理論物理学者
1974年神奈川県生まれ。カリフォルニア大学バークレー校教授、バークレー理論物理学センター所長。東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構主任研究員、ローレンス・バークレー国立研究所上席研究員を併任。主要な研究領域は素粒子物理学、量子重力理論、宇宙論。現在は主に、我々が「時空」と呼んでいたものは、実は量子力学的な情報から生じる「二次的な」ものにすぎないという新たな描像が、量子重力理論および宇宙論において持つ意味の研究に取り組む。米国フェルミ国立加速器研究所研究員、カリフォルニア大学バークレー校助教授、同准教授を経て現職。その他、マサチューセッツ工科大学客員教授、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構特任教授等を歴任。
登録情報
- 出版社 : 星海社 (2017/7/27)
- 発売日 : 2017/7/27
- 言語 : 日本語
- 新書 : 192ページ
- ISBN-10 : 4061386166
- ISBN-13 : 978-4061386167
- 寸法 : 10.7 x 0.9 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 384,217位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 29,453位新書
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マルチバースに至る流れは理解する事が出来た。人間原理は面白かった。平坦か馬の鞍かの可能性があるのに、ありそうな球体が無いのがまた興味深い。最終的には多世界解釈と同じであるとされる。ようやく極大の世界と極少の世界が超弦理論により統合されるのでしょうか。
2024年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者は物理学者なのだから当然なのは当たり前だが、論理的な言い回しの巧みさには惚れ惚れする。こんなにも小気味良い明解な解説に出会ったのは初めてだ。
2021年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最新の宇宙論の動向がよくつかめた。
2023年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
完全に理解するのには、時間がかかるけど、どうしてこんなに引き込まれるのだろう?作者の野村さんの動画も見たが、同じように引き込まれた。
今後の物理学者たちの活躍を頼もしく、更なる活躍を応援したい!
今後の物理学者たちの活躍を頼もしく、更なる活躍を応援したい!
2021年9月28日に日本でレビュー済み
you tube動画:
物理学者野村さんに聞くマルチバース宇宙論①インフレーションと真空エネルギー
を見て知りました。
詳細内容は他の方のレヴューを読もう。
物理学者野村さんに聞くマルチバース宇宙論①インフレーションと真空エネルギー
を見て知りました。
詳細内容は他の方のレヴューを読もう。
2022年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
信じられない結果が、論理的に無理なく得られることを難しい言葉や数式なしで記述されています。
このような本を日本語で読めること、そのような本を書こうとしてくれた著者に感謝しかありません。
このような本を日本語で読めること、そのような本を書こうとしてくれた著者に感謝しかありません。
2022年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かれこれ50年近く前にブルーバックスで相対論や量子論、宇宙論を読み始め、都筑卓司先生、佐藤文隆先生、松田卓也先生など多くの書籍を通じて勉強させてもらっていましたが、最近の超弦理論、マルチバースについて中々頭の中で整理できず、フワフワ感が否めませんでした。今回本書を一気読みし、そのモヤモヤが晴れたように感じます。バラバラだった項目が整理されてつながったように感じます
他の方も書かれていますが、少々の前提知識(量子論や真空など)は必要かもしれませんが、私のような全くの文系素人老人にも「わかったような気がして嬉しくなれる宇宙論」です。この知識が何かの役に立つわけではありませんが、知識の整理ができる嬉しさは何ものにも代え難いですね。お薦めです。
他の方も書かれていますが、少々の前提知識(量子論や真空など)は必要かもしれませんが、私のような全くの文系素人老人にも「わかったような気がして嬉しくなれる宇宙論」です。この知識が何かの役に立つわけではありませんが、知識の整理ができる嬉しさは何ものにも代え難いですね。お薦めです。
2021年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気に読むことが出来た。読者のことを良く考えて書かれており、この分野の全体像に触れた気分になれた(勿論難しくて理解できない箇所もあったが)。さらに著者があとがきで「(先端科学の一般への紹介が)音楽のコンサートやアートの個展に行くような感じで文化活動の一つとして定着したら素晴らしい」と書かれていることに共感した。ぜひ著者がそのような活動にさらに貢献されることを願っています。